東京大学本郷キャンパス―140年の歴史をたどる [単行本]
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東京大学本郷キャンパス―140年の歴史をたどる [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2018/06/27
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東京大学本郷キャンパス―140年の歴史をたどる [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    建築物とキャンパスの成り立ちからみる東大案内。本郷の地はどのように選ばれ、なぜ安田講堂は現在地にあるのか。東京大学が創設されてから現在にいたるキャンパス形成の140年を、20世紀初頭の古写真等をはじめ、数々の貴重な史料でたどる。
  • 目次

    はじめに
    東京大学キャンパスマップ
    東京大学の沿革

    第1章 先史・江戸時代の本郷
    1 本郷キャンパスの自然地形
    2 先史時代のキャンパス――2万数千年前の痕跡
    3 江戸時代のキャンパス――発掘調査による全体像
    4 江戸藩邸の土地造成と三四郎池
    5 加賀藩上屋敷――屋敷絵図をみる
    6 将軍の御成と藩邸の大改変
    7 育徳園――加賀藩邸の遺産①
    8 大名屋敷の行方――加賀藩邸の遺産②
    本郷キャンパスの発掘調査地点

    第2章 大学成立期のキャンパス
    1 昌平坂学問所から大学へ
    2 開成学校――東大の前身① 洋学教育機関
    3 医学所――東大の前身② 医学教育機関
    4 実現しなかった上野構想――校地の選定①
    5 本郷移転までの紆余曲折――校地の選定②
    6 東京医学校の本郷移転
    7 東京医学校本部――黎明期のキャンパス唯一の現存建物
    8 神田錦町の東京大学と予備門
    9 工部大学校――近代工業技術の教育機関
    10 外国人教師たちの本郷
    11 キャンパス回想――モース,ベルツ,入澤達吉,馬場孤蝶,ケーベル
    「明治4年東京大絵図」にみる東大の前身校

    第3章 本郷キャンパスの成立
    1 ジョサイア・コンドルによる東京大学設計図
    2 帝国大学の誕生――各所から本郷へ,キャンパス成立へ
    3 法文科大学校舎――最初の煉瓦校舎
    4 工科大学本館――辰野金吾の最初期の作品
    5 理科大学――文部省技師・山口半六設計の建築
    6 図書館と講堂――キャンパス内共建物の建設
    7 農科大学――駒場キャンパスの前身
    8 医科大学校舎――病室と教室の止むことのない増築
    9 文部省営繕課――山口半六と久留正道
    10 明治天皇の卒業式初行幸
    11 赤門――東京大学の「顔」
    12 キャンパス近代化の空間装置――門・広場・街路
    写真帖『東京帝国大学』
    13 三四郎が歩く――小説に描かれた風景
    14 漱石と鷗外が目にした本郷界隈
    15 銅像――キャンパスに点在する肖像彫刻
    1886(明治19)年のキャンパス

    第4章 本郷キャンパスの整備と拡充
    1 大講堂と銀杏並木――キャンパスの主軸の形成
    2 濱尾新土木総長のキャンパス整備
    3 キャンパスに中心――総長室と本部の変遷
    4 東京大学の卒業式と式場
    5 懐徳館――前田侯爵の邸宅
    6 東京帝国大学営繕課――キャンパス整備の学内組織
    7 内田祥三と内田スクール――営繕課の役割
    8 キャンパスに継承される軸線――震災前の拡張計画
    9 大講堂の計画
    10 大講堂の壁画
     1897(明治30)年のキャンパス

    第5章 内田ゴシックの本郷キャンパス
    1 関東大震災による被災状況
    2 大震災からの復興・再建計画――恒久的な再建整備へ
    3 内田祥三の信念――全体計画の実践
    4 内田ゴシック――スクラッチ・タイルを用いた様式の誕生
    5 図書館の再建――震災復興の象徴
    6 図書館と戦没者追悼――消された戦争の記憶
    7 恵まれた運動施設
    8 病院を装飾する――1930年代の病院像の証言者
    9 農学部の移転――本郷での総合大学成立へ
     1923(大正12)年のキャンパス
    第6章 戦後・高度成長期のキャンパス再開発
    1 図書館団地――新制東京大学の出発
    2 キャンパス計画の誕生――「本郷キャンパス利用計画」の策定
    3 モダニズム建築の実験
    4 東大紛争と安田講堂前広場
    5 学内埋蔵文化財発掘調査の始まり
    6 広場と軸線の建築――空間的文脈の創造的発見
    7 内田ゴシックへの増築――法文1号館・2号館,工学部1号館・2号館・6号館
    8 工学部の再開発計画――全学再開発の嚆矢
    9 三極構造のキャンパス――本郷・駒場・柏
    10 本郷キャンパスの再開発計画――「本郷地区キャンパス再開発・利用計画要綱」の策定
    11 キャンパス内の現代建築――建築家たちの実験
    12 有形遺産の意識と制度化
    13 戦後の病院地区
     1936(昭和11)年のキャンパス

    第7章 新しい本郷キャンパスへ
    1 国立大学法人化と建設ラッシュ――キャンパスの景観変貌
    2 オープンスペースの開放――外部空間の転換点
    3 目指すべきキャンパスの質――キャンパス計画要綱の改正
    4 内田ゴシックの保存と復元
    5 安田講堂の大改修――新しい文化財の姿の模索
    6 図書館前広場――歴史的価値の継承
    7 育徳園の価値――本郷最古の場所
    8 懐徳館庭園――名勝指定そして今後の活用へ
     1987(昭和62)年のキャンパス

    おわりに
    東京大学本郷キャンパス関連年表
    参考文献
    索引(人物/建造物等)





    ■執筆者
    本書執筆者
    *印は,東京大学キャンパス計画室員・事務局員(元/現)

    出口 敦*
    東京大学大学院新領域創成科学研究科教授.東京大学キャンパス計画室長.専門は,アーバンデザイン学,都市計画学,景観計画.編著に『アジアの都市共生――21世紀の成長する都市を探求する』(九州大学出版会,2005年)がある.

    西村幸夫*
    神戸芸術工科大学教授.東京大学名誉教授.専門は都市計画,都市景観計画,都市デザイン.著書に,『県都物語――47都心空間の近代をあるく』(有斐閣,2018年),『都市保全計画――歴史・文化・自然を活かしたまちづくり』(東京大学出版会,2004年)がある.

    藤井恵介*
    東京藝術大学客員教授.東京大学名誉教授.専門は建築史,文化財保存.著書に,『建築の歴史』(共著,中央公論新社,2006年),『密教建築空間論』(中央公論美術出版,1998年)がある.

    木下直之*
    東京大学大学院人文社会系研究科教授.静岡県立美術館館長.専門は文化資源学,近代日本美術史.著書に,『近くても遠い場所――一八五〇年から二〇〇〇年のニッポンへ』(晶文社,2016年),『銅像時代――もうひとつの日本彫刻史』(岩波書店,2014年)がある.

    森 朋子*
    札幌市立大学デザイン学部准教授.前職は東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻助教.専門は都市計画.

    尾﨑 信*
    松山アーバンデザインセンターディレクター.愛媛大学講師.芝浦工業大学非常勤講師.前職の東京大学助教時にキャンパス計画を担当.専門は都市・地域計画,景観学,まちづくり.

    堀内秀樹*
    東京大学埋蔵文化財調査室准教授.専門は近世考古学,陶磁器.編著に『赤門――溶姫御殿から東京大学へ』(共編,東京大学出版会,2017年),『中近世陶磁器の考古学』第2巻(佐々木達夫編,雄山閣,2016年)がある.

    中井 祐*
    東京大学大学院工学系研究科教授.専門は景観論,土木デザイン.著書に『近代日本の橋梁デザイン思想――三人のエンジニアの生涯と仕事』(東京大学出版会,2005年),『風景の思想』(共編,学芸出版社,2012年)がある.

    加藤道夫*
    東京大学大学院総合文化研究科教授.専門は建築図学,建築デザイン,特にル・コルビュジエの絵画・建築・都市に関心がある.著書に『総合芸術家ル・コルビュジエの誕生――評論家・画家・建築家』(丸善出版,2012年),『ル・コルビュジエ――建築図が語る空間と時間』(丸善出版,2011年)がある.

    千葉 学*
    東京大学大学院工学系研究科教授.建築家.専門は建築設計・都市空間デザイン.著書に『人の集まり方をデザインする』(王国社,2015年),『Rule of the site――そこにしかない形式』(TOTO出版,2006年)がある.

    川添善行*
    東京大学生産技術研究所准教授.建築家.専門は,建築設計・風景論.著作に『空間にこめられた意思をたどる(私たちのデザイン3)』(共編,藝術学舎,2014年),『GS群団底力編 このまちに生きる――成功するまちづくりと地域再生力』(共編,彰国社,2013年),建築作品に「東京大学総合図書館別館」(2017年),「変なホテル」(2015年)等がある.

    角田真弓
    東京大学大学院工学系研究科技術専門職員.専門は日本建築史,近代建築学史.編著に『建築の歴史・様式・社会』(共著,中央公論美術出版,2018年),『関野貞アジア踏査』(共編,東京大学出版会,2005年)がある.

    木内俊彦
    東京大学大学院工学系研究科特任研究員.専門は建築意匠論,建築設計.編著に『T_ADS TEXTS 02 もがく建築家,理論を考える』(東京大学出版会,2017年),『T_ADS TEXTS 01 これからの建築理論』(東京大学出版会,2014年)がある.

    成瀬晃司
    東京大学埋蔵文化財調査室助教.専門は近世考古学.著書に,『赤門――溶姫御殿から東京大学へ』(堀内秀樹・西秋良宏編,東京大学出版会,2017年),『事典 江戸の暮らしの考古学』(古泉弘編,吉川弘文館,2013年)がある.

    原 祐一
    東京大学埋蔵文化財調査室助手.専門は近世考古学,近代考古学.

    大成可乃
    東京大学埋蔵文化財調査室助手.専門は近世考古学.

    追川吉生
    東京大学埋蔵文化財調査室助手.専門は近世考古学.著書に『江戸のなりたち1 .江戸城・大名屋敷』(新泉社,2006年),『江戸のミクロコスモス・加賀藩江戸屋敷』(新泉社,2004年)がある.

    香取祐一
    東京大学埋蔵文化財調査室教務補佐員.専門は地理情報.

    小川祐司
    東京大学埋蔵文化財調査室教務補佐員.専門は近世考古学.著書に『赤門――溶姫御殿から東京大学へ』(堀内秀樹・西秋良宏編,東京大学出版会,2017年)がある.
  • 内容紹介

    東京大学本郷キャンパスはいかにしてつくられたか.どのような経緯で本郷が選ばれ,なぜ安田講堂は現在地にあるのか――.東京大学が創設されてから現在にいたる,キャンパス140年のあゆみを,20世紀初頭の古写真や数々の建設資料等,貴重な史料をもとにたどる.

東京大学本郷キャンパス―140年の歴史をたどる [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:東京大学キャンパス計画室(編)
発行年月日:2018/06/29
ISBN-10:4130013505
ISBN-13:9784130013505
判型:B5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:総記
言語:日本語
ページ数:199ページ
縦:24cm
横:18cm
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