「いのち」と「平和」の演劇を創る―学習発表会・文化祭を大成功に導く10の鉄則・67のコツ/脚本集 [単行本]

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    • 「いのち」と「平和」の演劇を創る―学習発表会・文化祭を大成功に導く10の鉄則・67のコツ/脚本集 [単行本]

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「いのち」と「平和」の演劇を創る―学習発表会・文化祭を大成功に導く10の鉄則・67のコツ/脚本集 [単行本]

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出版社:七つ森書館
販売開始日: 2018/04/16
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「いのち」と「平和」の演劇を創る―学習発表会・文化祭を大成功に導く10の鉄則・67のコツ/脚本集 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    今年こそ発表会・文化祭を大成功させる!!演劇を成功させる10の鉄則と67のコツを徹底解説。「いのち」と「平和」について考える脚本8作品所収!
  • 目次

    はじめに

    第1部 心がふるえる演劇を創ろう(演劇教育を行う意義)
     子どもたちとともに演劇を創るってすばらしい
      ① 作品がもつテーマについて考えを深める
      ② 表現力を総合的に学ぶ
      ③ 自分の殻を破る
      ④ 集団としての成功体験をつむ
     特別支援を必要とする児童とともに
     肢体不自由の児童を中心に据える
     不登校などの児童・生徒も「何か」で参加する
     事前の準備と練習日程モデル
     事前の準備
     練習開始後

    第2部 演劇を成功させる10の鉄則と67のコツ
     鉄則1(テーマについて)「いのち」「平和」「人権」などのテーマをもった劇をする
       ──ドタバタ劇からは感動は生まれない
      ① 学習発表会・文化祭では、劇をすることを4月から公言しておく
        ──最高の思い出になる、□□学校史上最高の劇をしよう!
      ② ぶれない姿勢で「いのち」、「平和」、「人権」などのテーマを提案する
        ──おちゃらけた劇はしないよ。心にしみる劇をしよう!
      ③ 希望のわく展開の脚本を用意する
        ──やっぱり、人間ってすばらしいね!
      ④ いのち・平和・人権の教育の延長に発表会・文化祭を位置づける
        ──まずはやってみることが大切

     鉄則2(脚本について)学級に最適な脚本ができあがるまで、修正の手間を惜しまない
       ──ひとつひとつの台詞を何度も吟味する
      ① 上演時間、人数、男女比、方言等をふまえて脚本を修正する
        ──学級の全員が活躍できるように台詞を振り分けよう
      ② 台本は編集しやすい横書きで書く
        ──本書を上手に使ってください
      ③ 子どもに言わせてみて手直しする手間を惜しまない
        ──こんな台詞を加えたいと思ったら提案して!
      ④ 紙ファイルを用意して台本を大切にさせる
        ──劇が終わるまで台本を大切にしてしっかり読もう!

     鉄則3(脚本の読み合わせについて)全ての台詞を全員が覚えるまでしっかり読ませる
       ──心情を読み取る力と表現力をきたえる
      ① 最初の1週間は役を決めずに繰り返し読む
        ──読んで読んで読みまくろう!
      ② 物語の基本的な流れを確認する
        ──その後、主人公はどうなったの?
      ③ 場面ごとに何を感じるかを尋ねる
        ──今の場面、どう思った?
      ④ 登場人物全員の気持ちを台詞ごとに確認する
        ──この台詞を言った登場人物や周りの人はどんな気持ち?
      ⑤ 自分なりの台詞の言い回しをやらせてみる
        ──まずは、自分が思ったとおりに言ってみよう!
      ※尋ねられたら、すぐに何かを答える習慣を身につけさせておこう
        
     鉄則4(配役について)全ての子どもにチャンスを与える
       ──「全員が主役」という気持ちを共有する
      ①「主役」「脇役」の概念を捨てさせる
        ──全員が主役です!
      ② すぐに配役を決定しない。練習しながら「はまり役」を見つけていく
        ──□□君はこの役にぴったりだなあ!
      ③ 自分がどの役に合っているか、どの役が誰に合っているかを考えさせる
        ──みんなで劇を成功させるために、みんなで配役を考えよう!
      ④ やる気を重視するが、やる気だけでは決めない
        ──やりたい役があったらしっかり練習しておいで!
      ⑤ 最後は教師の責任と決断で配役を決定する
        ──□□さんはこの点がすごくいいね。この役は□□さんでいこう!
      ⑥ 誰でもすべての役に交代できるように練習する
        ──いつでもどの役でも交代できるように練習しよう!

     鉄則5(発声について)大きな声を出させることに最大の力を注ぐ
       ──指導の半分は、大きな声を出させること
      ① 毎日発声練習から始める
        ──先生よりも大きい声を出してみよう!
      ② 専門的な発声法にとらわれず、とにかく最大の声を出す
        ──生まれてから今までで最大の声を出してみよう!
      ③ 言い慣れているあいさつなどを大声で言う練習から始める
        ──最大の声であいさつしてみよう!
      ④ 口を大きく開けてのどを開く
        ──うなぎを丸のみしたようにのどを開いて!
      ⑤ 息をしっかり吸って、しっかりはき出しながら声を出す
        ──深呼吸しながら、大きな声を出してみよう!
      ⑥ 体を共鳴させる
        ──太鼓のように胸やお腹を膨らませたまま大きな声を出してみよう!
      ⑦ 体育館の響きを意識させる
        ──体育館も太鼓と一緒なんだ。しっかり響かせよう!
      ⑧ 観客を意識しながら大きな声を出す
        ──体育館の一番後ろにいるおばあちゃんに声を届けてあげようよ!
      ⑨ 客席の方を向いて台詞を言う
        ──のどの奥をお客さんに見せながら声を出そう!

     鉄則6(感情移入と演技について)指導者の理想とする演技を要求し続ける
       ──子どもの力をあなどらない
      ① 妥協しない姿勢を見せ続ける
        ──やればできる。できるまでやる!
      ② 台詞を言うのではなく感情に台詞をくっつける
        ──その台詞を言葉なしの声・表情・体で表現してみよう!
      ③ 笑い声、怒り声、泣き声、うめき声に台詞を乗せる
        ──本当に笑いなさい! 泣きなさい! その声に台詞を乗せなさい!
      ④ 最も適した台詞の速さを意識させる
        ──最も適したスピードを考えてから言ってみよう!
      ⑤ 失敗しやすい台詞は、失敗しない速さまで遅くして言う
        ──「かむ」のは速すぎる証拠!
      ⑥ 低学年でも語尾が強くなるなど不自然な言い方をさせない
        ──「ぼくはあ」なんて普通は言いません!
      ⑦ 台詞のどこに強調点があるかを常に意識させる
        ──ただ抑揚をつければいいわけではない!
      ⑧ BGMに台詞を乗せるように言わせる
        ──メロディーに台詞を気持ちよく乗せていこう!
      ⑨ 教師が迫真の演技を見せる
        ──先生がやってみるよ。これ以上の演技をしてよ!

     鉄則7 (舞台上のルールについて)舞台上の全員がその場面の主役と心得る
       ──台詞のない時に何をしているかが劇のクオリティを左右する
      ① 台詞のない時の動きや表情を自分の台本に書きこみさせる
        ──台詞のない時は待ってる時間ではありません!
      ② ステージの前3分の1で演技する
        ──しっかり前に出て演技しよう!
      ③ 登場人物が前から見て重ならない
        ──かぶらない! 「かくれない、かくさない!」をみんなで気をつけよう!
      ④ 均等に立たない
        ──豆を転がしたように、自然な散らばり方をしよう!
      ⑤ 舞台上では前または斜め前を向いているのが基本
        ──台詞の前後は相手に視線を合わせ、話している間はゆっくり前を向こう!
      ⑥ 足音を立てない
        ──無用な音は劇の邪魔です!

     鉄則8(舞台袖のルールについて)舞台袖ですべきことをきちんと指導しておく
       ──舞台袖の空気が演劇の成否を決める
      ① 居場所を決めておく
        ──自分の場所から友だちを心の中で応援しよう!
      ② 完全な静寂をつくる
        ──全く音を出さない時間を1分間つくってみよう!
      ③ 自分の荷物は各自のかご等に入れ、置き場所も決めておく
        ──衣装や小道具は自分で責任を持って管理しよう!
      ④ 袖の幕を揺らさない
        ──幕にあたらないように出たり入ったりしよう!
      ⑤ 登場人物は暗転2秒後に歩いて移動開始
        ──物語には余韻が大切です!
      ⑥ 大道具を静かに素速くセットできるように練習をくり返す
        ──大道具を置く様子も演技のうちです!
      ⑦ 小型のホワイトボード・懐中電灯を用意しておく
        ──いざというときだけ使うこと!
      ⑧ 舞台袖(左・右)のリーダーを決めておく
        ──何かあった時にはリーダーを中心にのりきれ!

     鉄則9(大道具・小道具・衣装・BGM・照明・背景について)時間をかけずに演出効果を高める
       ──効果的な演出は子どものやる気につながる
      ① 大道具・小道具はできるだけ本物・ある物を利用する
        ──楽しみながら用意しましょう
      ② 衣装は保護者にあらかじめ協力を依頼しておく
        ──雰囲気が出ていたらOK。凝らなくて大丈夫です
      ③ プロジェクターを利用して場面転換する
        ──背景画を手描きする時間を別なことに使いましょう
      ④ BGMになりそうな曲をできるだけたくさん録音しておく
        ──「この曲はいい」と思ったらすぐチェック
      ⑤ BGM・効果音・照明は綿密に練習しておく
        ──失敗しやすいものです

     鉄則10(本番前後の指導について)本番へ向けて徹底的に気分を高める
       ──緊張こそ力を発揮させるバネ
      ① 予行演習までにすべての準備を完了させる
        ──予行演習は1回目の本番です
      ② 自分の演技をビデオでチェックさせる
        ──本当の本番までにまだまだよくなるぞ!
      ③ 前日練習は個人も全体もほめて終わる
        ──よくここまでやりきった。絶対に最高の演技をしよう!
      ④ 誓いの言葉を作文に書いて学級通信に載せる
        ──ここまでがんばったのだから家族みんなに来てもらおう!
      ⑤ 衣装・小道具など忘れ物がないかチェックさせる
        ──自分が使う衣装と小道具をもう一度確認しよう!
      ⑥ 他学年の発表を静かに見ながら集中させる
        ──大きな声で、思いっきり演技する……そのことに意識を集中させよう!
      ⑦ 直前のかけ声で最後の発声練習をして気合いを入れる
        ──最後に思いっきり声を出して、気合いを入れよう!
      ⑧ 緊張感を前向きにとらえさせる
        ──緊張しているのは頭と体ががんばろうとしている証拠だ!
      ⑨ 演劇にミスはつきものであることをあらかじめ理解させておく
        ──ミスはみんなでカバーして、気づかせないようにしよう!
      ⑩ 絶対成功するという暗示にかける
        ──みんないい顔だ。最後まで気を抜かなかったら絶対成功する!
      ⑪ 終了後、しっかりほめてから、有頂天にならないように指導する
        ──これからもずっと考えていこう、ずっと成長していこう!

    第3部 「いのち」と「平和」について考える脚本8作品
     脚本集のためのまえがき
     脚本利用上の留意点
     『おじいさんの時計──ありがとう共和国とこのやろう王国の物語』(小学校低学年向け)
     『バロルのなみだ』(小学校低・中学年以上向け)
     『シムクガマの奇跡』(小学校中・高学年、中学生以上向け)
     『釜石の奇跡』(小学校中・高学年、中学生以上向け)
     『輝けいのち──ヒロシマの地下室から』(小学校高学年・中学生以上向け)
     『流転』(小学校高学年・中学生以上向け)
     『母の祈り──ある満蒙開拓団家族の物語』(小学校高学年・中学生以上向け)
     『あかね雲の空の下より──疎開児童たちの綴った手紙』(小学校高学年向け)

    あとがき
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吾郷 修司(アゴウ シュウジ)
    1967年1月生まれ。岡山大学教育学部を卒業後、岡山県北で中学校・小学校に勤務。真庭市立湯原小学校教諭
  • 出版社からのコメント

    演劇教育の意義から、題材選び、本番に至るまで、演劇を成功させる鉄則を解説。学級の実情に合わせた脚本作りのポイントも紹介する。
  • 内容紹介

     学習発表会や文化祭での演劇が、子どもの成長を促す──演劇教育の意義から、題材選び、本番中の細部に至るまで、演劇を成功させる「10の鉄則」と「67のコツ」を解説。また「いのち」と「平和」について考える脚本8作品を収録。学級の実情に合わせた脚本作りのポイントも紹介する。
  • 著者について

    吾郷 修司 (アゴウ シュウジ)
    1967年1月生まれ。岡山大学教育学部を卒業後、岡山県北で中学校・小学校に勤務。
    現在、真庭市立湯原小学校教諭。

「いのち」と「平和」の演劇を創る―学習発表会・文化祭を大成功に導く10の鉄則・67のコツ/脚本集 の商品スペック

商品仕様
出版社名:七つ森書館
著者名:吾郷 修司(著)
発行年月日:2018/04/28
ISBN-10:4822818969
ISBN-13:9784822818968
判型:B5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:186ページ
縦:26cm
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