「リンゴの唄」の真実―戦後初めての流行歌を追う [単行本]
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「リンゴの唄」の真実―戦後初めての流行歌を追う [単行本]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2018/10/15
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「リンゴの唄」の真実―戦後初めての流行歌を追う [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    並木路子が歌う「リンゴの唄」は、敗戦の年に映画やラジオ、レコードを通じて爆発的に流行した。「敗戦後の人々を勇気づけた」とされるこの曲がどのようにして誕生し、人々はどこで聴き、日記にどう書き、引き揚げ船ではどうやって歌ったのか―NHKの番組履歴も詳細に検証して、「歌と時代」を描き出す。
  • 目次

    凡例

    はじめに

    第1章 戦後初の音楽映画『そよかぜ』と並木路子
     1 八月十五日と文化的真空状態
     2 「戦争の歌」の呪縛
     3 「歌を忘れたカナリヤ」
     4 日本芸能社による「新流行歌の大衆審査」
     5 「ムシズ」が走る映画『そよかぜ』
     6 『そよかぜ』のストーリー
     7 戦争映画と敵性音楽の呪縛
     8 「リンゴの唄」は挿入歌?
     9 映画『そよかぜ』は一カ月で撮影された
     10 並木路子「リンゴ娘」に抜擢

    第2章 「リンゴの唄」の誕生と反響
     1 「リンゴの唄」の曲は汽車のなかで書かれた
     2 歌詞を書いたのは戦時中?
     3 東京での封切り興行は二週間だけ
     4 地方での上映はさらに少ない
     5 とりえは「リンゴの唄」のリズムだけ
     6 高見順も「全くひどいもの」
     7 『そよかぜ』は本当にGHQの検閲第一号か
     8 音楽映画が相次ぐ

    第3章 「リンゴの唄」、ラジオで人気沸騰する
     1 新聞のラジオ欄と並木路子
     2 並木路子のラジオ出演履歴
     3 並木路子の回想
     4 『砕かれた神』の衝撃
     5 『洋楽放送記録』と『放送番組確定表』という資料
     6 「リンゴの唄」の放送形態の多様性
     7 ほかの歌手も「リンゴの唄」を歌う
     8 並木路子のラジオデビュー
     9 『映画スターの午後』の解説者として
     10 歌手としての並木のラジオデビュー
     11 初めてラジオで「リンゴの唄」を歌う
     12 『希望音楽会』に「リンゴの唄」の希望殺到
     13 『希望音楽会』への出演
     14 『紅白音楽試合』で「リンゴの唄」を歌う
     15 古川ロッパの日記
     16 終戦の年の「歌いくらべ」

    第4章 レコードによる流行の本格化
     1 終戦後のレコード界の苦境
     2 「リンゴの唄」はB面?
     3 レコードも圧倒的売れ行き
     4 レコードによる流行の増幅作用
     5 一九四六年の「リンゴの唄」放送
     6 ラジオの「ながら聴取」による流行拡大
     7 実演でリンゴ投げのパフォーマンス
     8 並木路子というスターの誕生

    第5章 「リンゴの唄」を歌う国民
     1 駅や学校で歌う
     2 終戦後のラジオの新番組
     3 『のど自慢』で最も多く歌われる
     4 進駐軍と「アップルソング」
     5 復員船で看護婦たちが合唱する
     6 捕虜収容キャンプで兵士たちが大合唱する
     7 引き揚げ船で船員たちが歌う
     8 終戦と帰国をことほぐ歌
     9 引き揚げ歌の伝統と「赤化」

    参考文献

    付録1 『そよかぜ』概要と挿入歌
    付録2 『洋楽放送記録』『放送番組確定表』補遺

    あとがき
  • 内容紹介

    並木路子が歌う「リンゴの唄」は、敗戦の年に映画やラジオ、レコードを通じて爆発的に流行した。「敗戦後の人々を勇気づけた」とされるこの曲がどのようにして誕生し、人々はどこで聴き、日記にどう書き、どうやって歌ったのか――。「歌と時代」を描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    永嶺 重敏(ナガミネ シゲトシ)
    1955年、鹿児島県生まれ。九州大学文学部卒業、出版文化・大衆文化研究者。日本出版学会、日本マス・コミュニケーション学会、メディア史研究会、日本ポピュラー音楽学会会員。著書に『怪盗ジゴマと活動写真の時代』(新潮社、内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞)など
  • 著者について

    永嶺 重敏 (ナガミネ シゲトシ)
    1955年、鹿児島県生まれ。九州大学文学部卒業、出版文化・大衆文化研究者。日本出版学会、日本マス・コミュニケーション学会、メディア史研究会、日本ポピュラー音楽学会会員。著書に『オッペケペー節と明治』(文藝春秋)、『流行歌の誕生――「カチューシャの唄」とその時代』(吉川弘文館)、『東大生はどんな本を読んできたか――本郷・駒場の読書生活130年』(平凡社)、『怪盗ジゴマと活動写真の時代』(新潮社、内川芳美記念マス・コミュニケーション学会賞)など。

「リンゴの唄」の真実―戦後初めての流行歌を追う [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:永嶺 重敏(著)
発行年月日:2018/10/10
ISBN-10:4787220799
ISBN-13:9784787220790
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:194ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:350g
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