三つの空白―太宰治の誕生 [単行本]
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三つの空白―太宰治の誕生 [単行本]

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出版社:白水社
販売開始日: 2018/05/18
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三つの空白―太宰治の誕生 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    桜桃忌70年。空白期を経るたびに脱皮していく作家の姿を、読売新聞名物記者が、新たな視点で捉え直す。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序章
    第1章 空白以前(津軽・金木町
    叔母キヱと子守のタケ ほか)
    第2章 第一の空白(旧制弘前高等学校時代
    「細胞文藝」の創刊と挫折 ほか)
    第3章 第二の空白(帝大入学・四方八方破れかぶれ
    実家からの分家除籍 ほか)
    第4章 第三の空白(入院
    初代の不義 ほか)
    終章
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鵜飼 哲夫(ウカイ テツオ)
    1959年名古屋市生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。1983年読売新聞社に入社。1991年から文化部記者として文芸、読書面を担当。現在読売新聞東京本社編集委員
  • 出版社からのコメント

    死や別離に彩られ、激しい苦悩と挫折を重ね、空白期を経るたびに異なる世界に脱皮していく作家の姿を、新たな視点で捉え直す。
  • 内容紹介

    ぐっと太宰が近づいてくる

     2018年6月13日は太宰治没後70年にあたり、2019年6月19日は生誕110年を迎え、東京・井の頭公園には新たな文学館が開設されるという。
     現在もなお多くの人々に読み継がれる太宰治だが、自分の人生を啄むようにして小説を書いてきたこの作家には、作品を執筆しない三回の空白期間があり、その空白はいずれも「死」や「別離」に彩られていた。本書は数ある先行書籍があまり指摘してこなかったこの「空白期」にスポットを当て、そこから新たな作家像を探ろうという意欲的な試みに満ちた1冊である。
     最初の空白は、昭和2年春、旧制弘前高等学校に進学してからの1年ほどで、翌年5月に「無間奈落」を発表するまで一つも創作を発表していない。
     二度目の空白は、昭和5年4月に東京帝国大学仏文科進学後、「学生群」を7月から11月まで連載した後、昭和8年2月に短編「列車」を発表するまでの2年以上の長い期間である。
     第三の空白は昭和10年鎮痛剤中毒に陥って苦闘生活が続き、井伏鱒二の紹介で石原美知子と結婚するまでの時期。この三つ目の空白を経て、結婚を機に生活を建て直し、「富嶽百景」に始まる明るい佳品が生まれる。
     読売新聞名物記者の筆さばきが、ぐっと太宰を読者に近づけていく。

三つの空白―太宰治の誕生 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:鵜飼 哲夫(著)
発行年月日:2018/05/30
ISBN-10:4560096287
ISBN-13:9784560096284
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:388ページ
縦:20cm
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