家父長制と近代女性文学―闇を裂く不穏な闘い [単行本]
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家父長制と近代女性文学―闇を裂く不穏な闘い [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2018/10/27
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家父長制と近代女性文学―闇を裂く不穏な闘い [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本政府が主導する「明治百五十年」で騒がしく、いよいよ戦前回帰が本格的に開始されている現在こそ、近代女性文学のなかでも、とくに近代の闇=家父長制を裂くような女性たちの不穏な闘いに挑んだ表象や表現者をフェミニズム/ジェンダーの視点から追跡することによって、殖産興業・富国強兵・アジア植民地化に邁進した近代日本を根底的に問い直す!
  • 目次

    Ⅰ 近代家父長制への抗い

    樋口一葉「恋の狂気が意味するもの
    ――『裏紫』を読む」

    田村俊子「初出『あきらめ』を読む
    ――三輪の存在をめぐって」
        「〈愛〉の奴隷批判
    ――『生血』『彼女の生活』を読む」
        「書くことの〈狂〉
    ――『女作者』論」
        「〈妻〉という制度への反逆
    ――『炮烙の刑』を読む」
        「〈悪女〉の季節
    ――家父長制秩序への反逆者たち」

    Ⅱ 社会変革への挑戦

    伊藤野枝「彗星のごとき伊藤野枝」

    宮本百合子「〈女の時間〉の記憶
    ――『二つの庭』のもう一つの語り( ナラティブ)」 
         「『道標』と女のふたり旅
    ――今日問いかけるもの」
         「女性文学にみる抵抗のかたち
    ――〈左翼系作家〉の家父長制とのたたかい」

    平林たい子「反逆する文体」 
         「プロレタリア文学とジェンダー
    ――女性表現における〈労働〉の発見」

    Ⅲ 戦争の時代と、終わりの惨劇

    尾崎翠「不安の文学 〈母性〉からの離陸とその挫折
    ――尾崎翠における自我の構図」

    佐多稲子「佐多稲子の〈記憶〉が問いかけるもの」
        「『牡丹のある家』の世界」
        「佐多稲子における愛と性
    ――『くれない』と『灰色の午後』の時代」
        「〈美人〉作家の効用
    ――アジア太平洋戦争下の中国戦地慰問」

    大田洋子「『桜の国』成立前後」
        「二一世紀への警鐘
    ――原爆体験の語り部 大田洋子の生と文学」

    Ⅳ 老いの創造力

    円地文子「遊魂の悦楽/狐火の如き老いのエロス
    ――妖艶なる老年文学」  
  • 内容紹介

    樋口一葉、田村俊子、伊藤野枝、宮本百合子、
    平林たい子、尾崎翠、佐多稲子、大田洋子、円地文子……

    日本政府が主導する「明治百年」が騒がしく、
    いよいよ戦前回帰が本格的に開始されている
    現在こそ立ち返るべき女性作家たち。

    近代女性文学のなかで、とりわけ近代の闇=家父長制を
    裂くような不穏な闘いで挑んだ女性表現者やその表象を、
    フェミニズム/ジェンダーの視点から追跡することによって、
    殖産興業・富国強兵・アジア植民地化に邁進した
    近代日本が根底的に問い直される本格的評論!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    長谷川 啓(ハセガワ ケイ)
    1941年、札幌市生まれ。法政大学大学院人文科学研究科修士課程修了、姫路独協大学助教授、城西短期大学教授を歴任。近現代女性文学を研究。日本社会文学会、日本近代文学会会員
  • 著者について

    長谷川 啓 (ハセガワ ケイ)
    はせがわ・けい 
    1941年、札幌市生まれ。
    法政大学大学院人文科学研究科修士課程修了、
    姫路独協大学助教授、城西短期大学教授を歴任。
    近現代女性文学を研究。日本文学協会、新日本文学会会員。
    【著書】
    『佐多稲子論』(オリジン出版センター)、
    【共編著】
    『現代女性学の探究 二十一世紀にむけて共生時代を
     生きぬくキーワード』(双文社)、
    『母と娘のフェミニズム 近代家族を超えて』(田畑書店)、
    『高橋たか子の風景』(彩流社)、
    『< 転向> の明暗 「昭和十年前後」の文学』(責任編集、
     インパクト出版会)、
    『買売春と日本文学』(東京堂出版)、
    『佐多稲子と戦後日本』(七つ森書館)、
    『編年体 近代現代女性文学史』(至文堂)、
    『ジェンダーで読む愛・性・家族』(東京堂出版)、
    『韓流サブカルチュアと女性』(至文堂)、
    『老いの愉楽「 老人文学」の魅…

家父長制と近代女性文学―闇を裂く不穏な闘い [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:長谷川 啓(著)
発行年月日:2018/10/25
ISBN-10:4779124611
ISBN-13:9784779124617
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:425ページ
縦:20cm
横:14cm
厚さ:3cm
重量:480g
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