旧東欧世界の民族誌―欧州統合時代に生きるトランシルヴァニア牧畜民 [単行本]

旧東欧世界の民族誌―欧州統合時代に生きるトランシルヴァニア牧畜民 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「伝統的」な生業システムを継承する、オルタナティブな農業の可能性。―ルーマニアの山村をフィールドに、「伝統的」な生産・生活様式と家族組織が、社会主義システムの崩壊と資本主義の浸透に伴い、どのように変化しながら継承されていくのかを詳細に描き出す民族誌。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　序論
  第２章　山村の社会主義
  第３章　ゴスポダリエの資源構成
  第４章　草刈りと土地の利用
  第５章　ゴスポダリエの家畜飼養
  第６章　ゴスポダリエ経営の論理と実際
  第７章　ゴスポダリエの周辺を生きる人々
  第８章　ゴスポダリエからファミリエへ
  第９章　結論

• 出版社からのコメント

  ルーマニアの半自給自足農家「ゴスポダリエ」が、グローバルな市場経済システムの中で自らの生活を変化・継承していく姿を描出する。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  杉本 敦(スギモト アツシ)
  １９７６年大阪府生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程修了。博士（文学）。東北大学大学院助教を経て、国立民族学博物館外来研究員、東北学院大学非常勤講師

旧東欧世界の民族誌―欧州統合時代に生きるトランシルヴァニア牧畜民 の商品スペック