日本近世書物文化史の研究 [単行本]

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日本近世書物文化史の研究 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2018/06/01
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日本近世書物文化史の研究 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    書物流通のネットワークを担い、収集した書物を独自に体系化し、日常生活の糧として次世代に受け継いでいく―能動的に知を紡ぐ「近世の読者」の実像を、蔵書という宇宙から描き出す。
  • 目次

    はしがき
    初出一覧
    凡 例

    序 章 読者という問題
     一 読者研究における三つの転機
     二 近世読者の歴史的研究
     おわりに――近世読者を考える視点


    第一部 読者と蔵書形成

    第一章 大坂周辺村落社会における蔵書形成――益軒本の読者
     はじめに――問題の所在
     一 日下村庄屋森家の蔵書形成
     二 柏原村在郷商人三田家の蔵書形成
     三 蔵書目録と益軒本
     おわりに――村の豊かさについて

    第二章 読書の諸形態――八尾八左衛門の場合
     はじめに――問題の所在と分析の素材
     一 蔵書と貸借
     二 個人的読書
     三 共同的読書の諸形態
     四 医学書の読書会をめぐって
     おわりに――小括と展望

    第三章 貝原益軒とその周辺――地方読者の〈発見〉
     はじめに
     一 蔵書とその貸借
     二 書物購入の取次
     三 読者の問題
     四 問題の一般化

    第四章 「地方読者」の蔵書形成――依田長安の場合
     はじめに
     一 書物目録と文庫蔵
     二 書物の情報
     三 江戸・京都の書肆
     四 蔵書構成の特徴

    第五章 近世上層町人における〈家〉の教育――八尾八左衛門家の場合
     一 問題の所在と分析の方法
     二 幼児期――又三郎,一歳~四歳
     三 少年期――捨二郎,六歳頃~一一歳頃
     四 青年期――又二郎・六三郎,一三歳~二二歳
     五 一般化
     おわりに


    第二部 書物と読書

    第六章 『徒然草』は江戸文学か?――書物史における読者の立場
     はじめに
     一 「徒然草享受史」について
     二 読者の実態
     三 通俗道徳の形成
     おわりに――近世書物史研究の課題

    第七章 思索する読書
     はじめに――読者論から読書論へ
     一 「牢人百姓」依田長安――予備的考察
     二 家訓と読書――〈通俗道徳〉論のアポリア
     三 農人と牢人
     おわりに

    第八章 近世の出版文化と〈日本〉
     はじめに
     一 軍書から〈歴史〉へ
     二 『節用集』の中の〈日本〉
     三 〈神国〉論と〈泰平=仁政〉論
     おわりに

    第九章 農書と農民――『農業全書』をめぐって
     はじめに――古島敏雄「学者の農書と百姓の農書」について
     一 「牢人」宮崎安貞の世界
     二 『農業全書』の出版
     三 『農政全書』と『農業全書』――木綿栽培をめぐって
     四 『河内屋可正旧記』巻一二
     五 『農業全書』の読者――甲斐国牢人百姓依田長安など
     おわりに――文化的循環構造の成立


    第三部 書物文化と近世社会

    第十章 医学的な知をめぐって――医療政策と地域社会
     はじめに――研究史と問題の所在
     一 在村医の成立
     二 医学書
     三 民間医療と医学
     四 享保改革の医療政策
     おわりに――小括と残された課題

    第十一章 作者・書肆・読者――益軒と柳枝軒をめぐって
     はじめに
     一 益軒と柳枝軒
     二 『農業全書』の出版戦略
     三 読者の発見
     四 柳枝軒宛て益軒書簡をめぐって
     おわりに――〈思索する近世読者〉の誕生

    附 録 柳枝軒宛て貝原益軒書簡集

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    近世読書史を切り拓いた画期的論文の集成.蔵書分析を通じて,能動的に知を紡ぐ「近世の読者」を描き出す.
  • 内容紹介

    書物流通のネットワークを担い,蒐集した書物を独自に体系化し,日常生活の糧として後世に受け継いでいく――都市に限定されがちであった分析視角を大きく農村に広げ,従来の受動的な読者像を打ち崩し,能動的に知を紡ぐ「近世の読者」を,〈蔵書〉という宇宙から描き出す.第一人者による集大成.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    横田 冬彦(ヨコタ フユヒコ)
    京都大学名誉教授、京都橘大学名誉教授
  • 著者について

    横田 冬彦 (ヨコタ フユヒコ)
    横田冬彦(よこた ふゆひこ)
    京都大学名誉教授,京都橘大学名誉教授.
    著書に,『日本の歴史16 天下泰平』(講談社,2002年/講談社学術文庫,2009年),『異文化交流史の再検討――日本近代の経験とその周辺』(共編著,平凡社,2011年),『本の文化史1 読書と読者』(編著,平凡社,2015年)などがある.

日本近世書物文化史の研究 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:横田 冬彦(著)
発行年月日:2018/05/30
ISBN-10:4000612697
ISBN-13:9784000612692
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:481ページ
縦:21cm
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