公共図書館の冒険―未来につながるヒストリー [単行本]
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公共図書館の冒険―未来につながるヒストリー [単行本]

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出版社:みすず書房
販売開始日: 2018/04/17
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公共図書館の冒険―未来につながるヒストリー [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    公共図書館は何をしてきたか、何ができるのか。装備、図書館員、貸出カウンター、出版業界など、多様なテーマから歴史を見直し、「もうひとつの」可能性を考える。
  • 目次

    まえがき――公共図書館の「もうひとつの」可能性 (柳与志夫)

    第1章 歴史から見直す (田村俊作)
    1 新しい図書館・話題の図書館
    2 無料貸本屋と武雄市図書館
    3 図書館のはじまり
    4 『格子なき図書館』
    5 市民の読書施設へ
    6 多様な担い手・多様な資源・多様な空間・多様な活動

    第2章 図書館ではどんな本が読めて、そして読めなかったのか (小林昌樹)
    1 近代「読書装置」の輸入――新聞縦覧所と書籍館の挫折
    2 読書公衆の出現と図書館の増加(明治末―大正)
    3 先進館の発展と多様性(昭和前期)
    4 新聞・雑誌の扱い――そこで読めなかった本 雑誌のバックナンバー
    5 ラインナップの標準化から画一化へ
    6 戦後の画一化と、それにはまらないものたち
    7 まとめ

    第3章 本が書架に並ぶまで (鈴木宏宗)
    1 本はそのままでは棚に並ばない
    2 戦前の様子――大正末から昭和初期
    3 戦後――物資が乏しい時代
    4 図書館サービスの拡大――貸出と業務の外注
    5 コンピュータ登場後――出版流通と情報と機械化

    第4章 図書館界と出版業界のあいだ (柴野京子)
    1 図書館と出版業界はいつもvs ?
    2 1970年代の流通問題とジレンマ
    3 本の流通、本の存在――1950年代のポテンシャル
    4 越境する視点――1990年代の地域とコンピュータ、そしてデジタルシフト

    第5章 図書館で働く人々――イメージ・現実・未来 (河合将彦)
    1 「図書館員のイメージ」の歴史
    2 「図書館員」の歴史
    3 「図書館で働くべき人」の歴史

    第6章 貸出カウンターの内と外――オルタナティブな時空間 (安井一徳)
    1 公共図書館に対するイメージと実態
    2 戦前の図書館はどう使われていたか
    3 閉架・館内閲覧から開架・館外貸出へ
    4 「貸出」図書館の展開
    5 「貸出しカウンターモデル」を揺るがすもの
    6 問題はどこにあったのか
    7 オルタナティブな時空間を考えるために

    終章 何をしたかったのか、何ができるのか (小田光宏)

    索引
    編者・執筆者紹介
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    柳 与志夫(ヤナギ ヨシオ)
    1954年生まれ。東京大学情報学環特任教授

    田村 俊作(タムラ シュンサク)
    1949年生まれ。慶應義塾大学名誉教授(図書館情報学)
  • 出版社からのコメント

    公共図書館は何をしてきたのか、何ができるのか。歴史的考察を中心に様々なテーマから追う、今後の図書館のための具体的なヒント。
  • 内容紹介

    今とは違う、別の公共図書館がありえたのではないか、それが本書を生み出す母体となった研究会メンバーの共通の思いだった。近代公共図書館が欧米で成立してからまだ200年もたっていない。我が国においてある程度普及してきたのは100年程度の話だ。一般の人々や図書館関係者の間で公共図書館像の揺らぎがあっても何の不思議もない。近年の指定管理者問題や無料貸本屋論争を見ていると、そもそも公共図書館という制度は日本に根づいているのだろうか、という疑問もわいてくる。その一方で、書店や出版をテーマとする本と並んで、図書館に関する本が次々と出版されている。そこにはさまざまな背景を持つ人々の図書館に対する期待や不満、理想が込められているのだろう。残念ながらそれに対して、図書館界から、これからの新しい公共図書館像が提示されているようには思えないのである。そして、私たちが、その解決のヒントを得ようとしたのが、我が国の公共図書館史をもう一度見直してみることだった。そこに別の可能性、別の見方があったのではないだろうか。
    (「まえがき」より)

    〈歴史から見直す〉〈図書館ではどんな本が読めて、そして読めなかったのか〉〈本が書架に並ぶまで〉〈図書館界と出版業界のあいだ〉〈図書館で働く人々――イメージ・現実・未来〉〈貸出カウンターの内と外――オルタナティブな時空間〉〈何をしたかったのか、何ができるのか〉の全7章。
  • 著者について

    柳与志夫 (ヤナギヨシオ)
    1954年大阪府生まれ。1979年慶應義塾大学文学部卒業。同年、国立国会図書館入館。2004年9月から2008年3月まで東京都千代田区へ出向、教育委員会事務局図書文化財課長兼千代田図書館長等を経て、現在、東京大学大学院情報学環特任教授(常勤)。専攻は図書館経営論、文化資源政策論。主な著書に『図書館経営論』(学文社、2007年)『知識の経営と図書館』(勁草書房、2009)『千代田図書館とは何か』(ポット出版、2010)『文化情報資源と図書館経営』(勁草書房、2015)『公共図書館の冒険』(共編、みすず書房、2018)など。

    田村俊作 (タムラシュンサク)
    1949年生まれ。慶應義塾大学名誉教授(図書館情報学)。著書『公共図書館の冒険』(共著、みすず書房、2018年)共編著『公共図書館の論点整理』(勁草書房、2008年)『公共図書館の冒険』(みすず書房、2018年)ほか。

    小林昌樹 (コバヤシマサキ)
    1967年生まれ。国立国会図書館。著書『雑誌新聞発行部数事典――昭和戦前期 附.発禁本部数総覧』(金沢文圃閣、2011年)ほか。

    鈴木宏宗 (スズキヒロムネ)
    1970年生まれ。国立国会図書館。「帝国図書館長松本喜一について」(日本図書館文化史研究会編『図書館人物伝――図書館を育てた20人の功績と生涯』日外アソシエーツ、2007年、所収)ほか。

    柴野京子 (シバノキョウコ)
    上智大学文学部新聞学科准教授。著書『書棚と平台――出版流通というメディア』(弘文堂、2009年)ほか。

    河合将彦 (カワイマサヒコ)
    1978年生まれ。国立国会図書館。「「男性図書館員」の肖像」(国立国会図書館カレントアウェアネス No. 298)ほか。

    安井一徳 (ヤスイカズノリ)
    1982年生まれ。国立国会図書館。「コレクションとは」(日本図書館情報学会研究委員会編『情報の評価とコレクション形成』勉誠出版、2015年、所収)ほか。

    小田光宏 (オダミツヒロ)
    1957年生まれ。青山学院大学教育人間科学部教授。「社会教育施設の管理運営に関する諸問題」(鈴木眞理ほか編著『社会教育の施設論』学文社、2015年、所収)ほか。

公共図書館の冒険―未来につながるヒストリー [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:みすず書房
著者名:柳 与志夫(編)/田村 俊作(編)
発行年月日:2018/04/16
ISBN-10:4622086824
ISBN-13:9784622086826
判型:B6
発売社名:みすず書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:総記
言語:日本語
ページ数:310ページ ※303,7P
縦:20cm
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