東方教会の精髄人間の神化論攷―聖なるヘシュカストたちのための弁護(知泉学術叢書〈2〉) [全集叢書]
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東方教会の精髄人間の神化論攷―聖なるヘシュカストたちのための弁護(知泉学術叢書〈2〉) [全集叢書]

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出版社:知泉書館
販売開始日: 2018/05/16
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東方教会の精髄人間の神化論攷―聖なるヘシュカストたちのための弁護(知泉学術叢書〈2〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ビザンティン後期に多くの論争を経て、東方キリスト教霊性の精華であるヘシュカスム(祈りの方法やその意味など)の霊性運動を理論的に大成したグレゴリオス・パラマス(1296頃‐1359年)の主著『聖なるヘシュカストたちのための弁護』の全訳である。西方教会とは違い、観想など実践を重んずる東方教会の独自性が本書により解明される。教父たちがキリスト教の地盤でギリシアの知的業績を考察し直した躍動的な思想は、キリスト教の精神伝統の生の姿を髣髴とさせてくれる。わが国の西欧中心の見方に対し、欧州の辺境の地で営まれた知的、霊的精進の宝庫に新たな可能性が見出されよう。
  • 目次

    凡例
     はしがき

      第 I 部

    第1論攷
     第1問
      〔序文〕
     第1回答
      1 言葉では何も証明できない
      2 真の知恵は世俗のそれではない
      3 罪の力
      4 異郷の教育とキリスト教的生活
      5 愚かにされた知恵
      6 世俗の学問研究の善用と悪用について
      7 真の教育
      8 聖バシレイオスの後悔
      9 ギリシアの知恵と神の恵み
      10 哲学者の「汝自身を知れ」
      11 蛇毒の有効性
      12 光と闇
      13 律法と恵み
      14 愚かしさに屈した哲学
      15 哲学者は物狂いである
      16 真の知恵と誤った知恵
      17 神の知恵
      18 哲学者の無分別
      19 存在するものはそれ自体として悪ではない
      20 蛇毒のたとえ
      21 異郷の知恵の困難さ
      22 キリスト,われわれの唯一の哲学
      23 教父による証言

    第2論攷
     第2問 
      〔序文〕
     第2回答
      1 身体はそれ自体としては悪ではない
      2 土の器の中の宝物
      3 知性は心の中に住まう
      4 知性を自ら自身へ再度送ること
      5 知性の循環運動
      6 身体の中で非物質的なものをいかにして包みこむか
      7 入門者のための霊的方法
      8 この方法の目的
      9 肉体は変容されうる
      10 祈りの姿
      11 「腹に魂をもつ者」という中傷
      12 ヘシュカスムの真の伝統

    第3論攷
      〔序文〕
     第3回答
      1 嘘偽りは真実に近づく
      2 告発者らの欺瞞
      3 覚知と霊的な光
      4 否定を超える見神
      5 霊的照明
      6 聖人と聖書による証言
      7 他の証言
      8 思惟的な光
      9 知性の眼
      10 光と火
      11 キリスト到来の理由
      12 この世の命だけに生きる人は霊からのものを受け取らない
      13 いかなる言葉が生命に反対しうるだろうか
      14 世俗の認識が救いに導くわけではない
      15 理性的な像の歪曲
      16 見えないものをいかにして見るか
      17 見ずして見る
      18 肯定と否定。分有について
      19 否定神学は一つの像にすぎない
      20 霊的で神的な感覚
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  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大森 正樹(オオモリ マサキ)
    1945年、兵庫県生まれ。1970年、京都大学医学部卒業。1979年、京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。南山短期大学教授を経て、南山大学名誉教授。博士(文学)
  • 内容紹介

    ビザンティン後期に多くの論争を経て,東方キリスト教霊性の精華であるヘシュカスム(祈りの方法やその意味など)の霊性運動を理論的に大成したグレゴリオス・パラマス(1296頃-1359年)の主著『聖なるヘシュカストたちのための弁護』の全訳である。彼は若い時にアトス山で修行し,晩年テサロニケの大主教を務め,没後に列聖された。
    ビザンティン宮廷に重用されたバルラアムは「アトス山の修道士たちが祈りの中で神を見る」ことを聞き,祈りを励む者たちを異端の廉で告訴した。これに対しパラマスが正面から批判し修道士たちを弁護,論争はビザンティン宮廷を巻き込み,聖俗あわせた争いに発展した。最終的にはパラマスの論がビザンティン教会の正統とされ,バルラアムは排斥されてイタリアに帰りローマ教会の司教になった。
    西方教会とは違い,観想など実践を重んずる東方教会の独自性が本書により解明される。教父たちがキリスト教の地盤でギリシアの知的業績を考察し直した躍動的な思想は,キリスト教の精神伝統の生の姿を髣髴とさせてくれる。
    わが国の西欧中心の見方に対し,欧州の辺境の地で営まれた知的,霊的精進の宝庫に新たな可能性が見出されよう。

東方教会の精髄人間の神化論攷―聖なるヘシュカストたちのための弁護(知泉学術叢書〈2〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:知泉書館
著者名:グレゴリオ パラマス(著)/大森 正樹(訳)
発行年月日:2018/05/20
ISBN-10:4862852750
ISBN-13:9784862852755
判型:B6
発売社名:知泉書館
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:キリスト教
言語:日本語
ページ数:552ページ
縦:19cm
横:11cm
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