子どもと出会う保育学―思想と実践の融合をめざして [単行本]
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子どもと出会う保育学―思想と実践の融合をめざして [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2018/05/23
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子どもと出会う保育学―思想と実践の融合をめざして の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    保育は子どもとの関係によって成り立つ営みである。従来の保育学は、子どもと距離を置いた「客観的」な立場からの研究が主流であり、この「関係性」に主眼を置いた研究は十分にはされてこなかった。そこで本書では、「子どもと出会う」ことを軸に、倉橋惣三・津守眞らの保育思想研究、具体的な事例研究やその方法論などから、保育という営みを捉える新たな保育学のあり方を提示する。
  • 目次

    はじめに──探究の出発点

    序 章 子どもたちとの出会いのなかで
     1 保育のなかの静かな時間
     2 転がすということ
     3 心が開かれるとき
     4 保育園の砂──ある日の去りぎわに
     5 保育はみんなでつくるもの


     第Ⅰ部 倉橋惣三の保育思想

     Introduction 倉橋惣三を読む

    第1章 倉橋惣三の保育者論──小説「夏子」から読み解く
     1 保育者のアイデンティティ
     2 物語を読む意義
     3 語りのなかの保育者論──小説「夏子」から
     4 倉橋の保育者論の現代的意義

    第2章 子どもの心へのアプローチ──倉橋惣三における「保育の心理学」
     1 保育のなかで子どもの心に触れること
     2 人間的なかかわりの視野
     3 保育者自身のかかわりを通した理解
     4 保育者自身のあり方を問う姿勢
     5 保育実践と結びついた研究の可能性


     第Ⅱ部 保育者の省察

     Introduction 保育者の専門性を考えるために

    第3章 保育者の省察とその過程──津守眞の保育思想
     1 保育における「省察」
     2 子どもたちとの出会いに立ち返って
     3 津守眞における省察の概念
     4 省察の過程とその実際──事例から考える
     5 省察の過程
     6 自らかかわるなかで理解するということ

    第4章 保育者として生きるということ──津守房江の保育思想と解釈の方法論
     1保育研究における生活者の視点
     2 背景──津守房江がかかわった保育の場
     3 津守房江の保育思想──保育を捉える視点
     4 解釈の方法論とその前提
     5 解釈の実際
     6 解釈の主体としての保育者


     第Ⅲ部 保育における事例研究の方法論

     Introduction 自らかかわって理解するということ

    第5章 保育における事例研究のために──保育の関係性を理解する出発点
     1 保育における関係性の意義
     2 子どもと出会う事例研究に関する先行研究
     3 保育における事例研究のための概念整理

    第6章 子どもと出会う事例研究の方法論──保育事例の選択・記述・解釈をめぐって
     1 事例の意義
     2 事例と素材の選択
     3 事例記述の方法について
     4 事例解釈とその妥当性


     第Ⅳ部 保育的関係の展開

     Introduction 物語と子ども

    第7章 見えないものが心をつなぐ──遊びのなかのイメージと関係の展開
     1 遊びの世界で子どもとかかわること
     2 保育園を訪れて
     3 ある子どもとの出会いから
     4 イメージと関係の展開

    第8章 絵本を通して子どもとかかわること──相互的な意味の創造
     1 絵本を捉える関係性の視点
     2 子どもと交わる保育による研究
     3 2歳児クラスでのかかわりから

    第9章 園庭のコロンブスたち──ランゲフェルドの臨床教育学とお話づくりの体験
     1 「コロンブス・テスト」について
     2 保育園での実施にあたって
     3 「コロンブス」の語りから
     4 創造の体験とその共有

    第10章 去りぎわが生まれるとき──保育における出会いと別れ
     1 去りぎわの体験について
     2 子どもたちとの出会いのなかで考える
     3 2歳児クラスでの出会いと別れ


    おわりに
    文献一覧
    初出一覧
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    西 隆太朗(ニシ リュウタロウ)
    1971年生まれ。1995年に京都大学教育学部卒業後、2002年に同大学大学院にて博士号(教育学)を取得。精神分析的心理療法における関係性についての研究から出発し、近年は保育現場で子どもたちとかかわりながら保育研究を進めている。2016年には、論文「小説『夏子』に見る倉橋惣三の保育者論―アイデンティティ探求の過程に着目して」で日本保育学会研究奨励賞(論文部門)を受賞。ノートルダム清心女子大学人間生活学部児童学科准教授。臨床心理士
  • 出版社からのコメント

    倉橋惣三・津守眞らの保育思想研究、具体的な事例研究やその方法論などから、保育という営みを捉える新たな保育学のあり方を示す
  • 内容紹介

    汐見稔幸(日本保育学会会長・東京大学名誉教授)推薦
    新たな保育学の創造に向けた第一歩
    あらゆる保育は〈私〉と〈子ども〉との複雑な関係のなかにあります。
    そのことに、これほどこだわって保育を考察した本はないでしょう。
    いま、この本に出会えてうれしい。


    保育は子どもとの関係によって成り立つ営みである。従来の保育学は、子どもと距離を置いた「客観的」な立場からの研究が主流であり、この「関係性」に主眼を置いた研究は十分にはされてこなかった。そこで本書では、「子どもと出会う」ことを軸に、倉橋惣三・津守眞らの保育思想研究、具体的な事例研究やその方法論などから、保育という営みを捉える新たな保育学のあり方を提示する。
  • 著者について

    西 隆太朗 (ニシ リュウタロウ)
    2018年5月現在ノートルダム清心女子大学人間生活学部児童学科准教授。臨床心理士

子どもと出会う保育学―思想と実践の融合をめざして の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:西 隆太朗(著)
発行年月日:2018/06/10
ISBN-10:4623083527
ISBN-13:9784623083527
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:246ページ
縦:21cm
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