寛容とは何か―思想史的考察 [単行本]
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寛容とは何か―思想史的考察 [単行本]

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出版社:工作舎
販売開始日: 2018/04/11
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寛容とは何か―思想史的考察 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一七世紀、カトリックとプロテスタントの宗教対立が続くイギリスで「政教分離」を唱えたジョン・ロックから、ピエール・ベールの「他者」の視点、ライプニッツの「新旧両教会合同」計画、ヴォルテールと「カラス事件」、レッシングの『賢人ナータン』、マルクスによる「国家と宗教」、そして日本における内村鑑三不敬事件、中野重治の「転向」まで、著者は寛容思想の系譜を丹念に辿りながら、現代の我々に問いを投げかける。様々な対立が生み出す不寛容が世界を引き裂こうとしている現代、寛容(tol´erance)は、果たして共生の原理たりうるのだろうか。著者がライフワークとして取り組んだ、寛容思想研究の集大成の書。
  • 目次

    第一部 近代西欧における寛容思想の展開
    第一章 政教分離の思想的基礎づけ
       ―ジョン・ロックの『寛容についての書簡』を中心に
    第二章 相互的寛容への隘路 ―ピエール・ベール論覚書
    第三章 17世紀西欧における教会合同の試み
       ―ライプニッツとボシュエとの往復書簡に関する一考察
    第四章 《狂信》と《理性》―ヴォルテール『寛容論』再考
    第五章 党派性の克服はいかにして可能か
       ―レッシング『賢人ナータン』を中心に
    第二部 宗教・国家・市民社会の近代的構造連関と帝国憲法下の不寛容との闘い
    第六章 国家と宗教
       ―カール・マルクス「ユダヤ人問題によせて」に関する試論
    第七章 明治期の政治・宗教・教育
       ―「内村鑑三不敬事件」と「教育と宗教の衝突」論争
    第八章 1930年代における「転向」の一様相
       ―文学者中野重治の軌跡
    補 章 寛容は共存の原理たりうるか ―ザルカの思考に寄せて
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    福島 清紀(フクシマ キヨノリ)
    1949年1月3日、島根県簸川郡(現在の山雲市)大社町に生まれる。1972年、東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業、1980年、法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程、科目履修退学。その後、法政大学非常勤講師、東京外国語大学非常勤講師などを経て、1990年、富山国際大学人文学部助教授。1994年、同教授。2004年、同大学国際教養学部教授。2014年、同大学定年退職。2016年11月18日、逝去。享年六十七歳
  • 出版社からのコメント

    対立によって引き裂かれた世界のなかで、寛容は共存の原理たりうるか? ヴォルテール、ライプニッツ等の寛容思想の系譜を辿る。
  • 内容紹介

    17世紀、カトリックとプロテスタントの宗教対立が続くイギリスで
    「政教分離」を唱えたジョン・ロックから、ピエール・ベールの「他者」の視点、
    ライプニッツの「新旧両教会合同」計画、ヴォルテールと「カラス事件」、
    レッシングの『賢人ナータン』、マルクスによる「国家と宗教」、
    そして日本における内村鑑三不敬事件、中野重治の「転向」まで、
    著者は寛容思想の系譜を丹念に辿りながら、現代の我々に問いを投げかける。
    様々な対立が生み出す不寛容が世界を引き裂こうとしている現代、
    寛容(tolerance)は、果たして共存の原理たりうるのだろうか。
    著者がライフワークとして取り組んだ、寛容思想研究の集大成の書。
  • 著者について

    福島清紀 (フクシマキヨノリ)
    1949年1月3日、島根県簸川郡(現在の出雲市)大社町に生まれる。1972年、東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業、1980年、法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士課程、科目履修退学。その後、法政大学非常勤講師、東京外国語大学非常勤講師などを経て、1990年、富山国際大学人文学部助教授。1994年、同教授。2004年、同大学国際教養学部教授。2014年、同大学定年退職。2016年11月18日、逝去。享年67歳。
    共著書:『災害に向きあう』・『正義とは』(岩波書店)、訳書:『人間知性新論』(共訳『ライプニッツ著作集』4・5巻、工作舎)、「ボシュエとの往復書簡」(『ライプニッツ著作集第II期』2巻所収、工作舎)ヴォルテール『寛容論』(解説、光文社古典新訳文庫)など。

寛容とは何か―思想史的考察 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:工作舎
著者名:福島 清紀(著)
発行年月日:2018/03/30
ISBN-10:4875024924
ISBN-13:9784875024927
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:389ページ
縦:22cm
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