漱石と英文学〈2〉『吾輩は猫である』および『文学論』を中心に [単行本]
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漱石と英文学〈2〉『吾輩は猫である』および『文学論』を中心に [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2018/08/11
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漱石と英文学〈2〉『吾輩は猫である』および『文学論』を中心に の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    研究史上の“些事”にこだわり、一対一に見える源泉に含まれる“見えざる接点”の深層を可視化する試み。漱石に関する比較文学研究で大きな足跡を残す著者、晩年の論文集成。
  • 目次

    主な目次

    第一章 自己流〈比較文学〉と漱石研究

    1 私の〈比較文学〉入門から海外における
                 「方法論」論争まで
    2 「事実主義」の重要性
      ──島田 厚「漱石の思想」の一節を例として
    3 『文学論』における「暗示」

    第二章 食材としての孔雀──漱石における想像力の一面

    1 迷亭の「年始状」
    2 「孔雀の舌」の周辺
    3 「孔雀の料理史」
    4 「羅馬人」の「秘法」── 「入浴」「嘔吐」について
    6 フラミンゴの舌と孔雀の舌
    7 『猫』と『漾虚集』とを繋ぐもの
       ──テニソン、モンタージュ的手法、借用と改変 ほか

    第三章 『吾輩は猫である』とその周辺

    1 『吾輩は猫である』と「カーテル、ムル」
    2 漱石とホフマンとの接点
    3 『猫』と『ムル』との接点としてのブランデス
    6 「吾輩」と “we”
    7 “regal we” とシェイクスピアの歴史劇と
    11『猫』におけるウィリアム・ジェイムズ (1~3)ほか

    第四章 『猫』における「自殺」と「結婚の不可能」
         ──G・ブランデスを手掛かりとして

    1 「寒天」的半透明感から自殺談義へ
    2 「自殺を主張する哲学者」
    4 『オーベルマン』と「文学における自殺の病的な流行」
    5 「自殺」と「解放」
    6 「個性の発達」と「結婚の不可能」
    9 『デルフィーヌ』とスタール夫人の「非結婚論」
    10 「吾輩」の水死と「不対法」の終焉  ほか

    第五章  漱石とレズリー・スティーヴン
            ── Hours in a Library を中心に

    2 漱石のデフォー論とスティーヴン──漱石の記憶違い
    3 漱石のポープ論とスティーヴン
    ──姿を見せないスティーヴン
    4 『吾輩は猫である』におけるスティーヴン  ほか

    第六章 『ハイドリオタフヒア』とその周辺

    1 三四郎と『ハイドリオタフヒア』との出会い
    2 「寂寞の罌粟花を散らすや……」の出典
    ── 研究史概観
    4 テーヌ『英文学史』と漱石
    6 視覚化された「メメント・モリ」
    ── ホルバインと『ハムレット』
    7 『三四郎』における「死」への眼差し  ほか

    第七章 『文学論』本文の検討

    2 「文学的内容の形式」と「文学的内容の基本成分」と
    3 「(文学的内容の)形式」とは何か
    ── “form”と“formula”
    4 漱石自身が“Form”を用いた可能性
    6 『文学論』冒頭の命題と漱石の不満
    7 「(F + f )」、ジェイムズ、およびフェヒナー
    8 『文学論』における数式へのこだわり
    9 「Lives of Saints」とは何か ほか



    主要参考文献

    あとがき

    索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    塚本 利明(ツカモト トシアキ)
    1930年東京に生れる。現在、専修大学名誉教授、日本比較文学会評議員
  • 内容紹介

    研究史上の“些事”にこだわり、
    一対一に見える源泉に含まれる
    “見えざる接点”の深層を可視化する試み。

    漱石に関する比較文学研究で大きな足跡を
    残す著者、晩年の論文集成。
    再び新風景が!
  • 著者について

    塚本 利明 (ツカモト トシアキ)
    つかもと としあき
    1930年、東京に生れる。
    現在 専修大学名誉教授 日本比較文学会評議員。
    著書に
    『比較文学研究 夏目漱石』(朝日出版社、1978年)、
    『増補版 漱石と英国  留学体験と創作との間』
    (彩流社、1999年)、
    『漱石と英文学 「漾虚集」の比較文学的研究』
    (彩流社、1999年、改訂増補版:2003年)があり、
    訳書に
    『哲学的素描  叢書・ウニベルシタス』
    (スザンヌ K・ランガー著、塚本利明・星野徹 訳、
    法政大学出版局、1974年)、
    『人間の破壊性  りぶらりあ選書』
    (アンソニー・チャールズ・ストー著、塚本利明 訳、
    法政大学出版局、1979年)、
    『迷信の心理学』(グスタフ・ヤホダ著、塚本利明・
    秋山庵然 訳、法政大学出版局、1979年)、
    『文明の試練―フロイト,マルクス,レヴィ=ストロース
    とユダヤ人の近代との闘争  叢書・ウニベルシタス』
    (ジョン・マレー・カディヒィ著、塚本利明 ほか訳…

漱石と英文学〈2〉『吾輩は猫である』および『文学論』を中心に の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:塚本 利明(著)
発行年月日:2018/08/20
ISBN-10:4779124727
ISBN-13:9784779124723
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:文学総記
言語:日本語
ページ数:615ページ ※600,15P
縦:20cm
横:14cm
その他:「吾輩は猫である」および「文学論」を中心に
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