はじめての人文学―文化を学ぶ、世界と繋がる [単行本]
    • はじめての人文学―文化を学ぶ、世界と繋がる [単行本]

    • ¥2,42073 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月29日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002953114

はじめての人文学―文化を学ぶ、世界と繋がる [単行本]

佐藤 貴史(編著)仲松 優子(編著)村中 亮夫(編著)田中 綾(著)手塚 薫(著)柴田 崇(著)
価格:¥2,420(税込)
ゴールドポイント:73 ゴールドポイント(3%還元)(¥73相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月29日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:知泉書館
販売開始日: 2018/04/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

はじめての人文学―文化を学ぶ、世界と繋がる [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    多くの学生たちが歴史、文学や、思想、社会学などを学んでいるが、これら人文学を学ぶ意義とは何か?著者たちは講義の経験や現実問題を意識しながら、日本近現代文学、思想史、フランス近世・近代史、人類学、メディア論、地理学を通して、学生アルバイトとワークルール、アイヒマン裁判の意味、そしてフランス革命と主権、アイヌ社会と暴力、さらにAI社会の未来や、過去の津波被害と地名の関連など具体的な研究を紹介し、人文学の多彩な事例を踏まえて、文化を学び、世界と繋がる道を示す。グローバル化が進行する中で、私たちは変化し続ける文化と不確実な世界で、既存の形が崩れてゆく液状化した時代を生きている。自らのキャリアを主体的に形成し、現代社会が直面する課題に「文化」の視点から応え、他者と共に創造的な未来を切り拓くために、文化や世界をどのように語りうるのか?今日、人文学への期待は高まっている。福島原発事故に象徴される、人間が生み出す技術や制度、価値を制御できない状況が広がっている。私たちが未来に向けてなすべきこと、今、それが問われている。
  • 目次

    文化を学ぶ,世界と繋がる――自分の足元から人文学をはじめよう(佐藤貴史)

    第一章 『この世にたやすい仕事はない』――〈労働者になる〉ための文学的レッスン(田中 綾)
     1 文化を学び,社会,そして世界に
     2 文筆労働者から見る,非正規労働者の現在
     3 「学生アルバイト短歌」
     4 「労働基準法」を短歌形式で言語化
     5 「プレカリアート文学」
     6 〈兼業作家〉を経た,専業作家・津村記久子

    第二章 悪を旅する――ハンナ・アーレントのアイヒマン論と良心の問題(佐藤貴史)
     1 ダークな思想文化を学ぶ
     2 ダークツーリズムとしての思想文化
     3 ハンナ・アーレントの生涯
     4 思考を停止すること――アイヒマンの行為
     5 思考を開始すること――残された人間の責任
     6 ダークな世界と繋がる/繋がらない

    第三章 フランス革命前後の主権のあり方を考える――歴史学からのアプローチ(仲松優子)
     1 主権の歴史性に向き合う
     2 アンシアン・レジーム期の主権とは
     3 政治参加の限定性と議会制度改革
     4 フランス革命とその限界
     5 主権をめぐる歴史と現在の社会

    第四章 非国家社会における戦争と平和――アイヌ社会の緩衝機能を探る(手塚 薫)
     1 教養の復権
     2 文化接触のダイナミズム
     3 チャシの出現とその背景
     4 ヨーロッパ人のアイヌ観
     5 狩猟採集民社会の特性
     6 暴力頻度の減少
     7 緊張を緩和するメカニズム
     8 共感の拡張

    第五章 AI時代のメディア論――マクルーハンの理論の現代的意義(柴田 崇)
     1 身体論的メディア論の冒険
     2 「拡張」の系譜
     3 「延長」の系譜
     4 「外化」の系譜
     5 適用
     6 身体――このあまりに人間的なフレーム

    第六章 津波地名の継承と活用可能性――過去と繋がる,未来へ繋げる(村中亮夫)
     1 津波地名への地理学的接近
     2 研究の方法
     3 地図上での位置特定
     4 津波地名の行方を追う
     5 津波地名の特徴を考える
     6 過去から現在,未来へ

    世界と繋がる,文化を学ぶ――もっと先へ人文学をすすめよう(佐藤貴史・仲松優子・村中亮夫)

    人文学をはじめるためのブックガイド
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐藤 貴史(サトウ タカシ)
    1976年生まれ。聖学院大学大学院アメリカ・ヨーロッパ文化学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。北海学園大学人文学部准教授。宗教学、ドイツ・ユダヤ思想史

    仲松 優子(ナカマツ ユウコ)
    1974年生まれ。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。北海学園大学人文学部准教授。フランス近世・近代史

    村中 亮夫(ムラナカ アキオ)
    1977年生まれ。立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程地理学専攻修了。博士(文学)。北海学園大学人文学部准教授。地理学、環境学、地理情報科学

    田中 綾(タナカ アヤ)
    1970年生まれ。北海学園大学大学院文学研究科修士課程修了。同大学院で博士(文学)学位授与。北海学園大学人文学部教授、三浦綾子記念文学館館長。日本近現代文学

    手塚 薫(テズカ カオル)
    1961年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程中退。博士(文学)。北海学園大学教授。人類学、民族考古学、北方狩猟採集民研究

    柴田 崇(シバタ タカシ)
    1969年生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。北海学園大学人文学部教授。メディア論、技術思想史
  • 内容紹介

    多くの学生たちが歴史,文学や,思想,社会学などを学んでいるが,これら人文学を学ぶ意義とは何か?
    著者たちは講義の経験や現実問題を意識しながら,日本近現代文学,思想史,フランス近世・近代史,人類学,メディア論,地理学を通して,学生アルバイトとワークルール,アイヒマン裁判の意味,そしてフランス革命と主権,アイヌ社会と暴力,さらにAI社会の未来や,過去の津波被害と地名の関連など具体的な研究を紹介し,人文学の多彩な事例を踏まえて,文化を学び,世界と繋がる道を示す。
    グローバル化が進行する中で,私たちは変化し続ける文化と不確実な世界で,既存の形が崩れてゆく液状化した時代を生きている。自らのキャリアを主体的に形成し,現代社会が直面する課題に「文化」の視点から応え,他者と共に創造的な未来を切り拓くために,文化や世界をどのように語りうるのか? 今日,人文学への期待は高まっている。
    福島原発事故に象徴される,人間が生み出す技術や制度,価値を制御できない状況が広がっている。私たちが未来に向けてなすべきこと,今,それが問われている。

はじめての人文学―文化を学ぶ、世界と繋がる [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:知泉書館
著者名:佐藤 貴史(編著)/仲松 優子(編著)/村中 亮夫(編著)/田中 綾(著)/手塚 薫(著)/柴田 崇(著)
発行年月日:2018/03/04
ISBN-10:4862852696
ISBN-13:9784862852694
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:総記
言語:日本語
ページ数:296ページ ※294,2P
縦:19cm
他の知泉書館の書籍を探す

    知泉書館 はじめての人文学―文化を学ぶ、世界と繋がる [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!