共振する国際政治学と地域研究―基地、紛争、秩序 [単行本]
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共振する国際政治学と地域研究―基地、紛争、秩序 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2019/01/17
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共振する国際政治学と地域研究―基地、紛争、秩序 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    国際政治学と地域研究は協働を通じてさらなる発展を遂げられるのか。国際政治学と地域研究の「トップダウン」「ボトムアップ」そして「リトロダクティブ」な関係を構築する試み。
  • 目次

    序章 共振する国際政治学と地域研究[川名晋史]
     はじめに
     1. 細部に宿る「知」
     2. いかに組み合わせるか
     3.「共振」が生み出すもの

    第1部 実証のための地域

    第1章 米軍基地をめぐる国内政治メカニズム――脆弱性とホールドアップ問題[川名晋史]
     はじめに
     1. 基地政治における力
     2. 代替性,緊要性,特殊性
     3. 統合,制度化,分散
     おわりに:仮説の提示

    第2章 政治的取引財としてのチューレ空軍基地――デンマーク国内交渉を中心にして[高橋美野梨]
     はじめに
     1. 2000年代のチューレ空軍基地
     2. グリーンランドの自治権拡張
     おわりに

    第3章 米国はグリーンランドに何を求めたのか――基地をめぐる認識の変容過程[齊藤孝祐]
     はじめに
     1. チューレの軍事的価値
     2. 科学研究拠点としてのグリーンランド
     3. ミサイル防衛とイガリク協定
     4. 現在も続く価値の拡張
     おわりに

    第4章 北極圏の軍事化をめぐるパラドックス――ロシアの核戦略を中心に[小泉悠]
     はじめに:軍事化される北極
     1. 北極の戦略的意義とその変動要因
     2. ロシアにとっての北極
     おわりに:戦略的ミスコミュニケーションの帰結

    小括[齊藤孝祐・高橋美野梨]

    第2部 目的としての地域理解

    問題提起[堀場明子]

    第5章 タイ深南部・パタニ紛争――なぜ紛争は国際問題化しないのか[堀場明子]
     はじめに
     1. パタニ紛争の概要
     2. パタニ紛争へのタイ政府の対応
     3. タイ側の関心事
     4. 最大武装勢力BRNの闘争理由と戦略
     おわりに

    第6章 共通の脅威を失った同盟――冷戦後の米タイ同盟の歴史と現状[福田毅]
     はじめに
     1. 米タイ同盟の特質と米タイの現状認識
     2. 冷戦終結までの米タイ同盟の歴史
     3. 冷戦終結と米タイ同盟の変容(1980年代後半~ 1990年代)
     4. 2000年代以降の米タイ同盟
     おわりに

    第7章 冷戦後の中国の周辺外交におけるタイ――米タイ関係への楔打ち[山﨑周]
     はじめに
     1. 中国の周辺外交と米タイ同盟
     2. 中国にとっての対タイ関係の重要性と七つの要因
     3. 冷戦後中タイ関係の概観
     4. 中タイ関係における安全保障協力:中国による米タイ同盟分断のための手段
     おわりに

    小括[福田毅]

    第3部 理論の再構築と地域

    問題提起[今井宏平]

    第8章 「絶縁体国家」/「導体国家」としてのトルコ[今井宏平]
     はじめに
     1.「地域」レベルの分析視角としてのRSC
     2. トルコは絶縁体国家か
     3. 絶縁体国家としてのトルコ
     4. 戦間期の導体国家
     5. 冷戦後期から1990年代にかけて導体国家
     6. 2000年代の導体国家
     おわりに

    第9章 EUと「絶縁体国家」トルコ――疎外と期待[東野篤子]
     はじめに
     1. EU・トルコ関係の経緯
     2. 加盟交渉凍結後のEU・トルコ関係
     3. トルコの上海条約機構(SCO)への接近とEU
     おわりに

    第10章 冷戦終結以降の中東地域秩序と米国――地域安全保障複合体(RSC)の議論を手掛かりとして[溝渕正季]
    はじめに
     1. 深化する米国の対中東関与と分裂するアラブ諸国(1980~1990年代)
     2.「ブッシュ・ドクトリン」と流動化する中東地域秩序
     3.「アラブの春」と「非リベラルな覇権」の行方
     おわりに:民衆蜂起がもたらした「ポスト米国」の中東

    あとがき[川名晋史]
    索引
  • 内容紹介

    国際政治学と地域研究の「トップダウン」「ボトムアップ」そして「リトロダクティブ」な関係を構築する。

    今日の我々はグローバリゼーションの急速な進展と他方での地域主義/国家主義への揺り戻しの中に生きている。本書は、国際政治学と地域研究の協働、すなわち、グローバルな問題が地域にいかなる波及効果をもたらし、そこでの様態と反応が逆にいかにどの程度グローバルな世界に影響を及ぼしうるのかを解明する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川名 晋史(カワナ シンジ)
    東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。1979年北海道生まれ。2011年青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士後期課程修了。博士(国際政治学)。内閣府日本学術会議上席学術調査員、国立研究開発法人科学技術振興機構研究開発戦略センター特任フェローを兼任。近畿大学法学部専任講師等を経て現職
  • 著者について

    川名 晋史 (カワナ シンジ)
    川名 晋史(かわな しんじ) 
    東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。博士(国際政治学)。1979年北海道生まれ。2011年青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士後期課程修了。主要著書:『基地の政治学―戦後米国の海外基地拡大政策の起源』(白桃書房、2012年、佐伯喜一賞)、『共振する国際政治学と地域研究―基地、紛争、秩序』(編著、勁草書房、2019年、手島精一記念研究賞)、『安全保障の位相角』(共編著、法律文社化、2018年)。

共振する国際政治学と地域研究―基地、紛争、秩序 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:川名 晋史(編著)
発行年月日:2019/01/15
ISBN-10:4326302739
ISBN-13:9784326302734
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:285ページ
縦:22cm
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