飼う―生命の教養学〈13〉 [単行本]
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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2018/07/18
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飼う―生命の教養学〈13〉 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    身近なペットと人との関係、養殖や畜産、実験動物から古代ローマの奴隷やナチズム、そして現代日本の人身売買まで見渡していく。さらに、人体の腸内の微生物の機能(ヒトは、微生物を飼っているのか、微生物に飼われているのか?)をあきらかにし、飼うことの倫理学を中心に置く。慶應義塾大学教養研究センターで開講されている極東証券寄附講座生命の教養学の2016年度の講義録。
  • 目次

    はじめに(赤江雄一)

    Ⅰ ペットと人
     ペットしか見えない都市空間ができるまで 近代ヨーロッパにおける動
     物たちの行き(生き)場
      はじめに/18世紀ヨーロッパとペット蔑視/19世紀ヨーロッパと動
      物虐待防止運動/20世紀ドイツにおける動物保護思想の過激化(光
      田達矢)
     ペットとのコンパニオンシップから得られるもの
      ペット飼育の現状/ペットとの関係から得られるもの/動物介在介入
      (いわゆるアニマルセラピー)(濱野佐代子)
     ペットを飼うこと 地域猫と殺処分をめぐる現状
      ペットを飼うこと/犬猫の殺処分問題/ペットを守る法律について/
      地域猫とTNRについて(斉藤朋子)

    Ⅱ 食べるために飼う、実験するために飼う
     チョウザメという食文化を作る戦略
      チョウザメという魚/チョウザメ養殖のビジネスプラン/「さかな」
      のビジネスプラン/「肉」のビジネスプラン/「キャビア」のビジネ
      スプラン/水産業の「飼う」(平岡潔)
     国際競争のなかでの日本の養豚生産の現状と諸問題
      役に立つ動物農業(畜産・養豚)/豚の養殖と肥育/養豚の生産シス
      テム/養豚生産での問題点としての福祉問題/農業動物の生と死/養
      豚の福祉問題/ヨーロッパにおける妊娠豚の飼育/アメリカでの養豚
      福祉/日本での養豚福祉(纐纈雄三)
     実験動物を「飼う」
      実験に使われる動物たち/実験動物と動物実験の定義/なぜ動物実験
      をするのか?/動物実験の根拠/飼育管理(下田耕治)

    Ⅲ 動物を飼うこと
     飼うことの倫理学
      動物解放論以前/シンガーの動物解放論/動物に権利はあるか?/動
      物解放論以後/全体のまとめ(奈良雅俊)

    Ⅳ 人が人を飼う
     古代ローマの奴隷 境遇の多様性と複雑性
      ローマ帝国とは/ローマにおける奴隷の境遇/多様で複雑な奴隷のあ
      りかた/古代ローマにおける奴隷とは?(大谷哲)
     日本人の人身売買を考える 問われていることは何か
      人身売買が意味すること/世界の人身売買/日本の人身売買の現状/
      日本政府の取り組みと課題/問われていることは何か?(原由利子)

    Ⅴ 飼い飼われる共犯関係
     ナチズムにみる欲望の動員
      ヒトラーに従った「家畜」たち?/「民族共同体」/統合の焦点とし
      てのヒトラー/性的欲望の動員/「家畜」たちの暴走(田野大輔)
     「もう一つの臓器」腸内細菌叢の機能に迫る
      腸内環境と私たちの生命活動との複雑な関係/もう一つの臓器として
      の腸内細菌叢の機能/「茶色い宝石」が切り拓く、病気ゼロの社会
      (福田真嗣)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    赤江 雄一(アカエ ユウイチ)
    慶應義塾大学文学部准教授。1971年生まれ。リーズ大学大学院博士課程(Ph.D.)。専門は西洋中世史(宗教史・文化史)
  • 出版社からのコメント

    今回の「飼う」の各論はペットと人との関係、養殖という食べ物、実験動物から古代ローマやナチズム、現代日本の人身売買まで見渡す。
  • 内容紹介

    ペットから体内微生物まで
    愛と支配のドラマティクス

    ▼慶應義塾大学の人気講座を書籍化。「飼う」ことを考える。
    ▼各分野の第一線で活躍する著名講師陣が執筆。

    「生命」の意味を限りなく広く捉えていく「生命の教養学」。
    「飼う」というキーワードは、意想外の広がりをもたらす。
    今回の「飼う」の各論は、身近なペットと人との関係、養殖という食べ物、そして実験動物から古代ローマやナチズム、そして現代日本の人身売買まで見渡していく。さらに、人体の腸内の微生物の機能(ヒトは、微生物を飼っているのか、微生物に飼われているのか?)をあきらかにし、飼うことの倫理学を中心に置く。
  • 著者について

    赤江 雄一 (アカエ ユウイチ)
    赤江 雄一
    慶應義塾大学文学部准教授。1971年生まれ。リーズ大学大学院博士課程(Ph.D.)。専門は西洋中世史(宗教史・文化史)。共著に『知のミクロコスモス-中世・ルネサンスのインテレクチュアル・ヒストリー』(中央公論新社、2014年)、『はじめて学ぶイギリスの歴史と文化』(ミネルヴァ書房、2012年)などがある。

飼う―生命の教養学〈13〉 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:赤江 雄一(編)
発行年月日:2018/07/30
ISBN-10:4766425375
ISBN-13:9784766425376
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:247ページ
縦:21cm
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