歌麿『画本虫撰』『百千鳥狂歌合』『潮干のつと』(講談社選書メチエ) [全集叢書]

販売休止中です

    • 歌麿『画本虫撰』『百千鳥狂歌合』『潮干のつと』(講談社選書メチエ) [全集叢書]

    • ¥1,76053 ゴールドポイント(3%還元)
歌麿『画本虫撰』『百千鳥狂歌合』『潮干のつと』(講談社選書メチエ) [全集叢書]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009002957711

歌麿『画本虫撰』『百千鳥狂歌合』『潮干のつと』(講談社選書メチエ) [全集叢書]

価格:¥1,760(税込)
ゴールドポイント:53 ゴールドポイント(3%還元)(¥53相当)
フォーマット:
日本全国配達料金無料
出版社:講談社
販売開始日: 2018/05/12
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

歌麿『画本虫撰』『百千鳥狂歌合』『潮干のつと』(講談社選書メチエ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    時は天明、十八世紀後半の江戸。習作に励んでいた喜多川歌麿は、この「狂歌絵本」三部作で名を揚げ、のち大首絵で人気を博し、美人画の大家への道を歩み出すことになる。唐衣橘洲・四方赤良・朱楽菅江らがブームを呼んだ天明狂歌、飛ぶ鳥を落とす勢いの出版プロデューサー・蔦屋重三郎、そこに寄寓し腕を磨く、将来を嘱望された天才絵師―。ここにあるのは才能たちの、幸せな出会いの結晶である。
  • 目次

    まえがき 歌麿狂歌絵本の魅力
    凡例
    「狂歌絵本」について
    狂歌絵本の定義/江戸時代の「狂歌絵本」がどのようにして起こったか/狂歌絵本いろいろ 葛飾北斎「絵本隅田川両岸一覧」 宿屋飯盛「吾妻曲狂歌文庫」 竹杖為軽「絵本見立仮譬尽」
    「画本虫撰」
    「百千鳥狂歌合」
    「潮干のつと」
    語釈
    解説―歌麿狂歌絵本の生まれた背景と三部作―
    幼少期の歌麿/絵師としての出発/蔦屋重三郎とのかかわり/蔦屋重三郎の本屋創業と展開/狂歌界とのつながり/江戸での狂歌流行のはじまり/狂歌会の拡がりと「天明狂歌」/四方赤良の時代と狂歌撰集の出版/狂歌界の翳りと蔦屋の策/絵入り狂歌本・狂歌絵本の刊行/歌麿三部作の姿
    主要参考文献一覧
  • 出版社からのコメント

    喜多川歌麿の「狂歌絵本三部作」、『画本虫撰』『百千鳥狂歌合』『潮干のつと』を翻刻。のちの大家たちの、幸せな出会いの結晶。
  • 内容紹介

    習作期の新進絵師・喜多川歌麿、ブームを経て定着していた「天明狂歌」、そこに目を付けた新興版元・蔦屋重三郎。これらを組み合わせたら――こうして生まれた「狂歌絵本」のうち、『画本虫撰』『百千鳥狂歌合』『潮干のつと』の「歌麿三部作」を翻刻。美人絵の代名詞・歌麿の描く「虫・鳥・貝」と唐衣橘洲ら「狂歌三大人」を初めとする狂歌のコラボが、得体の知れない迫力を生む。


    時は天明、寛政の改革前の江戸。
    まだ習作に励み画力を磨いていた新進気鋭の絵師・喜多川歌麿。
    一方文人たちの遊びか本気かの試みが大成功、すっかり江戸に定着していた「天明狂歌」。
    そこに遊び心か商魂か、目を付けた新興版元・蔦屋重三郎。
    これらを組みあわせたら――江戸中期のコラボ企画「狂歌絵本」はこうして生まれる。

    本書はそのうち歌麿三部作と呼ばれる『画本虫撰』(えほんむしえらみ、1788)、『百千鳥狂歌合』(ももちどりきょうかあわせ、1789)、『潮干のつと』(しおひのつと、同)を選書サイズで翻刻。美人絵の代名詞・歌麿の描く「虫・鳥・貝」は、大胆な筆致と実験的な印刷技術により、美しくも得体の知れない迫力を生み出している。唐衣橘洲・四方赤良・朱楽菅江「狂歌三大人」を初めとする狂歌は、後半に作品内の同じ位置に活字に変え配し、語釈を加えたものを併録。そして解説では歌麿、蔦重、そしてそれらの時代背景について説明する。

    才能と時代の幸せな出会い。ある一時期、その場その時にしか生まれない勢い。若いときにしか、できないことがある。歌麿が大首絵を創出、美人絵の大家に上りつめるのは、まだ少し先の話。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    菊池 庸介(キクチ ヨウスケ)
    1971年、栃木県生まれ。静岡大学人文学部卒業。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得済退学。博士(日本語日本文学)。福岡教育大学教授。専門は日本近世文学
  • 著者について

    喜多川 歌麿 (キタガワ ウタマロ)
    1753(宝暦3)?-1806(文化3)。本名北川勇助。江戸後期の浮世絵師。鳥山石燕に師事、喜多川派の祖。初号豊章。版元蔦屋重三郎の後援を受け、独自の美人画、とりわけ大首絵のジャンルを確立。

    菊池 庸介 (キクチ ヨウスケ)
    菊池庸介(きくち・ようすけ)
    福岡教育大学教授。日本文学。著書に『近世実録の研究―成長と展開―』(汲古書院)。

歌麿『画本虫撰』『百千鳥狂歌合』『潮干のつと』(講談社選書メチエ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:菊池 庸介(編)
発行年月日:2018/05/10
ISBN-10:4062586789
ISBN-13:9784062586788
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:絵画・彫刻
言語:日本語
ページ数:173ページ
縦:19cm
他の講談社の書籍を探す

    講談社 歌麿『画本虫撰』『百千鳥狂歌合』『潮干のつと』(講談社選書メチエ) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!