ヘイトクライムと修復的司法―被害からの復回にむけた理論と実践 [単行本]
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ヘイトクライムと修復的司法―被害からの復回にむけた理論と実践 [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2018/12/18
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ヘイトクライムと修復的司法―被害からの復回にむけた理論と実践 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    憎しみの連鎖を超えてヘイト犯罪を根絶する。加害者・被害者の対話によるヘイト被害修復の理論と先進的事例に関する調査に基づいた、初の本格的研究書。
  • 目次

     謝辞

     はじめに――ヘイトクライムへの取り組み

    第一章 修復的司法から見たヘイトクライムの概念
     はじめに
     「ヘイトクライム」とは何か?
     「ヘイトクライム」における「ヘイト」を定義する
     「ヘイト」を「クライム」に結びつける
     「ヘイト」を法律化する
     被害者化のプロセスとしてヘイトクライムを理解する
     ヘイトの過程
     被害者‐加害者の関係
     ヘイトクライム政策に「ヘイト事象」を取り入れる
     繰り返される「ヘイト事象」への対応としての応報的アプローチの限界
     まとめ

    第二章 ヘイトクライムのための修復的司法の概念整理
     はじめに
     第一節 修復的司法とは何か
     第二節 害悪の修復――規範的前提と経験的結果
     第三節 修復的司法の限界――方法上の問題
     第四節 ヘイトクライムを扱う修復的司法の課題とチャンスについての予備的検討
     まとめ

    第三章 ヘイトクライムが残す傷――構造的不利益から個人のアイデンティティまで
     はじめに
     第一節 構造的な不平等――憎悪による被害の始まり
     第二節 ヘイトクライム被害の直接的な影響
     まとめ

    第四章 日常的なヘイトクライムの被害を修復する――コミュニティ調停と修復的司法実践者の視点
     はじめに
     第一節 コミュニティ調停とヘイトクライム・プロジェクト
     第二節 ヘイトクライムの被害を修復する
     第三節 修復的実践者の経験
     まとめ――ヘイト事象を理解し、それがもたらす被害を修復する

    第五章 修復的な警察活動とヘイトクライム
     はじめに
     第一節 修復的警察活動
     第二節 修復的措置はヘイトクライムの被害を回復させることができるのか
     まとめ

    第六章 二次被害、国家の関わり、複数組織との協力関係の重要性
     はじめに
     第一節 ヘイトクライムに対する国家の反応――住宅局職員および警察官がもたらす被害を検証する
     第二節 複数組織連携による被害の軽減
     まとめ

    第七章 「コミュニティ」の危機――理論から実践へ
     はじめに
     第一節 「コミュニティ」に迫る危険
     第二節 支配と二次被害を防ぐ
     まとめ

    第八章 「差異」に人間性を持たせ、修復的対話で偏見に立ち向かう
     はじめに
     第一節 文化およびアイデンティティの違いを話し合う――分断された気持ちを克服する
     第二節 「差異」に人間性を持たせる――「ストーリーテリング」の重要性
     まとめ

    第九章 結論――隠された真実を明らかにする
     ヘイトクライムに対する修復的アプローチの必要性
     ヘイトクライムの本質について修復的司法が伝えること
     修復的司法の実践についてヘイトクライムが伝えること

    《論考》日本のヘイトクライムの現状――本書への架け橋[師岡康子]

     監訳者あとがき

     別表A インタビュー項目一覧 被害者と申し立てを行なった被害者用
     別表B インタビュー項目一覧 修復的司法の実践者用

     文献
     索引
  • 内容紹介

    女性やマイノリティ等をターゲットにしたヘイトクライムが世界的に深刻化しているが、本書は、加害者に厳罰を科す法規制によってではなく、被害者・加害者・地域住民を巻き込んで犯罪被害からの修復をはかる「修復的司法」による問題解決を提起する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ウォルターズ,マーク・オースティン(ウォルターズ,マークオースティン/Walters,Mark Austin)
    サセックス大学ロースクール刑法および犯罪学教授。権利と正義研究センター、犯罪研究センター教授。国際ヘイト・スタディーズ・ネットワーク共同代表。オックスフォード大学犯罪学センターにて、ヘイトクライムと修復的司法に関する博士号取得。ヘイトクライムおよび修復的司法に関する論文・著書多数

    寺中 誠(テラナカ マコト)
    東京経済大学現代法学部教員。専攻は犯罪学・刑事政策論、人権論

    福井 昌子(フクイ ショウコ)
    翻訳家。大阪経済法科大学アジア太平洋センター客員研究員
  • 著者について

    マーク・オースティン・ウォルターズ (マーク オースティン ウォルターズ)
    サセックス大学ロースクール刑法および犯罪学教授。権利と正義研究センター、犯罪研究センター教授。国際ヘイト・スタディーズ・ネットワーク共同代表。オックスフォード大学犯罪学センターにて、ヘイトクライムと修復的司法に関する博士号取得。ヘイトクライムおよび修復的司法に関する論文・著書多数。

    寺中 誠 (テラナカ マコト)
    東京経済大学現代法学部教員。専攻は犯罪学・刑事政策論、人権論。著書に、『裁判員と死刑制度――日本の刑事司法を考える』(新泉社、2010年)、『死刑の論点』(日本評論社、2016年)、『Q&Aヘイトスピーチ解消法』(共著、現代人文社、2016 年)など。

    福井 昌子 (フクイ ショウコ)
    イス回顧録――ホワイトハウス 激動の2920日』(共訳、集英社、2013年)、『オルガスムの科学――性的快楽と身体・脳の神秘と謎』(作品社、2014年)など。

ヘイトクライムと修復的司法―被害からの復回にむけた理論と実践 の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:マーク・オースティン ウォルターズ(著)/寺中 誠(監訳)/福井 昌子(訳)
発行年月日:2018/11/30
ISBN-10:475034737X
ISBN-13:9784750347370
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:429ページ
縦:22cm
その他: 原書名: Hate Crlme and Restorative Justice:Exploring Causes,Repairing Harms〈Walters,Mark Austin〉
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