RESISTANCE―カンボジア 屈せざる人々の願い [単行本]

RESISTANCE―カンボジア 屈せざる人々の願い の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  第１０回名取洋之助写真賞を受賞したフォトジャーナリストによる渾身の写真集。１５年にわたるカンボジア取材を基に、現実を突き付ける。

• 目次

  プロローグ
  Ⅰ　世界人権DAY
  Ⅱ　土地奪われし人々の闘い
  Ⅲ　テップ・バニー 社会正義のための闘い
  Ⅳ　変革の願い―カンボジア救国党の台頭と、そして解党
  Ⅴ　政治評論家ケム・レイ氏の暗殺
  エピローグ　屈せざる人々の肖像

• 出版社からのコメント

  パリ写真賞ゴールドアワード、第３８回土門拳賞を受賞。カンボジアの強権政治に屈せず、非暴力で闘う人々に迫るドキュメンタリー。

• 内容紹介

  パリ写真賞（ＰＸ３）２０２１写真集部門ゴールドアワード、第３８回土門拳賞を受賞したドキュメンタリー写真集。フォトジャーナリストの高橋智史さんが１５年にわたるカンボジア取材の集大成としてまとめた。
  写真集は土地強制収用などの人権問題、フン・セン政権による反政府派弾圧、独裁にあらがう人々の姿などを記録している。監視される日常生活、抗議の現場、デモ行進で声を挙げ、祈り、仲間を助け合う市民たち。高橋さんはこうした人々に寄り添い、自身の安全を顧みずに常に最前線でシャッターを切り、全世界にこれらの写真を発信し続けてきた。
  土門拳賞では知られざるカンボジアの現状と圧政に負けず闘う人々の姿を世界に伝えたことなどが評価された。
  
  増版では一部を加筆修正。
  
  図書館選書
  第38回「土門拳賞」受賞作品。強権政治に屈せず闘い続ける人々に迫るドキュメンタリー。15年にわたるカンボジア取材の集大成としてまとめた渾身の写真集。知られざる同国の現実を突き付けています。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  高橋 智史(タカハシ サトシ)
  フォトジャーナリスト。１９８１年秋田県秋田市生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒。大学在学中の２００３年からカンボジアを中心に東南アジアの社会問題の取材を開始。２００７年４月からカンボジアの首都プノンペンに居を移し、同年から約４年間、カンボジアの社会問題や生活、文化、歴史を取材し、秋田魁新報連載「素顔のカンボジア」で発表。現在は、政府と開発業者による土地の強制収用問題などの人権問題に焦点を当て、Ｃａｍｂｏｄｉａ　Ｄａｉｌｙ、ＣＮＢＣ、Ｔｈｅ　Ｇｕａｒｄｉａｎなどの英字メディアを中心に報道写真を発表している。主な受賞歴：２００６年「上野彦馬賞入賞」。２００７年「日本大学芸術学部芸術学部長賞」。２０１３、１４年「国際ジャーナリスト連盟（ＩＦＪ）日本賞大賞」。２０１４年「名取洋之助写真賞」。２０１６年「三木淳賞奨励賞」

• 著者について

  高橋智史 (タカハシサトシ)
  高橋智史(たかはし　さとし)
  フォトジャーナリスト。1981年10月6日、秋田県秋田市生まれ。
  日大芸術学部写真学科卒。在学中の2003年からカンボジアを中心に東南アジアの取材を開始。2007年4月から11年間、プノンペンに居を構え、同国の社会問題や生活、文化、歴史などを取材。カンボジアの人権問題に焦点を当てた報道写真を主に英字メディアで発表し続けた。近年は古里秋田の写真も精力的に撮影。
  
  〇主な受賞歴
  2006年「上野馬彦賞入賞」
  2007年「日本大学芸術学部 芸術学部長賞」
  2013、14年「国際ジャーナリスト連盟（IFJ）日本賞大賞」
  2014年「名取洋之助写真賞」
  2016年「三木淳賞奨励賞」
  2019年「土門拳賞」
  2021年「パリ写真賞(PX3)写真集部門ゴールドアワード」
  〇写真集
  2013年「湖上の命‐カンボジア・トンレサップの人々‐」（窓社）
  2014年「素顔のカンボジア」（秋田魁新報社）
  2018年「RESISTANCE カンボジア 屈せざる人々の願い」（秋田魁新報社）

RESISTANCE―カンボジア 屈せざる人々の願い の商品スペック