大阪万博が日本の都市を変えた―工業文明の功罪と「輝く森」の誕生 [単行本]
    • 大阪万博が日本の都市を変えた―工業文明の功罪と「輝く森」の誕生 [単行本]

    • ¥2,64080 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月28日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009002992086

大阪万博が日本の都市を変えた―工業文明の功罪と「輝く森」の誕生 [単行本]

価格:¥2,640(税込)
ゴールドポイント:80 ゴールドポイント(3%還元)(¥80相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月28日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2018/07/19
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

大阪万博が日本の都市を変えた―工業文明の功罪と「輝く森」の誕生 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    一九七〇年、大阪万博。その開催のために切り開かれ、更地となった会場の跡地が森に生まれ変わるという奇跡は、いかにして可能になったのか。本書は、万国博覧会や都市における公園の歩みを通じて、今までの日本と世界の歴史を振り返り、これからの文明の姿を模索するものである。持続可能な生物多様性社会に向けた公園・都市・文明のあり方を、大阪万博および万博公園の計画に携わった環境プランナーである著者が、これまでの総括とともに提言する。
  • 目次

    まえがき--大阪万博から万博の森へ


     第Ⅰ部 大阪万博以前

    第1章 日本は、万国博覧会とどうかかわったのか
     1 日本人が初めて遭遇したロンドンの万国博覧会
     2 都市美観改造のパリ万国博覧会
     3 工業博としてのパリ万国博覧会
     4 日本人が最初に見た万国博覧会

    第2章 内国博覧会から始まった万国博覧会
     1 博覧会の起源
     2 上野公園での内国勧業博覧会
     3 京都再興を願った京都建都一一100年記念事業
     4 最後にして最大の世界規模の大阪内国博覧会

    第3章 幻に終わった戦前の万国博覧会
     1 三代続いた万国博覧会開催への願い
     2 第一世代の日本への万国博覧会誘致
     3 第二世代の万国博覧会誘致運動
     4 国威発揚の道具とされた万国博
     5 幻に終わった第三世代の紀元2600年記念万国博覧会
     6 工業化の成果ではなく、エキゾチシズムに甘んじた

    第4章 アジア初の万国博覧会--大阪万博開催
     1 00年目に、念願の万国博覧会が、日本に来た!
     2 大阪万博のテーマ--人類の進歩と調和
     3 なぜ、東京ではなく大阪で開催されたのか
     4 なぜ、竹藪と農地の丘陵地で開催されたのか--エアポケットの地と交通の要衝の地
     5 大阪大都市圏衛星都市構想

    第5章 万博会場の設計思想
     1 大阪万博のテーマ「人類の進歩と調和」は、会場設計にどう反映させられたか
     2西山夘三による田園都市型会場設計とお祭り広場
     3 丹下健三による三次案
     4 万博跡地の丹下の都市設計への野心
     5 メガストラクチュアのアナクロニズム


     第Ⅱ部 大阪万博以後

    第6章 「人と自然の新しい関係の再建」をめざした都市公園への転換
     1 地球規模の環境とエネルギー問題
     2 「人類の進歩と調和」は、万博公園で達成された
     3 都市センターから「緑に包まれた文化公園」へ
     4 自然再建の都市計画--丹下健三から高山英華へ
     5 公園を核とした都市計画

    第7章 国立民族学博物館の誕生
     1 民族学博物館は、大阪万博から生まれた
     2 「大阪万博跡に、万国博を!」--文化相対主義としての展示
     3 平和をめざす研究機関としての国立民族学博物館

    第8章 太陽の塔は、残った
     1 太陽の塔はいらない--三つの理由
     2 べらぼうなものをつくる!
     3 宇宙(太陽系)の中の人類の位置を探ったテーマ館
     4 太陽の塔は、立ち続ける

    第9章 地球環境時代の新種の公園
     1 大胆不敵な森の再建--万博の森
     2 三つの森で、生物多様性のある生態系の風景をつくる
     3 タカが棲息する都市公園をめざす
     4 生物多様性のある回遊式風景庭園(公園)の誕生
     5 工業文明から生物多様性社会への芽生え

    第10章 巨大都市の功罪
     1 万博公園は、自然破壊の免罪符か
     2 巨大都市化がもたらした課題と展望
     3 都市の中に、都市をつくる
     4 サステイナブル・シティ・イン・メガシティ

    第11章 2070年の万博公園の未来に向けて
     1 城壁型公園から解放型セントラルパークへ
     2 万博公園を核にした千里環境文化創造都市をつくる
     3 新都市の装い
     4 多心型大都市圏構想


    参考文献
    あとがき--都市の中に、森をつくるということ
    年 表
    人名・事項索引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉村 元男(ヨシムラ モトオ)
    1937年11月京都市左京区生まれ。京都大学農学部林学科卒業(造園学専攻)。1968年環境事業計画研究所を設立し、代表取締役所長に就任。奈良女子大学、大阪大学、京都工芸繊維大学、鳥取大学などの非常勤講師を歴任。2001年3月環境事業計画研究所会長になり、同年4月鳥取環境大学環境情報学部環境デザイン学科教授に就任。2008年退職。「万博記念公園の森の基本設計」で日本造園学会賞、「鎮守の森の研究」で環境賞、都市公園での功労により北村賞などを受賞している
  • 出版社からのコメント

    1970年、歴史が動く瞬間-- 万博開催後、緑の再生をめざした意義を 歴史の中に位置づけ、捉えなおす試み。
  • 内容紹介

    1970年、大阪万博。その開催のために切り開かれ、更地となった会場の跡地が森に生まれ変わるという奇跡は、いかにして可能になったのか。本書は、万国博覧会や都市におけ公園の歩みを通じて、今までの日本と世界の歴史を振り返り、これからの文明の姿を模索するものである。持続可能な生物多様性社会に向けた公園・都市・文明のあり方を、大阪万博および万博公園の計画に携わった環境プランナーである著者が、これまでの総括とともに提言する。
  • 著者について

    吉村 元男 (ヨシムラ モトオ)
    2018年7月現在環境事業計画研究所会長

大阪万博が日本の都市を変えた―工業文明の功罪と「輝く森」の誕生 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:吉村 元男(著)
発行年月日:2018/07/30
ISBN-10:4623077640
ISBN-13:9784623077649
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:318ページ ※309,9P
縦:19cm
他のミネルヴァ書房の書籍を探す

    ミネルヴァ書房 大阪万博が日本の都市を変えた―工業文明の功罪と「輝く森」の誕生 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!