生命倫理学―自然と利害関心の間(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]
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生命倫理学―自然と利害関心の間(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2018/06/26
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生命倫理学―自然と利害関心の間(叢書・ウニベルシタス) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    自然保護・動物の殺処分・自殺防止・クローニング・脳死・臨死介助・脳組織移植・遺伝学・幹細胞研究などの領域で議論の対象となっているのはつねに、外的および内的自然に対する人間の関係に関する根本的な問いである。現在の技術革新や医療の進歩とともに生じる事例とともに、人間の生命と尊厳に関わる問題を問い直す。
  • 目次

    目次

    前書き

    序文 ドイツにおける生命倫理学論争 アンドレアス・クールマン

    第Ⅰ部 生命倫理学の根本問題
    第1章 どのような倫理学が生命倫理学として役立つのか
    第2章 人格概念のジレンマ
    第3章 人造人間は人間の尊厳への脅威となるか?

    第Ⅱ部 自然概念とエコロジー
    第4章 功利主義とエコロジー倫理学──不釣り合いな結び付き?
    第5章 エコロジー倫理学における機能的論証
    第6章 人間的行為の尺度としての「自然」

    第Ⅲ部 生と死をめぐる問題
    第7章 古典的功利主義の観点からみた殺害の禁止
    第8章 倫理的観点からみた自殺と自殺予防
    第9章 動物を殺すことは許されるのか?
    第10章 脳死判定基準の擁護

    第Ⅳ部 医療倫理学論争
    第11章 脳組織移植とニューロバイオニクス手術──人間学的および倫理的問題
    第12章 クローンに関する展望
    第13章 子孫の選択
    第14章 医療保険制度における医療資源の配分と配給──功利主義的観点から
    第15章 ES細胞研究──〈共犯〉の役割
    第16章 幹細胞法──ダブルスタンダードの一例か?

    ビルンバッハーの功利主義とドイツの生命・環境倫理学──監訳者あとがきに代えて

    初出一覧
    事項索引
    人名索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ビルンバッハー,ディーター(ビルンバッハー,ディーター/Birnbacher,Dieter)
    1946年、ドルトムントの生まれる。デュッセルドルフ、ケンブリッジ、ハンブルクで哲学などを学び、1973年にハンブルク大学で哲学博士号、1988年にエッセン大学で教授資格を得た。ドルトムント工科大学教授を経て、1996年より2012年までデュッセルドルフ大学教授。現在は同大学名誉教授。応用倫理学(とくに世代間倫理、環境倫理、生命医療倫理)の分野で功利主義的立場を取り、分析哲学の手法を応用し、規範的ならびに価値論的な問題に取り組んでいる

    加藤 泰史(カトウ ヤスシ)
    1956年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(文学)。一橋大学大学院社会学研究科教授。哲学、倫理学専攻

    高畑 祐人(タカハタ ユウト)
    1961年生まれ。南山大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(文学)。名古屋大学・南山大学非常勤講師

    中澤 武(ナカザワ タケシ)
    1963年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程中退。ドイツ・トリーア大学博士(哲学Dr.phil.)。早稲田大学文学学術院・明海大学歯学部・東京薬科大学非常勤講師。翻訳家
  • 出版社からのコメント

    自然保護・動物の殺処分・自殺・クローン・脳死・遺伝学など、技術革新や医療の進歩ともに生じる諸問題を具体的事例とともに論じる。
  • 内容紹介

    生命倫理学は、生という現象に関わりのある道徳問題に関与する倫理学である。本書は、現在の技術革新や医療の進歩とともに生じる問題を具体的な事例において論じる。自然保護・動物の殺処分・自殺防止・クローニング・脳死・臨死介助・脳組織移植・遺伝学・幹細胞研究の領域で議論の対象となっているのはつねに、外的および内的自然に対する人間の関係に関する根本的な問いである。
  • 著者について

    ディーター・ビルンバッハー (ビルンバッハー ディーター)
    (Dieter Birnbacher)
    1946年、ドルトムントに生まれる。デュッセルドルフ、ケンブリッジ、ハンブルクで哲学などを学び、1973年にハンブルク大学で哲学博士号、1988年にエッセン大学で教授資格を得た。ドルトムント工科大学教授を経て、1996年より2012年までデュッセルドルフ大学教授。現在は同大学名誉教授。応用倫理学(とくに世代間倫理、環境倫理、生命医療倫理)の分野で功利主義的立場を取り、分析哲学の手法を応用し、規範的ならびに価値論的な問題に取り組んでいる。1980年代以来、ドイツ応用倫理学の論争状況に影響を与え続けており、ショーペンハウアー研究の第一人者としても知られている。主要著作にAnalytische Einleitung in die Ethik (Walter de Gruyter, 2003), Verantwortung für zukünftige Generationen (Reclam, 1988),「生命倫理における人間の尊厳」(忽那敬三/高畑祐人訳、加藤泰史編『尊厳概念のダイナミズム』法政大学出版局、2017年)、「『生命の尊厳』と…

    加藤 泰史 (カトウ ヤスシ)
    1956年生まれ。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(文学)。一橋大学大学院社会学研究科教授。哲学、倫理学専攻。『尊厳概念のダイナミズム』(編著、法政大学出版局、2017年)、「尊厳概念史の再構築に向けて」(『思想』第1114号、2017年)、『思想間の対話』(分担執筆、法政大学出版局、2015年)、『フィヒテ知識学の全容』(分担執筆、晃洋書房、2015年)、ほか。

    高畑 祐人 (タカハタ ユウト)
    翻訳担当:前書き、第4章、第5章
    1961年生まれ。南山大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(文学)。名古屋大学・南山大学非常勤講師。「エコフェミニズムの批判的変換―自然美学的読み替えの試み」(名古屋哲学研究会編『哲学と現代』第31号、2016年)、「本質的自然資本の規範的説得力―環境経済学と環境倫理学の生産的な協働に向けての一試論」(南山大学社会倫理学研究所『社会と倫理』第29号、2014年)、D・ビルンバッハー「生命倫理における人間の尊厳」(共訳、加藤泰史編『尊厳概念のダイナミズム』、法政大学出版局、2017年)、ほか。

    中澤 武 (ナカザワ タケシ)
    翻訳担当:序文
    1963年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程中退。ドイツ・トリーア大学博士(哲学Dr. phil.)。早稲田大学文学学術院・明海大学歯学部・東京薬科大学非常勤講師。翻訳家。Kants Begriff der Sinnlichkeit (Stuttgart: frommann-holzboog, 2009)、『大学と学問の再編成に向けて』(分担執筆、行路社、2012年)、D・ビルンバッハー「『生命の尊厳』とは、どういう意味か」(『思想』第1114号、2017年)、ほか。

生命倫理学―自然と利害関心の間(叢書・ウニベルシタス) の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:ディーター ビルンバッハー(著)/加藤 泰史(監訳)/高畑 祐人(監訳)/中澤 武(監訳)
発行年月日:2018/06/29
ISBN-10:4588010816
ISBN-13:9784588010811
判型:B6
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:528ページ ※509,19P
縦:20cm
その他: 原書名: BIOETHIK ZWISCHEN NATUR UND INTERESSE〈Birnbacher,Dieter〉
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