メディアがつくる現実、メディアをめぐる現実―ジャーナリズムと社会問題の構築 [単行本]
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メディアがつくる現実、メディアをめぐる現実―ジャーナリズムと社会問題の構築 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2018/08/28
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メディアがつくる現実、メディアをめぐる現実―ジャーナリズムと社会問題の構築 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    社会問題の構築主義を取り込んだ理論的枠組で「報道と社会問題」の関係を読み解き、ジャーナリズム研究の新しい視座を示す。
  • 目次

    はじめに ジャーナリズムを論じるということ

    第Ⅰ部 社会問題とジャーナリズムを分析する視点

    第1章 社会問題研究と構築主義的アプローチ
     1 社会問題への「社会学的」アプローチ
     2 社会問題研究における構築主義的アプローチと日本におけるその受容
     3 社会問題の構築主義の社会学的位置づけ
     4 「社会問題の社会学」のための構築主義

    第2章 構築主義的社会問題研究とマス・メディア研究――モラル・パニック論を超える試み
     1 社会問題の社会学とマス・メディア研究の接合
     2 マス・メディア研究におけるラベリング論:モラル・パニック論
     3 モラル・パニック論の限界
     4 現実の社会的構築・構成とジャーナリズム

    第3章 構築・構成される「ジャーナリズム」
     1 構築主義的アプローチの応用にまつわる問題
     2 社会的世界における意味の構築・構成
     3 マス・コミュニケーション研究における構築主義的アプローチの展開
     4 コミュニケーションの中から構築・構成される「ジャーナリズム」
     5 社会問題の構築・構成過程における二つの現実

    第Ⅱ部 社会問題とジャーナリズムの構築・構成

    第4章 公害・環境問題の社会問題化とジャーナリズム――水俣病事件報道
     1 社会問題としての公害・環境問題
     2 公害・環境問題の社会問題化
     3 水俣病事件に関するマス・メディア報道の展開
     4 公害・環境問題の社会問題化とマス・メディア報道規範の再構築
     5 社会問題をとらえる視角の拡大:「第三水俣病事件」をめぐる報道

    第5章 不確実性下におけるジャーナリズム――ダイオキシン問題報道
     1 「不確実な環境汚染問題」としてのダイオキシン問題
     2 ダイオキシン問題報道の展開
     3 ダイオキシン問題報道の転換:ダイオキシン問題報道のもう一つの側面
     4 ダイオキシン問題報道に関する現実の構築・構成
     5 ダイオキシン問題に関する二重の現実の構築・構成、および排除

    第6章 論評主体から論評対象になるジャーナリズム――マス・メディアの社会問題化
     1 クレイム申し立ての「対象」としてのマス・メディア
     2 カウンター・クレイム(対抗クレイム)と対抗レトリック
     3 事例分析:小泉元首相の靖国神社参拝問題におけるクレイムと対抗クレイム
     4 社会問題化されるマス・メディア報道
     5 補足事例①:インターネット上で展開する『朝日新聞』批判(世論調査報道を例に)
     6 補足事例②:「分断」するジャーナリズム批判 朝日新聞「吉田調書問題」

    第7章 何が「ジャーナリズム」とみなされるのか?――「信頼されるメディア」という現実の構築・構成
     1 はじめに:「ジャーナリズム」の多様な境界線
     2 コミュニケーションに関する「現実」の構築・構成
     3 「信頼されるコミュニケーション」としての「ジャーナリズム」
     4 現代社会における「ジャーナリズム」と信頼

    終章 現代社会におけるジャーナリズム、ジャーナリズム論
     1 「ジャーナリズム」の構築・構成過程の変容
     2 マス・コミュニケーション過程をめぐる現実の構築・構成
     3 能動性を持った「大衆(マス)」とマス・メディア、ジャーナリズム
     4 「支配的な大衆」は依然として存在しているのか?
     5 現代のインターネット社会においてジャーナリズム論は成立するのか?


    引用・参考文献
    おわりに
    初出一覧
    索引
  • 内容紹介

    社会問題の構築主義を取り込んだ理論的枠組で「報道と社会問題」の関係を読み解き、ジャーナリズム研究の新しい視座を示す。

    メディアは社会問題という現実をつくり、社会問題はメディアをめぐる現実をつくりかえる。現代のネット社会であってもそれは変わらない。水俣病事件、ダイオキシン問題、靖国神社参拝問題など様々な社会問題とメディア報道の関係について、社会問題の構築主義の視座を大胆に適用しながら考察し、ジャーナリズム研究に一石を投じる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山口 仁(ヤマグチ ヒトシ)
    1978年埼玉県生まれ。2001年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、2006年同大学院法学研究科後期博士課程(政治学専攻)単位取得退学。財団法人国際通信経済研究所、財団法人マルチメディア振興センターを経て、帝京大学文学部社会学科准教授。博士(法学)。専門はジャーナリズム研究、マス・コミュニケーション研究、政治社会学、情報社会論
  • 著者について

    山口 仁 (ヤマグチ ヒトシ)
    山口 仁(やまぐち ひとし)

    1978年埼玉県生まれ. 2001年慶應義塾大学法学部政治学科卒業, 2006年同大学院法学研究科後期博士課程(政治学専攻)単位取得退学. 財団法人国際通信経済研究所, 財団法人マルチメディア振興センターを経て, 帝京大学文学部社会学科准教授. 博士(法学). 主要著作『戦後日本のメディアと市民意識』(共著, ミネルヴァ書房, 2012年), 『戦後日本のメディアと原子力問題』(共著, ミネルヴァ書房, 2017年), 『現代ジャーナリズムを学ぶ人のために 第2 版』(共著, 世界思想社, 2018年). 専門はジャーナリズム研究, マス・コミュニケーション研究, 政治社会学, 情報社会論.

メディアがつくる現実、メディアをめぐる現実―ジャーナリズムと社会問題の構築 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:山口 仁(著)
発行年月日:2018/08/15
ISBN-10:4326603089
ISBN-13:9784326603084
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:304ページ ※302,2P
縦:22cm
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