「主婦の友」にみる日本型恋愛結婚イデオロギー [単行本]
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「主婦の友」にみる日本型恋愛結婚イデオロギー [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2018/11/26
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「主婦の友」にみる日本型恋愛結婚イデオロギー [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ロマンティック・ラブは「恋愛/愛」へといかに変換されたか。大正から高度成長期まで、日本型近代家族の新たな側面を検証する。
  • 目次

    はじめに

    第Ⅰ部 序論

    第一章 問題設定──日本型恋愛結婚イデオロギーの固有性と変容
     第一節 日本型近代家族の発見
     第二節 日本型近代家族を巡る問い
     第三節 近代恋愛結婚イデオロギーとその下位類型
     第四節 問いと言説分析の枠組

    第二章 欧米型近代家族とロマンティック・ラブ・イデオロギー
     第一節 従来の歴史的な規定が内包する問題
     第二節 個人主義とロマンティック・ラブ・イデオロギー

    第三章 日本型近代家族と「恋愛」「愛」の導入
     第一節 明治二〇年代──精神主義的な「恋愛」「愛」の導入
     第二節 明治末~大正期──性欲と「人格」の統合に向けて
     第三節 新しい結婚方法の模索

    第四章 『主婦の友』の時代区分と潮流
     第一節 『主婦の友』の創刊から婦人四誌の黄金期まで
     第二節 『主婦の友』の言説分析を巡る方法論上の問題
     第三節 目次タイトルからみた大きな時代潮流
     第四節 対象とした記事の抽出と分析の方法

    第Ⅱ部 戦前前期─日本型近代家族の浸透期と家庭基盤型の恋愛結婚イデオロギー

    第五章 〈国家社会〉と「愛」の理想
     第一節 戦前前期における社会的・思想的な位置──体制内的キリスト教
     第二節 精神主義的な「愛」の理想──白村との比較を中心に

    第六章 結婚方法の改革とその限界
     第一節 「自由結婚」の否定
     第二節 「愛」を組み込んだ新しい結婚方法の提唱

    第七章 「愛」を巡る危機的状況と離婚観
     第一節 夫と妻の不貞の数的推移
     第二節 離婚の原則否定へ
     第三節 夫の不品行問題への解釈と対策
     第四節 内面性の語りを巡って

    第八章 夫婦「和合」の現実
     第一節 夫優位性の全肯定期
     第二節 「愛」「和合」の基盤としての性
     第三節 戦前前期の総括

    第Ⅲ部 戦時体制期~戦後期──〈国家社会〉から「幸福」への転換

    第九章 日本型近代家族の定着期と戦時体制
     第一節 国家主義と母性主義の強化
     第二節 「愛」を組み込んだ見合結婚の定着
     第三節 日本型近代家族の第一世代の夫婦関係
     第四節 夫優位性の枠内における性の解放と平等化の伸展

    第一〇章 過渡期としての戦後期
     第一節 敗戦は画期か否か?
     第二節 「恋愛」を基盤とした結婚方法への転換
     第三節 離婚の原則肯定へ
     第四節 「恋愛」「愛」の距離縮小と結婚との分化①──夫の不品行を巡って
     第五節 「恋愛」「愛」の距離縮小と結婚との分化②──妻の不貞を巡って
     第六節 「愛」と「和合」の二重性の解消
     第七節 性の縮小期
     第八節 戦時体制期~戦後期の総括

    第Ⅳ部 高度成長期──性愛傾斜型の恋愛結婚イデオロギーへ:セックスと「内面の探索」の時代

    第一一章 高度成長期前期(一)──性の爆発
     第一節 「現代主婦」の誕生と第一次主婦論争
     第二節 男女平等の進展①──純潔規範に関する中立派への転換
     第三節 男女平等の進展②──妻からの要求期
     第四節 「セックスの時代」の始まり

    第一二章 高度成長期前期(二)──「灰色の日常性」と「めくるめく非日常性」
     第一節 性愛傾斜型の近代恋愛結婚イデオロギーと「妻の座」の相対化
     第二節 「灰色の日常性」
     第三節 「人妻のよろめき」を巡る四言説

    第一三章 高度成長期後期──「女の哀しさ」と「生きがい」
     第一節 「幸福」から「生きがい」へ
     第二節 「男らしさ/女らしさ」の再構築①
     第三節 「男らしさ/女らしさ」の再構築②
     第四節 性愛傾斜型の近代恋愛結婚イデオロギーの問い直し①──「愛」+性/結婚の亀裂
     第五節 性愛傾斜型の近代恋愛結婚イデオロギーの問い直し②──「愛」/性/結婚の分離
     第六節 団地という場所
     第七節 〈私〉の「生きがい」を探して
     第八節 高度成長期の総括

    終 章 結論と課題
     第一節 全体の要約
     第二節 今後の課題

    あとがき
    目次タイトルのテーマ分類基準一覧表
    参考文献
    人名索引・事項索引
  • 出版社からのコメント

    ロマンティック・ラブは「恋愛/愛」へといかに変換されたか。大正から高度成長期まで、日本型近代家族の新たな側面を検証する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大塚 明子(オオツカ メイコ)
    1965年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中途退学。現在、文教大学人間科学部教授
  • 著者について

    大塚 明子 (オオツカ メイコ)
    大塚 明子(おおつか めいこ)
    1965年生まれ. 東京大学大学院社会学研究科博士課程中途退学. 現在:文教大学人間科学部教授. 主著:『サブカルチャー神話解体――少女・音楽・マンガ・性の30年とコミュニケーション』(共著, パルコ出版, 1993年), 『新語死後流行語――こんな言葉を生きてきた』(監修, 集英社, 2003年).

「主婦の友」にみる日本型恋愛結婚イデオロギー [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:大塚 明子(著)
発行年月日:2018/11/20
ISBN-10:4326603151
ISBN-13:9784326603152
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:644ページ ※613,31P
縦:22cm
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