バロックの音楽世界―テキスト、図像による新たな体験 [単行本]
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バロックの音楽世界―テキスト、図像による新たな体験 [単行本]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2018/09/26
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バロックの音楽世界―テキスト、図像による新たな体験 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    宮廷・教会文化に深く根差し、各国・各都市で独自の発展を遂げたバロック音楽の全貌。女性音楽家、新大陸の音楽家にも光を当てる決定版にして“音楽世界”三部作の完結篇。
  • 目次

    まえがき
    1 バロック音楽は存在するか──基本概念
     バロック音楽の基本的特徴
     余論──音楽はさまざまな情緒を表現できるか
     アタナシウス・キルヒャー
     音楽を理解しつつ聞くことと散漫に聞くこと
     通奏低音とコンチェルト
     合唱の協奏的演奏
     通奏低音の成立
     即興演奏の基礎としての通奏低音
     通奏低音の番号付け
     通奏低音の演奏
     モテット的/モノディー的な通奏低音
     音楽的弁論術
     音楽的・レトリカルな音型
     適用された音型論
    2 クラウディオ・モンテヴェルディの『オルフェオ』(一六〇七年)は最初のオペラか?
     マントヴァでの「オペラ初演」
     『オルフェオ』の台本
     宮廷オペラと宮廷の祝祭
     オペラの故郷としてのアルカディア
     オペラとオラトリオ
     フィレンツェのレチタール・カンタンド
     第二作法
     『オルフェオ』におけるオペラアリアの「誕生」
     『オルフェオ』における歌唱スタイル
     冥界のオルフェウス
     オペラにおける器楽音楽
     さまざまな解釈
     「切り刻まれる肉体」または「星になる」?
    3 感情と知性 合理主義の精神世界における音楽
     音楽と建築
     ルネ・デカルト
     数と情念
     美学の根拠づけ
     メロディー形成の基本原理としてのシンメトリー
     デカルトと音楽的情念論
     情念論の生理学
     デカルトと現代医学
     バロックの音楽的情念論
     クーナウによる批判
     中心的な情念
     情念と感情
     アンドレアス・ヴェルクマイスターと音楽における数学
     バロック時代の中世的音楽観
     音 律
     再度、数と情念
     マッテゾンのヴェルクマイスター批判
     自然概念の導入
     シャイベによるバッハ批判
     自然─経験─創造・天才
    4 ヨハン・マッテゾンと音楽上のジャンル──声楽
     歴史意識と音楽史
     メロディー対ハーモニー
     対位法からカデンツへ
     音楽的形式
     形式対表現
     情緒と形式
     マッテゾンのジャンル論の基本的意図
     コラール
     アリア
     アリア対リート
     アリアの機能
     レツィタティーフ
     カンタータ
     デュエット
     合奏楽曲
     セレナータ
     バレエ
     パストラーレ
     オペラ
     ディアローグ
     オラトリオ
     モテットとミサ曲
    5 ヨハン・マッテゾン──器楽
     声楽曲対器楽曲
     メヌエット
     ガヴォット
     ブレー
     リゴドン
     行進曲とアントレ
     ジ グ
     ポロネーズ
     アングロワーズとコントルダンス
     パスピエ
     ロンド──RondeauとRondo
     フランスとイタリアにおけるチェンバロ音楽
     フランス対イタリア、音型対情緒
     サラバンド
     クーラント
     アルマンドと組曲
     バロックにおける主題と変奏、アリアとパルティータ
     ファンタジー
     ソナタ
     コンチェルト・グロッソ
     シンフォニア
     序 曲
    6 諸侯の居城と市民都市、大都市の音楽
     近さと遠さ──われわれの世界におけるバロック音楽
     アムステルダム
     ボローニャ
     ドレスデン
     ハンブルク
     ライプツィヒ
     ロンドン
     マドリード
     ミュンヒェン
     ナポリ
     パ リ
     ローマ
     ザルツブルク
     シュトゥットガルト
     ヴェネツィア
     ウィーン
    7 音楽による権力 ルイ一四世、絶対主義と芸術の道具化
     アンシャン・レジームにおける音楽
     芸術と王権
     ジャン=バティスト・リュリ
     太陽王の宮廷音楽
     フランス的絶対主義における音楽
     芸術、世界、生の秩序
     宮廷の儀式における音楽
     秩序としての政治とアカデミーの設立
     ミシェル=リシャール・ド・ラランド
     グラン・モテとプチ・モテ
     バロックのテ・デウムとグラン・モテの形式
     グラン・モテの名人たち
     宮廷の祝祭の特権と機能
     バレ・ド・クール
     コメディー・バレ
     抒情悲劇
     グラン・バル・ドゥ・ロワ
     ダンスの文法
     事例研究──メヌエット
     アンシャン・レジームにおける芸術と芸術家の道具化
    8 楽器と作曲 バロックの響きの再発見
     歴史的演奏習慣と現代的演奏習慣
     楽器と作曲
     倫理対美学
     歴史的な「演奏美学」
     歴史的な、伝統的な音楽の場面
     バロック時代と演奏概念
     響きの語り
     作曲家対演奏家
     音楽の聴き手と歴史的演奏習慣
     バロックの楽器群
     トランペットとフレンチホルン
     ピストンの発明
     偽バッハ・トランペット
     シャリュモとクラリネット
     フォーク・フィンガリング
     バロックヴァイオリン
     チェンバロの別れ
     ハンマークラヴィア、ピアノとフォルテを持つグラヴィチェンバロ
    9 男性世界における女性 バロックの女性作曲家
     修道院の世界の女性作曲家たち
     プロ的な音楽奨励の場としての修道院
     宮廷とアカデミーの世界における女性作曲家
     イタリアからフランスへ
    10 征服者─伝道─インディオ 新世界におけるバロック音楽
     CD市場
     北アメリカ
     植民地化と音楽の伝達
     地 誌
     副王国ヌエバ・エスパーニャ
     ビリャンシーコ──教区民のための精神的な娯楽音楽
     ヌエバ・エスパーニャにおける作曲家
     副王国ペルー
     クスコ
     リ マ
     ラ・プラタ(スクレ)
     キューバ
     ポルトガル領ブラジル
     ミナス・ゲライスにおける諸芸術の隆盛
     パラグアイのイエズス会国家
     イエズス会のレドゥクシオンにおける音楽
     旅の報告
     
    付録 オスティナート──音楽的特殊世界
    付録 アブラハム・ア・サンクタ・クララ『大悪党ユダ』第一巻
    付録 ヨハン・リスト
    付録 アウグスト・ボーゼ(通称タランダー)『皇帝レオポルト一世とスペインのマルガレーテ・テレジアの婚礼』
    付録 主要作品のテキスト
    訳者あとがき

    主要ディスコグラフィー(新世界におけるバロック音楽)
    オスティナート一覧
    CDの内容について
    参考文献
    原 註
    索 引
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    モールバッハ,ベルンハルト(モールバッハ,ベルンハルト/Morbach,Bernhard)
    1949年、ドイツ、ラインラントプファルツの生まれ。ザールブリュッケン大学で音楽学、芸術史などを学ぶ。ザールラントなどで音楽関係の教職の後、1979年以降、ラジオ放送を通して古音楽の紹介、解説を続けている

    井本 しょうじ(イモト ショウジ)
    1943年に生まれる。東京大学文学部独文学科卒業。東京都立大学大学院修士課程(独文学専攻)修了。元・横浜国立大学教育人間科学部教授
  • 出版社からのコメント

    譜面と図版によりバロック音楽の特徴と歴史的・社会的背景を解き明かし、その魅力を現代に蘇らせる大著。付録CDに楽譜63点を収…
  • 内容紹介

    その語源に否定的評価を隠し持つ「バロック」時代の音楽は、ルソーが述べたように混乱した、不自然なものだったのだろうか。当時を代表する理論家マッテゾンをはじめデカルト、キルヒャー、ライプニッツらの音楽論を参照し、多数の譜例と図版によりバロック音楽の楽理的特徴と歴史的・社会的背景を解き明かす。女性音楽家の活躍、新大陸への伝播も論じた決定的大著。付録CD-Rに楽譜やカラー資料を多数収録。
  • 著者について

    ベルンハルト・モールバッハ (モールバッハ ベルンハルト)
    1949年、ドイツ、ラインラントプファルツの生まれ。ザールブリュッケン大学で音楽学、芸術史などを学ぶ。ザールラントなどで音楽関係の教職の後、1979年以降、ラジオ放送を通して古音楽の紹介、解説を続けている。放送局SFB(Sender Freies Berlin)、今日のRBB(Rundfunk Berlin Brandenburg)での番組は約6000回に及ぶ。その結実の一つが本書および『中世の音楽世界』『ルネサンスの音楽世界』(以上、日本語訳は法政大学出版局刊)の三部作となっている。放送の他、ライブなどを通して、古音楽の復活、再生だけでなく、それを今日に「生かす」ことに心を注いでいる。

    井本 晌二 (イモト ショウジ)
    1943年に生まれる。東京大学文学部独文学科卒業。東京都立大学大学院修士課程(独文学専攻)修了。元・横浜国立大学教育人間科学部教授。訳書に、B. モールバッハ『中世の音楽世界』『ルネサンスの音楽世界』(以上、法政大学出版局)、H.-C. シャーパー『西洋音楽史・上下』、O. E. ドイッチュ他編『モーツァルトの生涯』(以上、シンフォニア)、共訳に、M. キンツィンガー『中世の知識と権力』、W. ハルトゥング『中世の旅芸人』、F. ライヒェルト『世界の体験』、N. オーラー『巡礼の文化史』、N. エリアス『時間について』、N. ビショッフ『エディプスの謎・下』(以上、法政大学出版局)、O. ボルスト『中世ヨーロッパ生活誌・上下』(白水社)、A. ボルスト『中世の巷にて』(平凡社)などがある。

バロックの音楽世界―テキスト、図像による新たな体験 の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:ベルンハルト モールバッハ(著)/井本 しょうじ(訳)
発行年月日:2018/10/10
ISBN-10:4588420186
ISBN-13:9784588420184
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:591ページ ※553,38P
縦:22cm
その他:付属資料:CD-ROM1 原書名: Die Musikwelt des Barock〈Morbach,Bernhard〉
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