世界史のなかの文化大革命(平凡社新書) [新書]
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世界史のなかの文化大革命(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2018/09/18
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世界史のなかの文化大革命(平凡社新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    文化大革命とは何だったのか―。それは中国という特殊な空間と歴史のなかで起こった、一度きりの出来事なのだろうか。それとも、ある条件のもとでは、どの国、どの社会でも起こりうる現象なのか。亡霊のように徘徊し連鎖して起きることはあるのか。国際的要因と越境性を重視し、文革のもうひとつの真実にせまる。
  • 目次

    《目次》
    序章 文革五〇年目の亡霊
    文革の「亡霊」とは何か/アジアからみた「1968」

    第1章 革命の夢──北京―ジャカルタ枢軸
    中国とインドネシアの紐帯/バンドン精神の結晶/共産主義に傾斜するインドネシア
    第二回AA会議を目指して/インドネシア貿易の日本商人/流産した第二回AA会議
    アジアの革命──屈辱の近代と、抵抗の戦後

    第2章 革命勃発──9・30クーデター事件
    一日だけのクーデター/事件の真相は/「ワニの穴」を訪れる
    中国から見た9・30事件/クーデター計画を事前に知らされた毛沢東
    アイディットの自供書/アイディットを悼む毛沢東

    第3章 革命失敗──赤狩りと華僑弾圧
    「赤狩り」反共キャンペーン/「赤狩り」を中国はどう報じたか/中国の国際的孤立
    「反華排華」反中キャンペーン/華僑迫害を中国と台湾はどう報じたか
    「難僑」の帰郷/華僑農場をたずねる/華僑農場の実態/社会暴力としての華人迫害

    第4章 マオの革命──文化大革命の嵐
    中間地帯論の変質/失意の毛沢東、流離の八カ月/9・30事件失敗の教訓
    日本共産党代表団との会見/日本共産党と中国共産党との決裂/起死回生の文革発動
    「司令部を砲撃せよ」/強力な援軍、紅衛兵/「燎原を焼き尽くす炎」

    第5章 革命連鎖──西側に飛び火した文革
    世界革命としての文革/文革の日本上陸/日共系組織の分裂/新左翼運動を刺激
    共感派の礼賛/権力闘争論からの批判/異種交配型雑種革命/パリ五月革命とマオイズム
    「パリに吹いた東風」/アメリカのベトナム反戦・公民権運動/CCASと文革
    「反システム運動」として

    第6章 反革命──台湾発アメリカ行き「東京クラブ」
    革命失敗がもたらした暗転/台湾から見た9・30事件/台湾のインドネシア華僑
    台湾の対インドネシア工作──西側世界への足がかり
    「東京クラブ」結成──西側のインドネシア包囲網
    台湾に「インドネシア工作指導小組」結成/中国との断交をめざして
    中国の国連復帰を後押ししたマリク外相とストミセン
    資本主義vs.共産主義──レジリエンスの相克

    第7章 遠距離革命──西カリマンタン武装蜂起
    再建されたインドネシア共産党/ユスフ・アジトロップという人物
    西カリマンタンを訪れる/インドネシアのなかの小中華/西カリマンタンの火焰山部隊
    農村革命の舞台/林彪の人民戦争論を実践/ダヤク族との民族紛争で華人追放
    追放された華人の難民体験/遠距離革命として

    第8章 革命無残──ユートピアの終焉
    インドネシア軍の掃討作戦で鎮圧/スカルノの晩年/インドネシア束の間の春
    紅衛兵運動のエスカレート/紅衛兵の下放・革命委員会・兵営国家化/劉少奇、非業の死
    中ソ紛争と第九回党大会/米中接近へ/林彪事件の衝撃/個人意識と思想解放のめざめ
    盛り上がらない批林批孔運動/マオの死と文革の終わり
    林彪事件・あさま山荘事件・ミュンヘン五輪テロ事件

    第9章 革命残響──夢が消えたあとに
    一九八一年歴史決議で文革全否定/二〇世紀最後の革命/事件の世界史的意義
    山口県のマオイスト/「天安門の学生運動は国際的大謀略」

    終章 過ぎ去らぬ「革命の亡霊」
    打ち砕かれた革命の夢/「東風が西風を圧倒する」再び


    あとがき
    参考文献
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    馬場 公彦(ババ キミヒコ)
    1958年生まれ。長野県伊那市出身。北海道大学大学院東洋哲学研究科修了、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程満期修了、学術博士。専門は東アジア論・日中関係論・メディア論。中国伝媒大学(北京)名誉教授。出版社勤務。著書に『戦後日本人の中国像―日本敗戦から文化大革命・日中復交まで』(新曜社、大平正芳記念賞特別賞。中国語版『戦後日本人的中国観―従日本戦敗到中日復交』社会科学文献出版社)など
  • 出版社からのコメント

    文化大革命とは何だったのか。文革を中国国内で完結したものでなく、その国際的要因と越境性を重視し、もうひとつの真実にせまる。
  • 著者について

    馬場 公彦 (ババ キミヒコ)
    1958年生まれ。長野県伊那市出身。北海道大学大学院東洋哲学研究科修了、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程満期修了、学術博士。
    専門は東アジア論・日中関係論・メディア論。中国伝媒大学(北京)名誉教授。出版社勤務。単著に『「ビルマの竪琴」をめぐる戦後史』(法政大学出版局)、『戦後日本人の中国像──日本敗戦から文化大革命・日中復交まで』(新曜社、大平正芳記念賞特別賞。中国語版『戦後日本人的中国観──従日本戦敗到中日復交』社会科学文献出版社)、『現代日本人の中国像──日中国交正常化から天安門事件・天皇訪中まで』(新曜社)がある。

世界史のなかの文化大革命(平凡社新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:馬場 公彦(著)
発行年月日:2018/09/14
ISBN-10:4582858910
ISBN-13:9784582858914
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:331ページ
縦:18cm
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