「学びの公共空間」としての公民館―九条俳句訴訟が問いかけるもの [単行本]
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「学びの公共空間」としての公民館―九条俳句訴訟が問いかけるもの [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2018/12/25
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「学びの公共空間」としての公民館―九条俳句訴訟が問いかけるもの の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」という俳句が「公民館だより」に掲載されなかった事件で問われた、公民館という存在の役割と可能性とは?古くて新しい「学びの公共空間」像を、公民館の歴史から繙き、世界的潮流の中で最先端の活動に取り組む事例も紹介。公民館は、そこにあります。
  • 目次

    序 章 「学びの公共空間」としての公民館
     はじめに
     1 地域にねざす社会教育施設
     2 社会教育の組織化
     3 学習権の保障
     4 本書の課題と構成


    第Ⅰ部 九条俳句訴訟と学習権の思想――「社会教育の自由」を問う

    第1章 社会教育施設における「学習の自由,表現の自由」
     1 戦後教育改革と社会教育施設の設置
     2 公民館,図書館,博物館における「学習の自由,表現の自由」

    第2章 九条俳句訴訟が問いかける「大人の学習権」
     1 「九条俳句不掲載」問題とは
     2 「大人の学習権」と「表現の自由」の架橋
     〈コラム〉旭川学テ訴訟最高裁判決(一九七六年五月二一日)

    第3章 九条俳句訴訟判決から公民館のあり方を考える
     1 公民館の「公平性・中立性」と学習者の「学習の自由,表現の自由」
     2 公民館における学習権の保障
     〈コラム〉社会教育主事


    第Ⅱ部 「学びの公共空間」がコミュニティを創る――戦後公民館のあゆみ

    第4章 公民館の設置と普及
     1 社会教育の体系と施設論
     〈コラム〉自由大学運動
     2 戦後復興と公民館建設

    第5章 地域にねざす「学びの公共空間」の形成
     1 都市化と新しい公民館像の探求
     2 市民が創る「学びの公共空間」

    第6章 「学びの公共空間」の再構築
     1 「生涯学習体系への移行」と社会教育の公共性
     〈コラム〉社会教育施設と指定管理者制度
     2 共に生きる社会づくりと「学びの公共空間」の再構築


    第Ⅲ部 現代的課題に関する学習――主権者としての学びを育む

    第7章 デモクラシーを育む
     1 民主主義と社会教育
     2 学習内容編成と公共性の視点

    第8章 憲法・平和・人権学習の展開
     1 人権・平和学習の模索
     2 人権教育・平和学習の国際的潮流と実践

    第9章 地域課題解決・地域づくり学習から広がる地平
     1 地域課題の解決というアプローチ
     2 持続可能な社会にむけて

    終 章 グローバル時代の「学びの公共空間」をひらく
     1 「対話的空間」の現代的意義
     2 CLCとしての国際的発信
     むすび グローバル時代の民主主義とリテラシー


    あとがき  
  • 出版社からのコメント

    「9条俳句」掲載拒否事件で問われた,公民館の役割と可能性とは? その分厚い歴史と,現在の多彩な各地の活動から検証.
  • 内容紹介

    「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」という俳句が公民館月報で掲載を拒否された事件をきっかけに、公民館のあり方が問われた。表現の自由問題から射程を広げ、「大人の学びの大切さ」に立脚し、古くて新しい「学びの公共空間」のあり方について検証する。戦前?戦後の公民館の歴史をふまえ、世界的潮流の中で最先端の活動に取り組む事例も紹介。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    佐藤 一子(サトウ カツコ)
    1944年生。東京大学名誉教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。埼玉大学教育学部助教授・教授、東京大学大学院教育学研究科教授、法政大学キャリアデザイン学部教授、元日本社会教育学会会長。専門は社会教育学、生涯学習論、地域文化論
  • 著者について

    佐藤 一子 (サトウ カツコ)
    佐藤一子(さとう かつこ)
    1944年生.東京大学名誉教授.東京大学大学院教育学研究科博士課程修了.博士(教育学).埼玉大学教育学部助教授・教授,東京大学大学院教育学研究科教授,法政大学キャリアデザイン学部教授,元日本社会教育学会会長.専門は社会教育学,生涯学習論,地域文化論.主な著書に,『文化協同の時代――文化的享受の復権』(青木書店),『生涯学習と社会参加――おとなが学ぶことの意味』(東京大学出版会),『世界の社会教育施設と公民館――草の根の参加と学び』(共編著,エイデル研究所),『現代社会教育学――生涯学習社会への道程』(東洋館出版社),『イタリア学習社会の歴史像――社会連帯にねざす生涯学習の協働』(東京大学出版会),『地域学習の創造――地域再生への学びを拓く』(編著,東京大学出版会),『地域文化が若者を育てる――民俗・芸能・食文化のまちづくり』(農山漁村文化協会),『九条俳句訴訟と公民館の自由』(共編著,エイデル研究所)など.

「学びの公共空間」としての公民館―九条俳句訴訟が問いかけるもの の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:佐藤 一子(著)
発行年月日:2018/12/21
ISBN-10:4000248278
ISBN-13:9784000248273
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:179ページ
縦:19cm
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