鳥居強右衛門―語り継がれる武士の魂(中世から近世へ) [単行本]
    • 鳥居強右衛門―語り継がれる武士の魂(中世から近世へ) [単行本]

    • ¥1,98060 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003026874

鳥居強右衛門―語り継がれる武士の魂(中世から近世へ) [単行本]

  • 5.0
価格:¥1,980(税込)
ゴールドポイント:60 ゴールドポイント(3%還元)(¥60相当)
フォーマット:
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:平凡社
販売開始日: 2018/09/27
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

鳥居強右衛門―語り継がれる武士の魂(中世から近世へ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    自らの命を顧みず、磔に散った一人の侍。その態度が称えられ、姿は旗に描かれ、いつしか武士の鑑と祀られ、後世に伝わった。“名もなき”侍の名が現代にまで残った理由を解き明かす。
  • 目次

    はじめに――無名にして有名な武士
    鳥居強右衛門という人物
    『水曜どうでしょう』の「歴史小芝居」
    本書で述べること

    第一部 鳥居強右衛門とは何者か

    第1章 長篠の戦いに至るまで
    奥平氏と山家三方衆
    山家三方衆と武田氏
    徳川家康による長篠城攻め
    奥平定能父子の内通
    作手退去後の定能父子
    長篠城を奪われた武田氏の動き
    奥平信昌長篠城に入る

    第2章 長篠城攻防戦と鳥居強右衛門
    天正3年における武田氏の三河侵入
    武田勝頼の三河入り
    武田軍長篠城へ
    長篠城の攻防戦
    奥平軍の奮闘
    強右衛門をめぐる根本史料
    史料が語る使者・強右衛門
    捕えられ殺されるまで
    意外にちがうふたつの史料

    第3章 鳥居強右衛門伝説の成立
    強右衛門をめぐる研究
    強右衛門は実在したのか
    強右衛門の子孫
    強右衛門の身分
    『甫庵信長記』『三河物語』に先行する史料
    強右衛門をめぐる史料と記事内容
    強右衛門伝説の成立と変容
    使者の役割

    第二部 落合左平次道次背旗は語る

    第4章 目撃者・落合左平次道次
    落合左平次道次の実像
    落合道次と落合道久
    『寛永諸家系図伝』の落合道久
    道久の主君は誰か?
    道久の子孫・江戸落合家
    紀州落合家の系図・伝承
    初代の事跡を掘り起こす6代道広
    知行目録が示す落合家の家柄
    初代左平次の諱
    江戸落合家と紀州落合家の溝
    「背旗」は誰が、いつつくったのか

    第5章 旗指物の伝来と鳥居強右衛門像の流布
    5点ある強右衛門の旗指物
    落合家の旗指物
    昭和42年の調査
    6代道広作成の「指物覚」
    『系図元帳』に見える歴代の旗指物
    5点の旗指物の制作者
    6代道広による旗指物制作
    兵法家平山行蔵と強右衛門像
    強右衛門像の流布

    第6章 指物としての「背旗」
    「背旗」は背中に付けたのか?
    旗指物のつくり
    旗指物の発生論
    目立つ指物
    長篠の戦いにおける指物
    軍旗としての「背旗」
    戦国時代における旗指物の大きさ
    「背旗」の制作目的と働き

    第7章 よみがえる「落合左平次指物」
    「逆さ磔」の衝撃
    逆さ磔説への反論
    逆さ磔説の否定
    逆さ磔伝承の不思議
    落合家から紀州徳川家へ
    修理前の科学的調査
    裏の出現
    よみがえる「背旗」

    第三部 伝承される鳥居強右衛門像

    第8章 近代の鳥居強右衛門
    国定教科書『尋常小学読本』の強右衛門
    錦絵と歌舞伎の強右衛門
    国定教科書採用の背景
    重層化する強右衛門伝説
    谷村計介と「アラモの碑」
    吉川英治から内田叶夢へ
    失敗作『鳥居強右衛門』
    ロッパの予感

    終章 三河武士鳥居強右衛門
    変わる/変わらない鳥居強右衛門像
    強右衛門を弔う
    出生地市田における顕彰
    松永寺における供養と顕彰
    三河人による強右衛門顕彰前史
    鳥居家による先祖顕彰
    鳥居強右衛門堂を訪ねて
    強右衛門信仰
    鳥居強右衛門に歴史の面白さをまなぶ

    おわりに

  • 出版社からのコメント

    天正3年の長篠合戦で朽ちた無名の兵は、なぜ数多の文献に名を残し旗に姿を描かれたのか。彼の実像と虚像から歴史とは何かを考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    金子 拓(カネコ ヒラク)
    1967年山形県生まれ。97年、東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。専門は日本中世史。現在、東京大学史料編纂所准教授
  • 著者について

    金子 拓 (カネコ ヒラク)
    1967年山形県生まれ。95年、東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)。専門は日本中世史。現在、東京大学史料編纂所准教授。著書に『織田信長という歴史――「信長記」の彼方へ』(勉誠出版)、『織田信長〈天下人〉の実像』(講談社現代新書)、『織田信長権力論』(吉川弘文館)、『織田信長――不器用すぎた天下人』(河出書房新社)、『鳥居強右衛門――語り継がれる武士の魂』(平凡社)、編著に『長篠合戦の史料学――いくさの記憶』(勉誠出版)などがある。

鳥居強右衛門―語り継がれる武士の魂(中世から近世へ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:金子 拓(著)
発行年月日:2018/09/25
ISBN-10:4582477410
ISBN-13:9784582477412
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:295ページ
縦:19cm
他の平凡社の書籍を探す

    平凡社 鳥居強右衛門―語り継がれる武士の魂(中世から近世へ) [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!