アジア共同体へ向かって-教育を通じた平和 [単行本]

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アジア共同体へ向かって-教育を通じた平和 [単行本]

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出版社:芦書房
販売開始日: 2018/08/03
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アジア共同体へ向かって-教育を通じた平和 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ワンアジア財団が支援するアジア共同体講座は48の国・地域、520大学へと広がり、研究者と学生が未来への夢を共有している。さらに、研究者の発表と交流の場としてワンアジアコンベンションが毎年開催されている。本書は2017年名古屋コンベンションの発表論文を掲載した。論文はアジア共同体の創成という大きな方向性の下、多様なものとなった。しかし、「教育を通じた平和」というメーンテーマがすべての論文に通底している。研究者が抱いている新しい時代への期待と夢、そして問題提起が注目される。
  • 目次

    第1部 教育を通じた平和への提言
    第1章 平和はどのように成り立つのか―減暴力と平和構築―
    1 はじめに
    2 平和の方法が違う
    3 目的と手段が分離する
    4 概念が違って目的が衝突する
    5 暴力がなかったことはない
    6 平和の維持と平和の造成
    7 暴力の内面化と平和の構築
    8 暴力をどのように減らすのか,非暴力の曖昧さ
    9 減暴力(minus-violencing)
    10 反暴力と共業
    11 共感,減暴力,平和多元主義

    第2章 アジア共同体における「人間の条件」としての「健康」の意義―教育を通じた平和―
    1 はじめに―本稿の目的
    2 通常の健康理解とその新たな解釈の観点
    3 哲学的観点から見た「健康」の意義と課題
    4 自然災害と「健康」を阻害する人間の要因
    5 「健康」実現のための前提条件について
    6 結論

    第2部 「アジア共同体講座」の事例紹介
    第3章 北東アジア地域をめぐるアジア共同体
    1 新潟県立大学の「講座」の特徴
    2 講座を通してみる成果と課題

    第4章 ワンアジア財団の講義におけるコミュニケーションと教育の異文化理解
    1 はじめに
    2 理論的背景
    3 調査方法―異文化価値と教育
    4 結論

    第5章 「アジア共同体論」助成講座の実践
    1 三亜学院における「アジア共同体論」講座の歩み
    2 これまでの成果と問題点
    3 コンベンションへの参加と他大学への出講

    第6章 教養科目としての「アジア共同体論」の意義
    1 教養科目としての「アジア共同体論」の意義
    2 培材大学の「アジア共同体論」の特徴
    3 「アジア共同体論」受講後の学生たちの認識の変化
    4 今後の課題

    第3部 アジア共同体への視点1 政治,経済,環境,社会問題
    第7章 所得格差から見たアジア共同体
    1 はじめに
    2 アジア地域の所得格差とその特徴
    3 低所得・貧困の悪循環とその克服
    4 地域統合の諸次元と国際統合
    5 アジア地域経済統合の進行とその役割
    6 結びに代えて

    第8章 金融経済分野における東アジア経済共同体実現への提言
    1 はじめに
    2 東アジア地域統合理論
    3 東アジア経済共同体構想
    4 東アジア経済共同体実現のための提言
    5 結論

    第9章 「名古屋」から考える「東アジア安全共同体」―戦争・災害・災難―
    1 はじめに―問題提起
    2 東アジア世界とは?
    3 「戦争」でみる東アジア世界
    4 「災害・災難」でみる東アジア世界
    5 おわりに

    第10章 北東アジア経済の変貌と物流共同体の可能性
    1 はじめに
    2 中国東北部の経済発展と物流インフラ整備
    3 中国東北部と北東アジアの経済関係
    4 おわりに

    第4部 アジア共同体への視点2 歴史,教育,思想,哲学,宗教
    第11章 中日関係における歴史問題とアジア共同体
    1 歴史問題と歴史認識問題
    2 歴史(認識)問題が激化した背景
    3 共同歴史研究としての歴史問題

    第12章 アジア共同体の形成基盤としての「隣人知」の共有と蓄積
    1 アジア共同体と「隣人知」
    2 「隣人知」の諸相
    3 「隣人知」の拡張

    第13章 東アジアにおける調和的秩序形成の課題と可能性
    1 地域統合の主動因―経済・政治・安全
    2 懐疑論―異質性・国益・植民地経験
    3 共同性構築に関する視角
    4 各章の内容
    5 調和的秩序形成における課題と可能性

    第14章 平和なアジア社会のための世界市民教育,多文化教育,および公民教育の強化
    1 イントロダクション
    2 概要
    3 研究方法
    4 結果及び解析
    5 結語

    第5部 アジア共同体への視点3 文化,芸術,メディア
    第15章 アジア飲食文化の独自性と共通性
    1 飲食から文化を見る
    2 飲食文化の基盤
    3 アジア飲食文化の独自性
    4 アジア飲食文化の共通性
    5 ワンアジアに関わるすべての人への協力依頼

    第16章 ワンアジアコミュニティを形成する―アジアの価値と研究環境の育成―
    1 はじめに
    2 UNMでの講義シリーズの準備
    3 アジアの価値と研究環境の成長
    4 結論

    第17章 単一アジア内部の文化変容
    1 新世界秩序
    2 文化交流と変容
    3 1つのアジア
    4 ベトナムにおける中国化と脱中国化
    5 ヒンドゥー化と脱ヒンドゥー化
    6 ベトナムにおけるチャムの芸術,建築,彫刻
    7 西洋化と脱西洋化

    第18章 近代上海の都市文化に見る東西の交流─文化的共同体に関する考察─
    1 はじめに
    2 上海租界の成立と近代文化の形成
    3 異なる文化の共存―ライシャム・シアターを例として
    4 文化的共同体としての上海租界
    5 おわりに

    第19章 秋道智彌の『海に生きる』から見る日本の新しい海洋観と海洋教育
    1 はじめに
    2 共存共生
    3 新しい海洋観
    4 日本の海洋教育の今後
    5 おわりに

    第6部 資  料
    助成講座国・地域別開設大学総数
    これまでのコンベンションの紹介
  • 内容紹介

    ワンアジア財団が支援するアジア共同体講座は48の国・地域,520大学へと広がり,研究者と学生が未来への夢を共有している。さらに,研究者の発表と交流の場としてワンアジアコンベンションが毎年開催されている。本書は2017年名古屋コンベンションの発表論文を掲載した。論文はアジア共同体の創成という大きな方向性の下,多様なものとなった。しかし,「教育を通じた平和」というメーンテーマがすべての論文に通底している。研究者が抱いている新しい時代への期待と夢,そして問題提起が注目される。

アジア共同体へ向かって-教育を通じた平和 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:芦書房
著者名:ワンアジア財団(編)
発行年月日:2018/08/03
ISBN-10:4755612977
ISBN-13:9784755612978
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:311ページ
縦:21cm
横:15cm
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