女子のたしなみと日本近代―音楽文化にみる「趣味」の受容 [単行本]
    • 女子のたしなみと日本近代―音楽文化にみる「趣味」の受容 [単行本]

    • ¥3,740113 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003076938

女子のたしなみと日本近代―音楽文化にみる「趣味」の受容 [単行本]

価格:¥3,740(税込)
ゴールドポイント:113 ゴールドポイント(3%還元)(¥113相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月31日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:勁草書房
販売開始日: 2019/03/26
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

女子のたしなみと日本近代―音楽文化にみる「趣味」の受容 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    女子の音楽のたしなみをめぐる規範はどのような変遷をたどったのか。近代初期における「趣味」の受容について、女子の身体に寄り添い検討することで、「趣味」と教育、教養の内在的関連を文化史的に捉え直す。
  • 目次

    はしがき

    序論 女子の稽古文化をめぐる連続・非連続
     一 近代日本における「趣味」の受容とジェンダー化
     二 花嫁修業というイメージ
     三 本書の問いと構成

    第一章 稽古からたしなみへ
     一 女子の稽古文化の歴史をめぐって
     二 「たしなみ」への着目
     三 研究対象としての音楽のたしなみ
     四 本書における「女子」と「音楽」をめぐる諸条件

    第二章 家庭婦人の心がけとしての音楽のたしなみ
     一 資料
     二 家庭音楽論の展開と音楽のたしなみ
     三 音楽のたしなみの再発見と家庭音楽論の邦楽への浸透

    第三章 女子の心がけとしての音楽のたしなみ
     一 「令嬢」と「少女」
     二 家の娘としてのたしなみ──「令嬢」を中心に
     三 「少女」としてのたしなみ
     四 結婚準備としてホビーを増やす令嬢/洋楽への憧れを温存する少女

    第四章 なぜたしなむ程度に留めるのか──女子職業論を参照に
     一 資料
     二 職業案内書にみる
     三 婦人雑誌にみる
     四 「たしなむ程度」に抑制された楽器習得

    第五章 行儀作法としての音楽のたしなみ
     一 資料
     二 礼法書にみる
     三 西洋化が模索され続けた音楽のたしなみの披露

    第六章 花嫁修業というイメージ──「趣味」の和洋折衷化と結婚準備のための修養化
     一 女子のたしなみが遭遇した「趣味」
     二 今後の課題

    補 論 昭和戦前期の「令嬢」のたしなみ──『婦人画報』にみる「花嫁修業」と日本趣味
     一 『芳紀集』にみる
     二 「令嬢」関連記事にみる「日本趣味」
     三 伝統芸術のたしなみを強調した花嫁修業像とそのアンビヴァレントなニュアンス

    あとがき
    参考文献
    事項索引
    人名索引
    初出一覧
  • 内容紹介

    近代日本において、音楽はいかに趣味/たしなみとして、女子に受容されていったのか。当時のジェンダー規範との関わりから分析する。

    明治後期から大正期、「家庭」概念の登場・普及と軌を一にして、箏や三味線、ピアノ等の音楽は「趣味」としていかに女子に受容されたのか。史料から言説の変遷を検討しつつ、社会のジェンダー規範との交錯により、「趣味」の和洋折衷化と結婚準備としての修養化が進行し、花嫁修業イメージの原型が成立していったことを解明する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    歌川 光一(ウタガワ コウイチ)
    1985年生まれ。2008年京都大学教育学部卒業。2013年東京大学大学院教育学研究科単位取得満期退学。博士(教育学)。現在、昭和女子大学人間社会学部初等教育学科専任講師
  • 著者について

    歌川 光一 (ウタガワ コウイチ)
    歌川 光一(うたがわ こういち) 
    1985年生まれ. 2008年京都大学教育学部卒業. 2013年東京大学大学院教育学研究科単位取得満期退学. 博士(教育学). 現在:昭和女子大学人間社会学部初等教育学科専任講師. 著書:『発表会文化論――アマチュアの表現活動を問う』(分担執筆, 青弓社, 2015年), 『学校文化の史的探究――中等諸学校の『校友会雑誌』を手がかりとして』(分担執筆, 東京大学出版会, 2015年), 『クラシック音楽と女性たち』(分担執筆, 青弓社, 2015年), 『字幕とメディアの新展開――多様な人々を包摂する福祉社会と共生のリテラシー』(分担執筆, 青弓社, 2016年)ほか.

女子のたしなみと日本近代―音楽文化にみる「趣味」の受容 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:歌川 光一(著)
発行年月日:2019/03/20
ISBN-10:4326654198
ISBN-13:9784326654192
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:283ページ ※248,35P
縦:20cm
他の勁草書房の書籍を探す

    勁草書房 女子のたしなみと日本近代―音楽文化にみる「趣味」の受容 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!