平安あかしあやかし陰陽師―怪鳥放たれしは京の都(富士見L文庫) [文庫]

平安あかしあやかし陰陽師―怪鳥放たれしは京の都(富士見L文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  この平安の陰陽師たちが最も畏れる男・賀茂光栄。安倍晴明の師であり、架空の人物ともされしその正体は―女性とも見間違う年齢不詳の美青年だった。幼なじみの歌人・藤原為頼が光栄の元を訪れると、光栄はたぐいまれな観察眼で訪問の目的を見破る。驚く為頼に光栄は微笑んだ。「このくらい見抜けねば、陰陽師は務まらぬさ」そして為頼から語られたのは、麗しき罠に誘われた青年貴族の話で…。安倍晴明に鬼才と言わしめた陰陽師が、あやしき影と対峙する宮廷絵巻、これより開宴―！

• 目次

  序　　　　　　
  第一章　肝試し後始末　
  第二章　月夜の怪鳥　　
  第三章　弘徽殿の怪　　
  第四章　藤壺　　　　　
  かりそめの結び

• 内容紹介

  【彼こそが、安倍晴明の歴史に隠れし師匠！】
  　この平安の陰陽師たちが最も畏れる男・賀茂光栄(かものみつよし)。安倍晴明の師であり、架空の人物ともされしその正体は――女性とも見間違う年齢不詳の美青年だった。
  　幼なじみの歌人・藤原為頼（ふじわらのためより）が光栄の元を訪れると、光栄はたぐいまれな観察眼で訪問の目的を見破る。驚く為頼に光栄は微笑んだ。「このくらい見抜けねば、陰陽師は務まらぬさ」そして為頼から語られたのは、麗しき罠に誘われた青年貴族の話で……。
  　安倍晴明に鬼才と言わしめた陰陽師が、あやしき影と対峙する宮廷絵巻。これより開宴――！
  
  
  図書館選書
  安倍晴明の師匠にも関わらず、歴史に隠れた陰陽師――賀茂光栄。若き彼の元へ持ち込まれた相談は「大木の内部だけが燃えさかる地獄の入り口を見た」というもので……？　美貌の陰陽師による華麗なる宮廷絵巻、開幕！

• 著者について

  遠藤　遼 (エンドウ　リョウ)
  東京都生まれ。著作に『浅草洋食亭のしあわせごはん』（メゾン文庫）、『京都伏見・平安旅館　神様見習いのまかない飯』（スターツ出版文庫）「奈良町あやかし万葉茶房」シリーズ(双葉文庫)や、「週末陰陽師」シリーズ(SKYHIGH文庫)など。
  読み応えあるストーリー展開と、人間味あふれる登場人物たちのかけあいで、多くの読者を魅了する物語を描く、ストーリーテラー。
  

平安あかしあやかし陰陽師―怪鳥放たれしは京の都(富士見L文庫) の商品スペック