ソーシャルペダゴジーから考える施設養育の新たな挑戦 [単行本]

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ソーシャルペダゴジーから考える施設養育の新たな挑戦 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2018/12/04
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ソーシャルペダゴジーから考える施設養育の新たな挑戦 の 商品概要

  • 目次

    序文

    第1章 序論
     レジデンシャル・チャイルドケアの歴史の概略
     ソーシャルワーク内でのレジデンシャル・チャイルドケア
     レジデンシャル・チャイルドケアの近年の歴史
     ソーシャルケアの行政改革
     政策方針の変化
     新たなケアのあり方
     本書で提示する実践の方向性の特徴
     レジデンシャルケアの中心的な特徴の抽出
     本書の構成に関して

    第2章 安全と安心:所属感
     事例
     はじめに
     毎日のルーティーン、リズム、習慣
     関係性を通した安全感
     安全感に関連した理論的な概念
     アタッチメントとコンテインメントの適用――メイヤーの『ケアの中核』
     家族と拡大家族のリズム
     ケアリングの文化的・精神的リズム
     まとめ
     事例を振り返って
     実践に向けた考え方

    第3章 養育:ケア感覚
     事例
     はじめに
     ケアの倫理
     愛情と適切な関係性
     ふれあい
     食事
     衣服
     まとめ
     事例を振り返って
     実践に向けた考え方

    第4章 健康:ウェルビーイングの感覚
     事例
     はじめに
     インケアの子どもの健康ニーズ
     インケアの子どもたちの社会環境
     健康の不平等
     近代世界に生きる
     アディクション(依存症)
     アディクションが子どもと家族へ及ぼす影響
     問題解決能力のギャップ
     ウェルビーイング
     生活場面でのアプローチ
     健康的な職員を支える
     まとめ
     事例を振り返って
     実践に向けた考え方

    第5章 達成と楽しみ:広い意味での教育
     事例
     はじめに
     教育の性質
     社会的養護のもとで暮らす子どもに対する教育
     幸福の性質
     教育と幸福の橋渡し
     広い意味での教育
     教育的機会に富むレジデンシャル・チャイルドケア
     創造性
     教師とケアするひとの役割
     ユーモア
     まとめ
     事例を振り返って
     実践に向けた考え方

    第6章 アクティビティ:目的感
     事例
     はじめに
     遊びの重要性
     遊びとアクティビティの種類
     目的意識を持ったアクティビティの利点
     適切な水準にアクティビティを調整する
     時間、空間、アクティビティ
     アクティビティの調整
     アクティビティとリスク
     「体験の手配者(experience arrangers)」としての大人
     関係性――コモン・サード(共通の第三項)
     まとめ
     事例を振り返って
     実践に向けた考え方

    第7章 尊重と責任:シティズンシップ(市民性)の概念
     事例
     はじめに
     背景
     ルールと権利を超えて
     尊重の文化を発展させる
     衝突への対応
     身体拘束
     尊重を学ぶ
     責任を学ぶ
     まとめ
     事例を振り返って
     実践に向けた考え方

    第8章 貢献:寛容な精神を育む
     事例
     はじめに
     利他主義と共感
     寛容を妨げるもの
     ケアの倫理からの寛容さへのアプローチ
     賃金労働における寛容と感謝
     精神の寛容さ
     他文化における寛容の見解
     職員の親切
     子ども・若者集団のなかの親切
     まとめ
     事例を振り返って
     実践に向けた考え方

    第9章 包摂:コミュニティ感覚
     事例
     はじめに
     排除の原因
     子どもの権利
     参加
     ソーシャルワーク上の決定への子どもの関与
     良好な関係の重要性
     ソーシャルキャピタル(社会関係資本)
     まとめ
     事例を振り返って
     実践に向けた考え方

    第10章 結論

     参考文献

     監訳者あとがきと解説

     著者・監訳者・訳者紹介
  • 内容紹介

    家庭養護の推進という国際的な動向の中で、その先頭を走ってきたイギリスでは、施設養育の意義や専門性を見直そうとする動きが起こっている。その理論的な柱となるソーシャルペダゴジーの概念を手がかりに、今後のわが国の社会的養育のあり方を考察する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    スミス,マーク(スミス,マーク/Smith,Mark)
    エジンバラ大学のソーシャルワーク上級講師。それ以前は、ストラスクライド大学でレジデンシャル・チャイルドケアの大学院コースを創設し、ソーシャルワークを教えていた。アカデミックな世界に移る前は、レジデンシャルケアの実践者、主任として20年以上の経歴を持つ。レジデンシャル・チャイルドケアに関するさまざまな文献を発表しており、特にケアの本質と養育の概念に関心を持っている

    フルチャー,レオン(フルチャー,レオン/Fulcher,Leon)
    子ども・若者を対象としたレジテンシャルケアやフォスターケアで40年以上ソーシャルワーカーとして働き、いくつかの国で大学講師としても勤務している。文化や国を超えて仕事をすること、チームワーク、ケアをするひとのケアなどが専門であり、スーパービジョンや研修にも携わっている

    ドラン,ピーター(ドラン,ピーター/Doran,Peter)
    ソーシャルワークに34年間従事し、レジテンシャルケアや教育サービスでの実務や運営に携わってきた。現在は非常勤として、地方自治体のフォスタリングやパーマネンス関連の仕事を引き受けている。また、スコットランド政府による子ども・若者に対する複合的で特別な支援ニーズに関する検討会議の議長を務めている

    楢原 真也(ナラハラ シンヤ)
    児童養護施設子供の家、治療指導担当職員。日本ソーシャルペダゴジー学会理事。大学院卒業後、児童養護施設で児童指導員や心理職として勤務。子どもの虹情報研修センター主任を経て、2015年より現職。臨床心理士、人間学博士

    徳永 祥子(トクナガ ショウコ)
    日本財団研究員。大阪市阿武山学園、国立武蔵野児童学院にて児童自立専門員として勤務後、2016年より現職。日本ソーシャルペダゴジー学会理事、福祉社会学博士
  • 著者について

    マーク・スミス (マーク スミス)
    エジンバラ大学のソーシャルワーク上級講師。それ以前は、ストラスクライド大学でレジデンシャル・チャイルドケアの大学院コースを創設し、ソーシャルワークを教えていた。アカデミックな世界に移る前は、レジデンシャルケアの実践者、主任として20年以上の経歴を持つ。レジデンシャル・チャイルドケアに関するさまざまな文献を発表しており、特にケアの本質と養育の概念に関心を持っている。

    レオン・フルチャー (レオン フルチャー)
    子ども・若者を対象としたレジデンシャルケアやフォスターケアで40年以上ソーシャルワーカーとして働き、いくつかの国で大学講師としても勤務している。文化や国を超えて仕事をすること、チームワーク、ケアをするひとのケアなどが専門であり、スーパービジョンや研修にも携わっている。

    ピーター・ドラン (ピーター ドラン)
    ソーシャルワークに34年間従事し、レジデンシャルケアや教育サービスでの実務や運営に携わってきた。現在は非常勤として、地方自治体のフォスタリングやパーマネンス関連の仕事を引き受けている。また、スコットランド政府による子ども・若者に対する複合的で特別な支援ニーズに関する検討会議の議長を務めている。

    楢原 真也 (ナラハラ シンヤ)
    児童養護施設子供の家、治療指導担当職員。日本ソーシャルペダゴジー学会理事。大学院卒業後、児童養護施設で児童指導員や心理職として勤務。子どもの虹情報研修センター主任を経て、2015年より現職。臨床心理士、人間学博士。著書に『子ども虐待と治療的養育――児童養護施設におけるライフストーリーワークの展開』(金剛出版)、『ライフストーリーワーク入門』(編著)(明石書店,2015)など。

    益田 啓裕 (マスダ ケイスケ)
    児童心理治療施設あゆみの丘主任セラピスト。2004年より現職、博士(小児発達学)。

    永野 咲 (ナガノ サキ)
    昭和女子大学人間社会学部助教。2016年東洋大学大学院福祉社会デザイン研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。2018年より現職。International Fostercare alliance理事、博士(福祉社会学)。

    徳永 祥子 (トクナガ ショウコ)
    日本財団研究員。大阪市阿武山学園、国立武蔵野児童学院にて児童自立専門員として勤務後、2016年より現職。日本ソーシャルペダゴジー学会理事、福祉社会学博士。

    丹羽 健太郎 (ニワ ケンタロウ)
    川口短期大学こども学科専任講師。児童心理治療施設那須こどもの家にて心理療法担当職員として勤務後、2015年より現職。日本ソーシャルペダゴジー学会理事、博士(学術)。

ソーシャルペダゴジーから考える施設養育の新たな挑戦 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:マーク スミス(著)/レオン フルチャー(著)/ピーター ドラン(著)/楢原 真也(監訳)/徳永 祥子(訳)/永野 咲(訳)/丹羽 健太郎(訳)/益田 啓裕(訳)
発行年月日:2018/11/30
ISBN-10:4750347558
ISBN-13:9784750347554
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:269ページ
縦:21cm
その他: 原書名: RESIDENTIAL CHILD CARE IN PRACTICE〈Smith,Mark;Fulcher,Leon;Doran,Peter〉
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