志士から英霊へ―尊王攘夷と中華思想(犀の教室Liberal Arts Lab) [単行本]
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志士から英霊へ―尊王攘夷と中華思想(犀の教室Liberal Arts Lab) [単行本]

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出版社:晶文社
販売開始日: 2018/06/21
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志士から英霊へ―尊王攘夷と中華思想(犀の教室Liberal Arts Lab) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    反逆の罪に問われて死罪となった吉田松陰は、明治になって甦り靖国神社に祀られ、教育者としても賞揚されている。西郷隆盛も、時代によって、人によって評価がわかれる。幕末に尊王攘夷を揚げた志士たちの実像は、為政者や時代の空気によって書き換えられる。そもそも尊王攘夷とは、中国の儒教から出てきた考え方で、君主の権威を擁護して異民族を国外に排斥することである。幕末の志士たちは、列強の脅威をはらい天皇を担ぎ出して維新を遂行した。やがて彼ら自身が英霊として担がれ、1945年まで生き続ける。志士から英霊へ―継続あるいは転換はどのようにおきたのだろうか。
  • 目次

    1 二人のジェダイ――西郷隆盛と吉田松陰
    西郷隆盛と足利尊氏――大河ドラマ「西郷どん」雑感
    西郷隆盛の敬天愛人
    大河ドラマ「花燃ゆ」と吉田松陰
    吉田松陰と陽明学
    明治から昭和へ、松陰像の変遷
    破壊王と呼ばれて
    私が吉田松陰批判を通じて目指すこと
    教育者、松陰の誕生――玖村敏雄『吉田松陰』解説


    2 ダークサイドの誘惑――殺身成仁の美学
    死を見据える――儒教と武士道、「行の哲学」の系譜
    太平記、宋学、尊王思想
    太平記と夢窓疎石

    3 エンパイアの理念――宋学の思想史的意義
    思想史から見た宋代近世論
    宋学の尊王攘夷思想とその日本への影響
    水戸学の天皇論――現行制度を再検討するために


    4 フォースと共にあれ――理気論の人間観
    朱子学の理気論・心性論
    東アジア伝統思想の「尊厳」
    正気歌の思想――文天祥と藤田東湖

    あとがき
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小島 毅(コジマ ツヨシ)
    1962年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は中国思想史。東アジアから見た日本の歴史についての著作も数多くある
  • 出版社からのコメント

    明治維新を支えた志士たちは、儒教を行動の指針としていた。尊王攘夷という中国からの思想は、やがて日本中心主義へと置き変わる。
  • 内容紹介

    反逆の罪に問われて死罪となった吉田松陰は、明治になって甦り靖国神社に祀られ、教育者としても賞揚されている。西郷隆盛も、時代によって、人によって評価がわかれる。幕末に尊王攘夷を掲げた志士たちの実像は、為政者や時代の空気によって書き換えられる。
    そもそも尊王攘夷とは、中国の儒教から出てきた考え方で、君主の権威を擁護して異民族を国外に排斥することである。幕末の志士たちは、列強の脅威をはらい天皇を担ぎ出して維新を遂行した。やがて彼ら自身が英霊として担がれ、1945年まで生き続ける。志士から英霊へ――継続あるいは転換はどのようにおきたのだろうか。『儒教が支えた明治維新』に続く新・維新論。
  • 著者について

    小島毅 (コジマツヨシ)
    1962年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は中国思想史。東アジアから見た日本の歴史についての著作も数多くある。
    著書に『儒教が支えた明治維新』(晶文社)、『増補 靖国史観――日本思想を読みなおす』『朱子学と陽明学』(ちくま学芸文庫)、『近代日本の陽明学』(講談社選書メチエ)、『父が子に語る日本史』『父が子に語る近現代史』(トランスビュー)、『「歴史」を動かす――東アジアのなかの日本史』(亜紀書房)、『儒教の歴史』(山川出版社)、『天皇と儒教思想』(光文社新書)などがあり、監修したシリーズに『東アジア海域に漕ぎだす(全6巻)』(東京大学出版会)がある。

志士から英霊へ―尊王攘夷と中華思想(犀の教室Liberal Arts Lab) の商品スペック

商品仕様
出版社名:晶文社
著者名:小島 毅(著)
発行年月日:2018/06/30
ISBN-10:4794970366
ISBN-13:9784794970367
判型:B6
発売社名:晶文社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:19cm
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