保育の自由(岩波新書) [新書]
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保育の自由(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2018/12/22
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保育の自由(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    二〇一五年から開始された子ども・子育て支援新制度や一八年から導入された「新指針」。一方で、待機児童問題、規制緩和による質の低下、企業参入による責任の所在の曖昧化など、問題は山積し、現場を混乱に陥れている。本書では、新制度と新指針を正面から検討し、独自の実践例も紹介しつつ、これからの保育の在り方を提案する。
  • 目次

    はじめに


    第1章 子ども・親・保育者の姿を見つめる
      保育園生活に支えられ,子どもの育ちを学ぶ/保育者としての生きがいを考える/制度改革と「保育の自由」が意味すること

    第2章 保育の理念を考える――いま,求められる子ども観・保育観
     1 子ども観を豊かにしていくために
      子どもの権利条約を知る/乳幼児期から権利をもつこと
     2 保育観を深めるために
      乳児の願いや想い(第1条)/意見表明の権利と保育(第12条)/子どもの最善の利益をめぐって(第3条)/休息及び余暇と保育(第31条)
     3 保育の質の向上と専門性
      保育者に求められる専門性の内容/保育の質の向上に必要なこと

    第3章 新制度の開始と待機児童問題
     1 新制度のおおまかな仕組み
     2 新制度で待機児童はどうなるか?
      施設(保育園・幼稚園・認定こども園)型の保育と地域型保育
     3 なかなか増えない認可保育園
     4 親たちのほんとうの希望とは?
     5 待機児童数は,どう変化してきたか

    第4章 子ども・親・保育者が大事にしたいこと――規制緩和を考える
     1 規制緩和策による対策でよいのか
      保育園の職員配置基準の見直し/保育園の定員の緩和――詰め込むことでよいのか/保育現場とかけ離れた答申――「規制改革推進会議第二次答申」
     2 急速にすすむ企業主導型保育
     3 幼児教育・保育の無償化と待機児童対策
     4 園庭の確保はあたりまえではないか
     5 保育者の賃金・労働条件の改善――公的財政の拡充が必要
     6 乳幼児保育施設における事故と保育の専門性

    第5章 保育所保育指針の改訂内容をどうとらえるか
     1 新指針の検討経過と全体の構成
     2 保育現場の実情から新指針を自由に議論する――私の基本的立場
      全体的な計画(保育課程)――園の目標・理念・方針/乳児保育――新指針の学びと諸条件の改善/小学校との接続強化の影響――「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」/道徳性・規範意識の芽生えをめぐって/新指針にはじめて記載された「国旗・国歌」
     3 保育の理念,保育の自由

    第6章 保育を学ぶ――保育の自由を深めるために
     1 京都の風土を生かして――保育が地域を創る試み
     2 子ども・人間への深い探究――『まきばのかぜ』と子どもたちの育ち
     3 九州の私立保育園でうかがう――保育者の真剣さと人間への信頼

    終 章 保育の自由と未来
      「三つの大好き」が育つ――園長論に学ぶ/子どもに向き合う――保育の悩みと喜び/「子どもの時間」を考える/親のパワーに学ぶこと/AI(人工知能)と保育/「ESD(持続可能な)保育」とセンス・オブ・ワンダー/地域と保育を考える――新制度五年後の議論/保育の自由と「夢」をもつ職員集団の形成


    あとがき
    引用文献・参考文献――さらに学びたい方へ   
  • 出版社からのコメント

    「新制度」や「新指針」の中身や現場の戸惑いを仔細に検証.当事者のための保育の在り方を提唱する.
  • 内容紹介

    子ども・子育て支援新制度の施行から3年。解決しない待機児童問題、規制緩和による質の低下、企業参入による責任の所在の曖昧化など、問題は山積し、現場を混乱に陥れている。本書では、新制度と「新指針」を正面から検討し、現状と課題を整理。各地で独自の実践を続ける事例等を通して、今後の保育の在り方を提唱する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    近藤 幹生(コンドウ ミキオ)
    1953年東京都生まれ。白梅学園大学・短期大学学長・教授(保育学)。信州大学教育学部卒業、聖徳大学大学院博士課程修了、博士(児童学)。1978~2004年、長野県・山梨県・千葉県で私立保育園保育士・園長を経験。2004~07年、長野県短期大学幼児教育学科専任講師、同付属幼稚園園長兼務。2007年より、白梅学園短期大学保育科准教授、同大学子ども学部子ども学科教授を経て18年より現職。日本保育学会、幼児教育史学会などの会員
  • 著者について

    近藤 幹生 (コンドウ ミキオ)
    近藤幹生(こんどう みきお)
    1953年東京都生まれ.白梅学園大学・短期大学学長・教授(保育学).
    信州大学教育学部卒業,聖徳大学大学院博士課程修了,博士(児童学).
    1978~2004年,長野県・山梨県・千葉県で私立保育園保育士・園長を経験.2004~07年,長野県短期大学幼児教育学科専任講師,同付属幼稚園園長兼務.2007年より,白梅学園短期大学保育科准教授,同大学子ども学部子ども学科教授を経て18年より現職.日本保育学会,幼児教育史学会などの会員.
    著書──『人がすき 村がすき 保育がすき』(ひとなる書房),『保育園と幼稚園がいっしょになるとき』『保育園「改革」のゆくえ』(いずれも岩波ブックレット),『明治20・30年代における就学年齢の根拠に関する研究』(風間書房),『保育とは何か』(岩波新書),『保育の哲学1・2・3・4』(共著,ななみ書房)など.

保育の自由(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:近藤 幹生(著)
発行年月日:2018/12/20
ISBN-10:4004317525
ISBN-13:9784004317524
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:205ページ
縦:18cm
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