チェコSF短編小説集(平凡社ライブラリー) [全集叢書]

チェコSF短編小説集(平凡社ライブラリー) [全集叢書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  二つの大戦、社会主義政権の樹立、プラハの春とチェコ事件、そしてビロード革命―。激動の歴史を背景に中欧の小国チェコで育まれてきたＳＦ。ハクスリー、オーウェル以前に私家版で出版されたディストピア小説から、Ｊ・Ｇ・バラードやブラッドベリにインスパイアされた作品まで、チェコＳＦ界の最高峰“カレル・チャペック賞”受賞作を含む本邦初訳の傑作１１編。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  オーストリアの税関（ヤロスラフ・ハシェク）；再教育された人々―未来の小説（ヤン・バルダ）；大洪水（カレル・チャペック）；裏目に出た発明（ヨゼフ・ネスヴァドバ）；デセプション・ベイの化け物（ルドヴィーク・ソウチェク）；オオカミ男（ヤロスラフ・ヴァイス）；来訪者（ラジスラフ・クビツ）；わがアゴニーにて（エヴァ・ハウゼロヴァー）；クレー射撃にみたてた月飛行（パヴェル・コサチーク）；ブラッドベリの影（フランチシェク・ノヴォトニー）；終わりよければすべてよし（オンドジェイ・ネフ）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  オルシャ,jr.,ヤロスラフ(オルシャ,JR.,ヤロスラフ／Olsa,jr.,Jaroslav)
  １９６４‐。カレル大学にて東洋学とアラビア学、アムステルダム大学にて比較欧州研究と国際関係学を修める。１９９２年以降、駐ジンバブエ大使、駐韓国大使を歴任し、２０１４年より駐フィリピン大使。幼少時からＳＦ文学に親しみ、１９８０年代、ＳＦ月刊誌『イカリエ』の前身である『ＸＢ‐１』を発行。『イカリエ』では初年度に副編集長を務めた。イギリスのＳＦおよびファンタジー百科事典、数々のＳＦ専門誌に寄稿。アジアおよびアフリカのＳＦについての記事多数
  
  平野 清美(ヒラノ キヨミ)
  翻訳業。早稲田大学卒業

• 出版社からのコメント

  『ロボット』『山椒魚戦争』を生んだ中欧の小国チェコ。戦間期から冷戦、社会主義崩壊まで激動の20世紀に育まれた本邦初訳の11編

チェコSF短編小説集(平凡社ライブラリー) [全集叢書] の商品スペック