インゲボルク・バッハマンの文学 [単行本]
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インゲボルク・バッハマンの文学 [単行本]

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出版社:鳥影社
販売開始日: 2018/05/03
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インゲボルク・バッハマンの文学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    1950年代、鮮烈な抒情詩により戦後ドイツ文学の「希望」とまで呼ばれたインゲボルク・バッハマン。60年代以降の作品の評価は、常にスキャンダルと共にあった。そして73年、謎の多い死をむかえる。作家と作品の全体像に迫る画期的評論。
  • 目次

      序 
    第一章 五〇年代のバッハマン
    第一節 バッハマンの文学的履歴
    第二節 抒情詩人としての成功
    二─一 一九五二年、ニーンドルフ
    二─二 シュピーゲル誌のバッハマン記事 
    二─三 バッハマン作品をめぐる評論
      ⒜ ジークフリート・ウンゼルトの評 
      ⒝ ヘルムート・ハイセンビュッテルの評 
      ⒞ ハンス・エゴン・ホルトゥーゼンの評 
      ⒟ ペーター・リュームコルフの評 
    第三節 成功の裏側
    三─一 再び一九五二年、ニーンドルフ 
    三─二 五〇年代の四七年グループにおけるバッハマン 
    三─三 ジェンダー・バイアスという観点  
    三─四 受容の曲折 1 
    第四節 第一詩集『猶予期間』に見られる間テクスト性の問題
    四─一 バッハマンの抒情詩 
    四─二 第一詩集から「猶予期間」─乱反射するイメージ 
    四─三 第一詩集から「暗いことを言う」─神話モチーフの改変 
    四─四 ツェランの詩二篇
      ⒜ 「コロナ」
      ⒝ 「エジプトで」 
    四─五 再び「暗いことを言う」、「正午前」そして「猶予期間」
    四─六 心象のツェラン─第二詩集から「解き明かしておくれ、愛よ」 
    第二章 散文作品の展開
    第一節 バッハマンの文学観─『フランクフルト講義集』を手掛かりに
    一─一 詩人による文学講義 
    一─二 詩人の沈黙
    一─三 唯美主義とモラル
    一─四 政治性とイデオロギー 
    一─五 伝統の問題 
    一─六 文学の素材としての経験 
    第二節 短篇集『三十歳』概観
    二─一 抒情詩人の散文 
    二─二 マルセル・ライヒ=ラニツキの批評
    二─三 「ドイツマスコミのアイドル」の挑発  
    第三節 「ゴモラへの一歩」
    三─一 誘惑者マーラとシャルロッテの「王国」ヴィジョン 
    三─二 シャルロッテの女性観と自意識の構造
    三─三 「ゴモラへの一歩」と「すべて」
    第四節 「ウンディーネ去る」
    四─一 「芸術! ああ、芸術なんて」 
    四─二 芸術、あるいは芸術の素材の「寓意」としてのウンディーネ 
    四─三 再び、バッハマンの文学観 
    四─四 ウンディーネ・モチーフの二層構造 
    四─五 去ってゆくウンディーネ
    四─六 芸術をめぐる対話?  
    第三章 ある文学スキャンダルの顛末
    第一節 文学スキャンダルとは何か
    第二節 フリッシュとバッハマン
    二─一 文学スキャンダル前夜─出会いから別離まで 
    二─二 『私の名前をガンテンバインとしよう』はどういう小説か  
    二─三 ハンス・マイアーとマルセル・ライヒ=ラニツキの書評   
      ⒜ ハンス・マイアーの書評  
      ⒝ マルセル・ライヒ=ラニツキの書評  
    二─四 特異な文学スキャンダル 
    二─五 バッハマンの死、フリッシュの『モントーク岬』刊行 
    第三節 抒情詩「ボヘミアは海辺にある」─『ガンテンバイン』に対する最初の文学的応答
    三─一 作品成立の背景─フリッシュとツェランとバッハマン 
    三─二 作品成立の背景─ベルリンとプラハ 
      ⒜ 反ファシズムとフェミニズムの接続   
      ⒝ ユートピア的時空への「敷居」としてのプラハ  
    三─三 作品成立の背景─シェイクスピアの『冬物語』  
    三─四 言葉の複雑な編み細工─読解の試み 
      ⒜ 破滅と再生 
      ⒝ 「陸」と「海」の意味するもの 
      ⒞ 悲劇から喜劇へ 
    第四節 もうひとつの間テクスト性
    四─一 『マリーナ』の筋立て 
    四─二 『マリーナ』内在解釈の試み 
      ⒜ イヴァン 
      ⒝ マリーナ 
      ⒞ 「父」  
    四─三 合わせ鏡の『マリーナ』   
      ⒜ ジェンダー観のずれ  
      ⒝ 「私的な事柄」の扱いをめぐる葛藤 
      ⒞ 偽装される狂気  
    四─四 受容の曲折 2  
      結 語  
      参考文献  
  • 内容紹介

    <作家と作品の全体像に迫る画期的評論>
    1950年代、鮮烈な抒情詩により戦後ドイツ文学の「希望」とまで呼ばれたインゲボルク・バッハマン。60年代以降の作品の評価は、常にスキャンダルと共にあった。そして73年、謎の多い死をむかえる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    高井 絹子(タカイ キヌコ)
    1963年宮崎県生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程(ドイツ語ドイツ文学専攻)単位取得退学。2012年9月、大阪市立大学大学院で博士(文学)の学位を取得。大阪市立大学准教授。専攻はドイツ文学

インゲボルク・バッハマンの文学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:鳥影社
著者名:髙井 絹子(著)
発行年月日:2018/04/18
ISBN-10:4862656722
ISBN-13:9784862656728
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:317ページ
縦:22cm
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