カート・ヴォネガット全短篇〈3〉夢の家 [単行本]

カート・ヴォネガット全短篇〈3〉夢の家 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  優しいニヒリストと称され、愛されてきた作家カート・ヴォネガット。彼が８４年の生涯で著した、笑いと愛に満ちた全短篇を、８つのテーマに分類し集成。４分冊の第三巻には、「ガール・プール」「ハイアニス・ポート物語」をはじめとする「ロマンス」「働き甲斐ｖｓ富と名声」テーマの２４篇を収録する。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  ガール・プール；ローマ；ミス・スノー、きみはくびだ；パリ、フランス；都会；夢の家；ハイアニス・ポート物語；愛する妻子のもとに帰れ；嘘；工場の鹿；お値打ちの物件；パッケージ；貧しくてゆたかな町；サンタクロースへの贈り物；自慢の息子；魔法のランプ；ヒポクリッツ・ジャンクション；エド・ルービーの会員制クラブ；この宇宙の王と女王；年に一万ドル、楽々と；金がものを言う；人みな眠りて；タンゴ；ペテン師たち

• 出版社からのコメント

  ヴォネガットの全短篇を８ジャンルに分類、全４巻で隔月刊行する第３巻。「ロマンス」「働き甲斐vs富と名声」テーマの24篇を収録

• 内容紹介

  すぐれた作品群を遺し、多くの人々に愛された作家カート・ヴォネガット。その生涯にものした全短篇を８ジャンルに分類、全４巻で隔月刊行する第３巻には、表題作ほか「働き甲斐vs富と名声」テーマの24篇を収録。没後10年を経て刊行する決定版。解説：川上弘美

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  ヴォネガット,カート(ヴォネガット,カート／Vonnegut,Kurt)
  １９２２年１１月１１日の終戦記念日、インディアナ州インディアナポリスに生まれる。コーネル大学生化学科へ進み、学内紙“コーネル・デイリー・サン”の編集に携わる。１９４２年、軍隊に召集。バルジの戦いにてドイツ軍の捕虜となり、ドレスデン爆撃を体験する。この体験がのちの人生に大きな影響を与えることとなる。終戦後、ゼネラル・エレクトリック社で広報として働きつつ、１９５０年、「バーンハウス効果に関する報告書」により作家デビュー。車のセールスマン、英語教師など職を転々としながら執筆を続け、雑誌を中心に短篇を発表。２００７年４月１１日、マンハッタンの自宅にて逝去。享年８４
  
  大森 望(オオモリ ノゾミ)
  １９６１年生、京都大学文学部卒、翻訳家・書評家

カート・ヴォネガット全短篇〈3〉夢の家 [単行本] の商品スペック