「今昔物語集」の漢語研究 [単行本]
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「今昔物語集」の漢語研究 [単行本]

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出版社:笠間書院
販売開始日: 2018/09/03
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「今昔物語集」の漢語研究 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『今昔物語集』の漢語実態を精査し、日本語語彙への漢語浸透度と使用頻度、現代語への継承などを膨大なデータを駆使して、数量的観点から精密に解析した画期的労作。
  • 目次

     序文/凡例

    序章 和漢混淆文の漢語
      一 本研究の動機
      二 『今昔物語集』の概要
      三 先行研究
      四 研究の目的と方法
      五 資料に関して
    第一章 『今昔物語集』の漢語の分布―文体との関わり―
      一 はじめに
      二 『今昔物語集』における漢語の分布
         [表一 各部の漢語部分]
      三 各巻における漢語の分布状況
         [表二 各巻の延べ語数及びページ数]
      四 おわりに

    第二章 『今昔物語集』の漢語の形成
      一 はじめに
      二 三辞書との対照
         [表一 各辞書に見られる漢語数][表二 各グループの漢語数]
      三 『大漢和辞典』に見られる漢語
      四 『広説佛教語大辞典』に見られる漢語
      五 『色葉字類抄』に見られる漢語
         [表三 「共通グループ」の漢語][表四 仮名文学作品にも見られる漢語]
      六 三辞書とも見られる漢語
      七 三辞書とも見られない漢語
         [表五 特別グループ]
      八 おわりに
         [表六 三類別の漢語数]

    第三章 日常生活との関連―漢語の浸透と層別―
     第一節 はじめに
     第二節 衣服関係の漢語
      一 調査の目的と方法
      二 衣服関係の語彙における漢語
         [表一 衣服関係語彙数]
       二・一 漢語
       二・二 和語
      三 仮名文学にも見られる漢語
      四 古記録に見られる漢語
      五 『色葉字類抄』に見られる漢語
      六 その他の漢語
      七 衣服関係の語彙の分布
       七・一 漢語の分布
         [表二 巻ごとの漢語][表三 仏教関係の漢語][表四 衣服の総称の漢語][表五 「装束」]
       七・二 和語の分布
         [表六 衣服本体の和語][表七 衣服の総称和語]
      八 結び
     第三節 食料関係の漢語
      一 調査の目的と対象
      二 『今昔物語集』における食料関係の語彙
         [表一 食料関係の名詞語彙数]
      三 食料の総称としての漢語
       三・一 語彙の意味
       三・二 『色葉字類抄』等との対照
       三・三 説話の出典との関係
      四 食品・料理・嗜好品等
       四・一 仮名文学作品に見られる語 
       四・二 『色葉字類抄』等に見られる語
       四・三 その他の語
       四・四 まとめ
      五 結び
     第四節 住居関係の漢語
      一 調査の目的と方法
      二 建造物関係の語彙における漢語
         [表一 仏教の宗教施設の語彙数][表二 住居関係語彙数]
      三 語彙表
      四 仮名文学作品に見られる漢語
      五 古記録に見られる漢語
      六 『色葉字類抄』に見られる漢語
      七 その他の漢語
      八 結び
     第五節 おわりに

    第四章 現代語との関連―漢語の伝承―
     第一節 はじめに
     第二節 『新漢語辞典』に見られる漢語
      一 調査の目的と方法
      二 調査の結果
         [表一 『今昔』に見られる漢語の内訳]
      三 語彙表
      四 語義が転化した漢語
      五 結び
         [表二 現代雑誌に見られる漢語の割合の比較]
     第三節 現代雑誌に見られる漢語
      一 調査語彙表に関して
      二 現代雑誌に見られる漢語
         [表一 現代雑誌に見える『今昔』の漢語の内訳]
      三 語彙表
      四 使用度数や文字数別による整理
         [表二 文字数別の漢語数]
      五 現代雑誌と『色葉字類抄』と『今昔物語集』の共通漢語
         [表三 現代雑誌にも『色葉』にも見られる『今昔』漢語の使用状況]
      六 結び
     第四節 漢語の語義変化の一端―「次第」を通して見る―
      一 調査の目的
      二 『今昔物語集』における「次第」の用法
      三 「次第」の用法について
      四 用法の歴史的変遷
         [表一 「次第」の用法の歴史的変遷]
      五 「次第」の用法の展開
      六 現代の用法
      七 結び
     第五節 おわりに

    結章 漢語の浸透と継承

     参考文献/構成論文初出一覧/あとがき
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    郭 木蘭(カク モクラン)
    1970年生まれ。中国福建省出身。博士(文学)。2000年明海大学外国語学部日本語学科卒業。2003年東洋大学大学院文学研究科国文学専攻博士前期課程修了。2008年同博士後期課程修了。現在、華僑大学外国語学院専任講師、華僑大学翻訳研究センター(Center for Translation Studies of Huaqiao University)研究員
  • 内容紹介

    『今昔物語集』の漢語実態を精査し、日本語語彙への漢語浸透度と使用頻度、現代語への継承などを膨大なデータを駆使して、数量的観点から精密に解析した画期的労作。

    -推薦-
    小峯和明・立教大学名誉教授◉『今昔物語集』初めての本格的な漢語論集。衣食住など生活面から語位相を解明。漢文訓読論や説話・物語研究にも必須の語彙論。
    月本雅幸・東京大学教授◉「今昔」の漢語を綿密に検討し,その諸相を解明,12世紀の知識人が使い得た漢語の総体を提示する。
  • 著者について

    郭 木蘭 (カク モクラン)
    1970年生まれ。
    中国福建省出身。博士(文学)。
    2000年 明海大学外国語学部日本語学科卒業。
    2003年 東洋大学大学院文学研究科国文学専攻博士前期課程修了。
    2008年 同 博士後期課程修了。
    現在 華僑大学外国語学院専任講師 華僑大学翻訳研究センター(Center for Translation Studies of Huaqiao University)研究員(华侨大学外国语学院。华侨大学翻译研究中心)

「今昔物語集」の漢語研究 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:笠間書院
著者名:郭 木蘭(著)
発行年月日:2018/08/31
ISBN-10:4305708698
ISBN-13:9784305708694
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学小説
言語:日本語
ページ数:323ページ
縦:22cm
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