栄花物語 歴史からの奪還 [単行本]
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栄花物語 歴史からの奪還 [単行本]

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出版社:森話社
販売開始日: 2018/10/15
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栄花物語 歴史からの奪還 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『栄花物語』を嚆矢とする歴史物語は、これまで文学作品と認識されつつも、「歴史書」であるともみなされてきた。しかし、『栄花物語』が“物語”であることの意味を真に問うため、「歴史書」という認識をいったん傍らに置いて、『栄花物語』を徹底的に“物語”として読み、その論理や表現の構造を明らかにする。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    物語と歴史の境界あるいは侵犯
    エクリチュールとしての『栄花物語』―『狭衣物語』との近似性に着目して
    藤原登子―“物語化”された尚侍
    源倫子―その摂関家の正妻らしからぬ行動
    永平親王の語りをめぐって―「十二ばかりに」に着目して
    『栄花物語』の立后と「一の人」―歴史認識の形成
    『栄花物語』「みはてぬゆめ」巻の構造―不敬事件へと収斂する物語
    二人のかぐや姫―『栄花物語』巻第六「かかやく藤壺」の彰子と定子
    『栄花物語・初花』の“語り手女房”―語り換えの方法
    『栄花物語』、固有の“歴史”語り―小一条院東宮退位をめぐる延子・顕光の恨み
    『栄花物語』進命婦考―続編の叙述の方法をめぐって
    『狭衣物語』と『栄花物語』についての一考察―賀茂斎院神事の記録
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    高橋 亨(タカハシ トオル)
    名古屋大学名誉教授。専攻=物語文学

    辻 和良(ツジ カズヨシ)
    名古屋女子大学文学部教授。専攻=平安朝文学
  • 内容紹介

    〈物語〉としての読み
    『栄花物語』を嚆矢とする歴史物語は、これまで文学作品と認識されつつも、「歴史書」であるともみなされてきた。しかし、『栄花物語』が〈物語〉であることの意味を真に問うため、「歴史書」という認識をいったん傍らに置いて、『栄花物語』を徹底的に〈物語〉として読み、その論理や表現の構造を明らかにする。
  • 著者について

    高橋 亨 (タカハシ トオル)
    高橋 亨(たかはし・とおる)
    名古屋大学名誉教授 専攻=物語文学
    『源氏物語の詩学』(名古屋大学出版会、2007 年)、『〈紫式部〉と王朝文芸の表現史』(編著、森話社、2012 年)

    辻 和良 (ツジ カズヨシ)
    辻 和良(つじ・かずよし)
    名古屋女子大学文学部教授 専攻= 平安朝文学
    『源氏物語の王権─光源氏と〈源氏幻想〉─』(新典社、2011 年)、「『栄花物語』、「心情的表現」に基づく主題論的考察」(『古代文学研究第二次』第26 号、2017 年10 月)

    桜井 宏徳 (サクライ ヒロノリ)
    桜井宏徳(さくらい・ひろのり)
    成蹊大学非常勤講師 専攻= 平安文学(中古文学)・歴史物語
    『物語文学としての大鏡』(新典社、2009 年)、「宇治十帖の中務宮─今上帝の皇子たちの任官をめぐって─」(『中古文学』第93 号、2014 年5 月)

    高橋 照美 (タカハシ テルミ)
    高橋照美(たかはし・てるみ)
    茨木市立川端康成文学館館長、立命館大学非常勤講師 専攻= 中古文学(歴史物語)
    「『大鏡』の兼家像をめぐって」(『論究日本文学』第73 号、2000 年12 月)、「『大鏡』
    の最終記事」(『立命館文学』第624 号、2012 年1 月)

    吉海 直人 (ヨシカイ ナオト)
    吉海直人(よしかい・なおと)
    同志社女子大学表象文化学部教授 専攻=平安文学(特に源氏物語と百人一首)
    『『源氏物語』「後朝の別れ」を読む』(笠間書院、2016 年)、『百人一首の正体』(角川ソフィア文庫、2016 年)

    土居 奈生子 (ドイ ナオコ)
    土居奈生子(どい・なおこ)
    成蹊大学全学教育講師 専攻=平安文学
    「〈大宮〉考─古記録・史料に見る藤原穏子─」(『名古屋大学国語国文学』第108 号、2015 年11 月)、「〈大宮〉考─古記録・史料に見る昌子内親王─」(『名古屋大学国語国文学』第110 号、2017 年11 月)

    村口 進介 (ムラグチ シンスケ)
    村口進介(むらぐち・しんすけ)
    三重大学人文学部特任准教授 専攻=中古文学
    「源氏物語の外戚政治と〈右大臣〉〈大将〉」(『日本文藝研究』第59 巻1 号、2007 年6 月)、「「ただ人にて朝廷の御後見をする」光源氏」(『国語と国文学』第95 巻4 号、2018 年4 月)

    星山 健 (ホシヤマ ケン)
    星山 健(ほしやま・けん)
    関西学院大学文学部教授 専攻=王朝物語
    『王朝物語史論─引用の『源氏物語』─』(笠間書院、2008 年)、「『栄花物語』「さまざまのよろこび」巻論─帝後宮の物語から兼家一家の物語へ─」(『中古文学』第101 号、2018 年5 月)

    久保 堅一 (クボ ケンイチ)
    久保堅一(くぼ・けんいち)
    鳥取大学地域学部准教授 専攻=平安朝文学
    「『竹取物語』と仏伝」(『中古文学』第77 号、2006 年6 月)、「〝龍のくびの珠〟を求める話─『竹取物語』求婚難題譚と戒律─」(『文学・語学』第221 号、2017 年12 月)

    山下 太郎 (ヤマシタ タロウ)
    山下太郎(やました たろう)
    大阪府立東住吉高等学校教諭 専攻=王朝物語・日記、表現論、文章論
    「古今和歌集詞書の「よめる」と「よみける」─ケリ叙述からリ叙述へ─」(『日本言語文化研究』第21 号、2017 年1 月)、「伊勢物語第九段の「蜘蛛手」と「鴫」─〈待つ女〉の映像を喚起する─」(『古代文学研究第二次』第26 号、2017 年10 月)

    廣田 收 (ヒロタ オサム)
    廣田 收(ひろた・おさむ)
    同志社大学文学部教授 専攻=古代物語・中世説話文学
    『文学史としての源氏物語』(武蔵野書院、2014 年)、『古代物語としての源氏物語』(武蔵野書院、2018 年)

    神田 龍身 (カンダ タツミ)
    神田龍身(かんだ・たつみ)
    学習院大学文学部教授 専攻=中古・中世文学
    『物語文学、その解体─『源氏物語』「宇治十帖」以降─』(有精堂出版、1992 年)、『偽装の言説─平安朝のエクリチュール─』(森話社、1999 年)

栄花物語 歴史からの奪還 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:森話社
著者名:高橋 亨(編)/辻 和良(編)
発行年月日:2018/10/18
ISBN-10:486405133X
ISBN-13:9784864051330
判型:A5
対象:教養
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:267ページ
縦:22cm
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