解剖 加計学園問題―"政"の変質を問う [単行本]

解剖 加計学園問題―"政"の変質を問う [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  不正確な答弁、「ご飯論法」、「記憶にない」…。大きなフラストレーションを残す国会審議のさま。加計学園問題を生み出した背景を、規制改革のあり方、「政と官」の関係、公文書管理、公益のための内部告発者保護制度など、今の政治が抱える構造的な問題として、テーマ別にあぶり出す。

• 目次

  序　
  
  
  Ⅰ　特区制度の光と影
  　１　李下に立った安倍首相
  　２　岩盤は打ち砕かれたのか
  　３　特区――誰のため？ 何のため？
  
  
  Ⅱ　形骸化する国会，揺れる政と官
  　１　国会審議の実態
  　２　働かない立法府の行政監視機能
  
  　歪められ，変形，変節したメディアと司法……………大谷昭宏
  
  
  Ⅲ　崩れる公文書　
  　１　公文書をめぐる実態
  　２　必要な見直し
  
  　公文書管理先進国アメリカの国立公文書館を訪ねる……………奥山俊宏
  
  
  Ⅳ　公益のための内部告発とは
  　１　告発者への反応を検証する
  　２　内部告発者保護制度の現状
  
  
  Ⅴ　大学と地域活性化
  
  
  加計学園の獣医学部の新設をめぐる主な経緯
  
  
  あとがき

• 出版社からのコメント

  何が加計学園問題を生み出したのか? 特区制度，政と官の関係，公文書のあり方など，テーマ別に問題をあぶり出す．

• 内容紹介

  繰り返される虚偽答弁、「ご飯答弁」、「記憶にない」…。大きなフラストレーションを残して閉じた先期国会。加計学園問題を生み出したものとその帰結を、規制改革の中で生まれた特区制度の光と影、変質した政と官の関係、公文書のあり方など、国会論戦や報道の経緯を押さえつつ、テーマ別にあぶり出す。特別寄稿=大谷昭宏。

• 著者について

  朝日新聞加計学園問題取材班 (アサヒシンブンカケガクエンモンダイシュザイハン)
  朝日新聞加計学園問題取材班
  2017年以降の一連の加計学園問題を報道した取材班．執筆は，「序」を西山公隆(東京社会部次長，現・文化くらし報道部生活担当部長)，第I章=野沢哲也(特別報道部次長，現・東京経済部長代理)，岡崎明子(特別報道部，現・オピニオン編集部次長)，星野典久(特別報道部，現・政治部)，第II章=南彰(政治部，現・新聞労連委員長)，第III章=西山公隆，久保田一道(東京社会部)，第IV章とコラム=奥山俊宏(編集委員)，第V章=西山公隆，あとがき=野沢哲也．

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