惑星ジンタ(新鋭短歌シリーズ〈44〉) [単行本]

惑星ジンタ(新鋭短歌シリーズ〈44〉) [単行本] の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  １（夏の収束；レプリカドール）
  ２（烙印；かなしいからだ；天使の共食い）
  ３（秋晴れの砂漠；砂の星／凍えた村；肋骨に雨）
  ４（果てにいる；Ｂａｂｅｌ；蟻の体液）
  ５（それを夜と呼ぶ；燃えるくじら）

• 内容紹介

  【魂はどこにでもいける】
  生と死の水際にふれるつまさき。
  身体がこぼさずにはいられなかった言葉が、立ち上がる。
  （東直子）
  
  【5首】
  うつくしい島とほろびた島それをつなぐ白くて小さいカヌー
  心さえ無かったならば閉園のしずかに錆びてゆく観覧車
  松葉杖で木星を歩く　ここでしか吹けない君のろうそくがある
  熱傷をはだかの腕にひからせてあなたがひらく犬の肋骨
  喉をもつ空が洩らした嬌声のねえさん、星をもう蹴らないで

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  二三川 練(フミガワ レン)
  日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程芸術専攻在籍。研究対象は寺山修司の俳句と短歌。象短歌会、俳諧無心、詩会クレプスカに所属。練くん連句の会主宰

• 著者について

  二三川 練 (フミガワ レン)
  日本大学大学院芸術学研究科博士後期課程芸術専攻在籍。研究対象は寺山修司の俳句と短歌。象短歌会、俳諧無心、詩会クレプスカに所属。練くん連句の会主催。

惑星ジンタ(新鋭短歌シリーズ〈44〉) [単行本] の商品スペック