菊に挑んだ沖縄―天皇の捨て子"沖縄"を生きる [単行本]
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菊に挑んだ沖縄―天皇の捨て子"沖縄"を生きる [単行本]

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出版社:彩流社
販売開始日: 2018/12/28
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菊に挑んだ沖縄―天皇の捨て子"沖縄"を生きる [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序 章 人生の中で忘れられない日

    第1章 戦後憲法の光と闇

    天皇家と戦後憲法
    憲法九条とアメリカ軍の駐留
    憲法改正は沖縄基地強化を意味する ほか

    第2章 天皇と沖縄

    天皇と政治活動
    本土復帰前の沖縄の天皇に対する感情

    第3章 本土新左翼の手を借りた沖縄

    60~70年代にみる新左翼運動(ベトナム戦争反対闘争)
    ほか

    第4章 学生運動の流れ

    新左翼運動の系譜
    新左翼組織にみる内ゲバ  ほか

    第5章 沖縄闘争

    本土とは異なるイデオロギー、沖縄版新左翼運動(沖縄闘争)
    ほか

    第6章 反米少年達の巣立ち──異民族支配への抵抗

    沖縄戦 焦土からの出発
    南洋群島における沖縄県民の玉砕  ほか

    第7章 混乱と貧しさの戦後沖縄

    因縁付きの誕生日
    那覇の戦後復興
    父親から受け継いだ政治意識
    英語教育を拒否した「沖縄諮詢会=後の琉球民政府文教部」
    「沖縄差別」の表裏構造
    那覇地区の終戦直後の生活
    沖縄やくざの原点「戦果アギヤ―=米軍物資の闇市流し」
    沖縄、やくざと左翼運動の共通項
    島ぐるみ闘争と沖縄だけの金融商品

    第8章 反基地闘争を刺激した青春時代の棘

    返還されないことを前提の反基地闘争
    異民族支配の歪み、混血児差別
    渡航証明書(パスポート)を無視した密航体験
    アメリカ兵による国場秀男轢殺事件
    左翼運動もどきが原因のクラス左遷

    第9章 新左翼運動の角材スタイル

    羽田闘争が生んだ沖縄学生闘争委員会(沖闘委)
    沖縄の学生を奮い立たせた「与那原君を守る会」
    沖縄学生も参画した「聖域」嘉手納基地突入と泊港強行上陸
    ほか

    第10章 新左翼運動の仲間入り

    海邦研究会の設立
    組織としてデモへ初参加「国際反戦デー」
    ほか

    第11章 在本土沖縄戦闘団

    「沖縄青年委員会(沖青委)」の誕生
    ヤマトの下で翻弄された沖縄 ほか

    第12章 天皇家にもの申し候

    聖域皇居への「住居侵入罪」と事件が及ぼす影響
    坂下門騒乱事件とは
    昭和天皇に二度切り捨てられた沖縄
    GHQ憲法と天皇制の真実
    もう一人の捨て子 北方領土  ほか

    第13章 天皇の戦争責任

    極東軍事裁判で免責された戦争責任
    極東裁判における東条英機の発言

    第14章 人生における最大の決意──皇居突入

    沖縄の無念を世に問う
    皇居突入を契機として法廷闘争へ
    皇居突入に対する同志の反応
    騒乱を起こした坂下門の歴史的意義
    1975年9月25日 決行当日の詳細
    皇居突入の犯行声明と記者会見
    皇居突入に対する沖縄の反応
    素早かった右翼の反応

    第15章 減衰していく新左翼運動

    内ゲバの恐ろしさ
    新左翼に対抗した学生右翼
    学生運動からの離脱
    沖縄解放同盟が起こした「ひめゆりの塔事件」
    ひめゆりの塔事件の詳細

    第16章 県民感情の変化

    皇室と天皇に対する沖縄県民の感情
    日本の公安の凄さと綿密さ

    第17章 海洋国家への水先案内人 ──敗北から飛翔へ

    それぞれのその後
    同志の復学支援
    私自身のその後
    沖縄左翼の転向
    実利へ舵を切った沖縄の運動
    金のなる木「アメリカ軍基地」
    40年経って右翼との対談
    時の経過と今

    第18章 沖縄の目指すべき方向の議論

    沖縄に投下され続けている迷惑料(補助金)
    沖縄が叫ぶ犠牲の補償と正義
    日本の敗戦処理から生み出された沖縄
    「グローバル人材の育成」への挑戦

    天皇と沖縄

    年表
  • 出版社からのコメント

    1975年9月、皇居坂下門乱入事件を指揮した新左翼活動家が、自らの来し方と沖縄の現状、そして未来を語る自伝的沖縄論。
  • 内容紹介

    沖縄が被ってきた悲劇、そして今に残る課題は、
    沖縄の歴史の裏側に不都合な真実として埋められている。

    最も大きなタブーは、昭和天皇が沖縄を人身御供として
    講和を図り、マッカーサーが占領政策に現人神の権威を
    利用したことである。昭和天皇の戦争責任免責のための
    セレモニーが東京裁判であり、天皇活用の裏付けが
    象徴天皇制だったのだ。

    この犠牲となった沖縄は27年間、アメリカに支配され、
    武力を否定した新憲法は日米安保条約と一対となり、
    今でも米軍基地の約七割が沖縄に集中、
    その迷惑料として毎年1兆円を超す振興予算、補助金、
    各種優遇策料が支払われている。

    この構図は本土の傲慢さと沖縄の甘えを醸成し
    今に残る沖縄問題の原点とも言えるのだ。
    本書は、このタブーに挑んだ沖縄青年の蟷螂の斧の物語である。

    図書館選書
    75年9月、皇居坂下門乱入事件を指揮した新左翼活動家が、自らの来し方と沖縄の現状、そして未来を語る自伝的沖縄論。本土と沖縄という意識が差別を生みだし、振興策という名のもたれ合いが基地を固定化している現状への提言
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山城 幸松(ヤマシロ コウマツ)
    1947年沖縄県那覇市生まれ。琉球政府立小禄高校(第一期卒)。明治大学政治経済学部中退。現在、琉球島嶼文化協会代表理事
  • 著者について

    山城 幸松 (ヤマシロ コウマツ)
    やましろ こうまつ
    1947年、沖縄県那覇市生まれ。琉球政府立小禄高校(第一期卒)。
    明治大学政治経済学部中退。在学中、沖縄青年委員会設立に参加。
    現在、琉球島嶼文化協会 代表理事。沖縄の民俗について、
    更に研究中である。
    著書に
    『沖縄を蝕む「補助金中毒」の真実  宝島新書』
    (単著、宝島社、2016年)、
    『日本「帝国」の成立  琉球・朝鮮・満州と日本の近代』
    (山城幸松、金容権 著、日本評論社、2003年)がある。

菊に挑んだ沖縄―天皇の捨て子"沖縄"を生きる [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:山城 幸松(著)
発行年月日:2018/12/25
ISBN-10:4779125332
ISBN-13:9784779125331
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:282ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:290g
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