アジア都市の成長戦略---「国の経済発展」の概念を変えるダイナミズム [単行本]
    • アジア都市の成長戦略---「国の経済発展」の概念を変えるダイナミズム [単行本]

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アジア都市の成長戦略---「国の経済発展」の概念を変えるダイナミズム [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2018/06/14
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アジア都市の成長戦略---「国の経済発展」の概念を変えるダイナミズム の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    いまや世界の大都市圏トップ10のうち8つまでをアジアの大都市が占めるようになった。本書は都市発展の基本である「農村から都市への人口流入」「段階的工業化」「経済特区(SEZ)効果」に加え、後発国の不利を逆に後発者利得に転化するフロッグリープ成長の実現やITスタートアップ企業がグローバル企業に飛躍する深センの都市エコシステムなどを考察する。“都市地経学”の視点からアジアを捉え、アジアのこれからを読むユニークな都市経済論。
  • 目次

    第1章 アジアの大都市の現況
     1 アジアのメガシティの形成
     2 アジアの都市力
     3 都市と農村――人口移動のモメンタム

    第2章 人口移動と大都市圏の形成
     1 人口移動と経済発展
     2 タイ、ベトナムの人口移動
     3 中国の人口移動
     4 国境を越えた人口移動

    第3章 中国にみるアジア大都市の成長メカニズム
     1 アジアの都市の成長モデル分析
     2 内需牽引型成長への転換
     3 イノベーション型成長の模索
     4 都市を支える産業、産業を支える都市

    第4章 インフラ整備が促すアジア都市経済の高度化
     1 アジア名物〝交通渋滞〟
     2 都市の生活インフラ
     3 成長を左右するインフラ投資

    第5章 都市と産業立地ネットワーク――成長領域の拡大
     1 「経済開発区」の効果
     2 アジアの都市間競争

    第6章 アジアの都市とエネルギー・環境
     1 環境と都市生活
     2 都市生活を脅かす環境悪化の弊害
     3 アジア都市のエネルギー戦略

    第7章 「都市力」がアジアを牽引する
     1 深圳――「新・深圳モデル」に注目せよ
     2 ホーチミン――「激動の20世紀」を耐えた民族力
     3 シンガポール――〝李王朝〟の統治と奇跡の半世紀
     4 ヤンゴン――「複雑系」が抱える潜在力と矛盾
     5 デリー――「アジアの中心」を目指して

     参考文献
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    後藤 康浩(ゴトウ ヤスヒロ)
    亜細亜大学都市創造学部教授。1958年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、豪ボンド大学経営大学修了(MBA取得)。1984年、日本経済新聞社入社。社会部、アラビア語研修(カイロ)を経て、国際部、バーレーン支局・欧州総局(ロンドン)駐在、東京本社産業部、中国総局(北京)駐在。その後、東京本社で編集委員、論説委員、編集局アジア部長等を歴任。2016年同社を退社し、現職に就任
  • 出版社からのコメント

    本書は都市発展の基本である「農村から都市への人口流入」「段階的工業化」「経済特区(SEZ)効果」、などを考察する。
  • 内容紹介

    「都市」の競争が「国の発展」を牽引する

    いまや世界の大都市圏トップ10のうち8つまでをアジアの大都市が占めるようになった。本書は都市発展の基本である「農村から都市への人口流入」「段階的工業化」「経済特区(SEZ)効果」に加え、後発国の不利を逆に後発者利得に転化するフロッグリープ成長の現実や、ITスタートアップ企業がグローバル企業に飛躍する深圳の都市エコシステムなどを考察する。“都市地経学(ジオ・アーバノミクス)”の視点からアジアを捉え、アジアのこれからを読むユニークな都市経済論。

     ・ 経済成長・発展は、これまで一国単位の成果として把握・認識されて
       きたが、本書は発展のコア(中心)がもはや国ではなく都市レベルと
       なってきているという事実を踏まえ、それを新しいメルクマール(指
       標)として提示する、画期的な一冊。アジアをこの「都市」というア
       ングルから捉え分析することで、アジア論に新しい一石を投じる。

    ・ 今や世界の大都市圏のトップ10のうち8つまでをアジア地域が占めるよ
      うになった。
      21世紀は「アジアの世紀」といわれるが、アジアはどれほど強く成長し
      ているのだろうか。
      バーナンキ・ショックのあと、しばらく成長が足踏みしていたアジア地
      域だが、昨今では成長環境が厳しくなっているヨーロッパ、南米、アフ
      リカと比較して成長力が回復してきており、日本も再び対アジア・ビジ
      ネスに乗り出そうと動き始めている。 
      いま、世界の中で最も前途が明るいのは、やはりアジアである。

    ・ 本書はアジア各国の首都のみならず、主要都市が軒並み拡張を続け、
      「国単位」のメルクマールに代わる「都市(地域)単位」の成長・発展
      モデルがアジアで育成されたことを解説する興味深い一冊。
     
    ・ 本書では、都市発展の基本パターンである
      ◆農村から都市への人口流入、
      ◆段階的工業化、
      ◆郊外へのスプロール(地域拡張)化――などに加え、
      ◆後発国だった不利から逆に「後発者利得」に便乗して発展段階をス
       キップし、一気にステージを上げる“フロッグリープ(蛙跳び)”成長の
       実現、
      ◆先進国企業の対アジア投資が「世界の工場」化の促進のみならず
        内需型工業とサービス産業の成長を促したメカニズム、
      ◆デジタル時代の新しいビジネス拠点として、ITベンチャーが勃興
       する「メガシティ型」経済発展モデルを提示する、など、
      著者独自の視点をふんだんに踏まえる。

    ・ 上記のような動きは各都市が類似した行動をと…
  • 著者について

    後藤 康浩 (ゴトウ ヤスヒロ)
    後藤 康浩
    亜細亜大学都市創造学部教授
    1958年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業、豪ボンド大学経営大学院修了(MBA取得)。1984年、 日本経済新聞社入社。社会部、アラビア語研修(カイロ)を経て国際部、バーレーン支局・欧州総局(ロンドン)駐在、東京本社産業部、中国総局(北京)駐在。その後東京本社で編集委員、論説委員、編集局アジア部長等を歴任。2016年、同社を退社し、現職に就任。

    主著
    『強い工場』(2003年)『勝つ工場』(2005年)『アジア力』(2010年)『資源・食糧・エネルギーが変える世界』(2011年)『ネクスト・アジア』(2014年)いずれも日本経済新聞出版社刊。

アジア都市の成長戦略---「国の経済発展」の概念を変えるダイナミズム の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:後藤 康浩(著)
発行年月日:2018/06/20
ISBN-10:4766425243
ISBN-13:9784766425246
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:277ページ
縦:20cm
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