散文精神について [単行本]

散文精神について [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「みだりに悲観もせず、楽観もせず」―散文精神を戦時下の抵抗軸として掲げた広津和郎。没後５０年あらためて現代を見つめなおす文学と人生を思い、政治を考える。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  徳田秋声論
  藤村覚え書き
  散文精神について（講演メモ）
  散文精神について
  散文芸術の位置
  再び散文芸術の位置について
  散文芸術諸問題
  犀星の暫定的リアリズム
  美しき作家
  わが心を語る〔ほか〕

• 出版社からのコメント

  「みだりに悲観もせず、楽観もせず」ー散文精神を戦時下の抵抗軸として掲げた広津和郎。没後50年、あらためて現代を見つめなおす。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  広津 和郎(ヒロツ カズオ)
  １８９１（明治２４）年１２月５日‐１９６８（昭和４３）年９月２１日。作家、評論家。麻布中学時代から雑誌に投稿、早稲田大学時代には翻訳などをして生計をたて、舟木重雄・葛西善蔵らと同人誌『奇蹟』を創刊。卒業後、文芸評論を中心に文学の道に進む。戦時中は文学報告会会則（案）に反対するなど時流批判を隠さず、距離を置く。戦後、松川事件に深く関わり被告の無罪に奔走する

散文精神について [単行本] の商品スペック