カカノムモノ〈2〉思い出を奪った男(新潮文庫nex) [文庫]

カカノムモノ〈2〉思い出を奪った男(新潮文庫nex) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  濁り人の死という予期せぬ事態に立ち会った浪崎碧は、心のバランスを崩していた。穢れを呑むのに必要な銅鏡もひび割れたまま、荒んだ生活を送る彼の前に現れたのは、一番信頼を置く従兄・涼。だが彼の振舞いにどこか違和感を抱いた桐島は、鏡を直すべく、碧を連れて鏡師の日名暁溪を訪ねることに。暁溪は碧に理由を告げぬまま、自分の穢れを呑めと要求し―。絶望と救済の第二幕。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  浅葉 なつ(アサバ ナツ)
  四国生れ。２０１０（平成２２）年第１７回電撃小説大賞でメディアワークス文庫賞を受賞し、『空をサカナが泳ぐ頃』でデビュー

• 内容紹介

  僕が生きていく意味を、貴方は命で教えてくれた。濁り人の死という予期せぬ事態に立ち会った浪崎碧は、心のバランスを崩していた。穢れを呑むのに必要な銅鏡もひび割れたまま、荒んだ生活を送る彼の前に現れたのは、一番信頼を置く従兄・涼。だが彼の振舞いにどこか違和感を抱いた桐島は、鏡を直すべく、碧を連れて鏡師の日名暁溪を訪ねることに。暁溪は碧に理由を告げぬまま、自分の穢れを呑めと要求し──。絶望と救済の第二幕。

カカノムモノ〈2〉思い出を奪った男(新潮文庫nex) の商品スペック