予測がつくる社会―「科学の言葉」の使われ方 [単行本]
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予測がつくる社会―「科学の言葉」の使われ方 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2019/02/27
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予測がつくる社会―「科学の言葉」の使われ方 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    科学的予測なるものの圧力が増大するなかで。先端バイオテクノロジーやDNA型鑑定への期待、災害予測、感染症シミュレーション、地震予測、放射線被ばくのリスク予測、そして政策や経済での活用まで、予測と社会の複雑かつ多面的な関係性を考察する。
  • 目次

    第1章 過去を想像する/未来を創造する(福島真人)
     1 過去を想像する
     2 未来を創造する
     3 結論――未来へのリテラシー

    I 未来を語る――期待の社会学

    第2章 未来の語りが導くイノベーション――先端バイオテクノロジーへの期待(山口富子) 
     1 未来への期待
     2 イノベーションへの期待
     3 ゲノム編集技術への期待の高まり
     4 期待の高まりのメカニズム
     5 結論――誰による期待か/誰による予測か

    第3章 未来をつくる法システム――DNA型鑑定への期待と失望(鈴木 舞)
     1 期待と社会
     2 DNA型鑑定への期待と失望――アメリカの事例 
     3 DNA型鑑定への期待と失望――日本の事例
     4 期待・失望・実践の背景
     5 結論――法システムによる予測

    第4章 防災における「予測」の不思議なふるまい(矢守克也)
     1 「予測」が外れることをねらう
     2 「予測」を既成事実化し先取りする
     3 「予測」を言葉にしつつ実現してしまう
     4 結論――「予測」の不思議なふるまい

    II 未来のエコロジー――予測モデルの動態

    第5章 感染症シミュレーションにみるモデルの生態学(日比野愛子)
     1 モデルの基盤
     2 感染症のモデルをつくる
     3 強力な武器同士の協力?――感染症介入政策に数理モデルが活用された事例
     4 数理モデルのエコロジー
     5 結論――予測モデルの感染前夜

    第6章 語りと予測の生む複雑さ(橋本 敬)
     1 複雑さの起源――「作用するもの」と「作用されるもの」の分離不可能性
     2 「語り」の作用を複雑系科学から読み解く
     3 ミクロとマクロの相互作用の構成論的検討
     4 結論――複雑系科学からみた予測

    第7章 過去に基づく未来予測の課題――確率論的地震動予測地図(鈴木 舞・纐纈一起)
     1 地震を予測すること
     2 確率論的地震動予測地図をめぐる論争
     3 予測の検証をめぐるダイナミズム
     4 結論――地震に関する予測の課題

    III 未来をつくる――予測モデルと政策

    第8章 政策のための予測を俯瞰する(奥和田久美)
     1 予測と目的
     2 政策のための予測活動
     3 予測活動を行う主体とスタイル
     4 予測すべき対象
     5 政策的意図を持った将来予測の特徴
     結論――変化への感度と対応力

    第9章 規制科学を支える予測モデル――放射線被ばくと化学物質のリスク予測(村上道夫)
     1 リスクの予測
     2 自由主義とパターナリズム
     3 リスクと安全
     4 リスクと基準値
     結論――新しい形の基準値

    第10章 予測と政策のハイブリッド――日本の経済計画における予測モデルと投資誘導(ソン・ジュンウ)
     1 経済予測の二面性
     2 経済計画の「基本問題」――予測のズレ
     3 「誘導」――予測の新しい問題
     4 計量経済モデルの「整合性」――誘導の新しい手法
     結論――未来記述と発話行為が交わるところ


    Simulation, Prediction, and Society:
    The Politics of Forecasting
    Tomiko YAMAGUCHI and Masato FUKUSHIMA, editors.
  • 内容紹介

    地震予知,市場予測,技術評価,人口予測など,科学技術的手法を取り入れた予測は,現代社会のさまざまな領域に深く浸透している.本書では,諸領域における予測がどのようにして社会をつくるのか,その見えざる過程を明らかにし,予測と社会の複雑かつ多面的な関係性を考察する.
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山口 富子(ヤマグチ トミコ)
    国際基督教大学教養学部教授

    福島 真人(フクシマ マサト)
    東京大学大学院総合文化研究科教授
  • 著者について

    山口 富子 (ヤマグチ トミコ)
    国際基督教大学教養学部教授

    福島 真人 (フクシマ マサト)
    東京大学大学院総合文化研究科教授

予測がつくる社会―「科学の言葉」の使われ方 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:山口 富子(編)/福島 真人(編)
発行年月日:2019/02/26
ISBN-10:4130561200
ISBN-13:9784130561204
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:自然科学総記
言語:日本語
ページ数:285ページ ※279,6P
縦:20cm
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