ムーン・ベアも月を見ている―クマを知る、クマから学ぶ現代クマ学最前線 [単行本]

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ムーン・ベアも月を見ている―クマを知る、クマから学ぶ現代クマ学最前線 [単行本]
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ムーン・ベアも月を見ている―クマを知る、クマから学ぶ現代クマ学最前線 [単行本]

価格:¥1,870(税込)
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出版社:フライの雑誌社
販売開始日: 2019/01/31
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ムーン・ベアも月を見ている―クマを知る、クマから学ぶ現代クマ学最前線 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    今や身近な動物になった日本のクマ。クマに遭ったらどうすればいい?クマと人とが、お互い無理なく暮らすには?現代クマ学の最前線と、クマを愛する“クマの人たち”の奮闘を、くま博士が熱く楽しく語ります。
  • 目次

    1〝クマの人〟になるまで 008

    クマとの出会い/丹沢のクマを追う/目の前にクマがいる!/アフリカ・ザンビアへ/ライオンには個性があった/奥多摩のツキノワグマ調査を始める/クマをもっと見たい! 知りたい!/〝クマの人たち〟の一員として

    2 世界のクマ、日本のクマ

    2-1 クマは世界に8種類いる 024
    2000万年前、クマの祖先が登場した/日本のクマは2種類、どこから来たか/三日月状の白い斑紋があるから「ムーン・ベア」/背中丸見えで冬眠するクマ

    2-2 森のあるところ、クマがいる 032
    畏怖される存在としてのクマ/日本のクマは何頭いるのか/里山、街中に出没するクマが増えている/大阪のクマが引き起こした騒動/身近になったクマとの付き合い方を考えよう

    3 クマと遭ったらどうなるか

    3-1 クマと遭ったらこうなった 046
    〝やってはいけない〟ことばかりやった/クマに遭わない工夫をしよう/クマ避けスプレーは有効か/(まずい!)と思ったその瞬間/クマの方から気づいてもらうために

    3-2 クマが人を攻撃するとき 056
    ツキノワグマの人身事故は世界一多い/クマは凶暴な動物か/ヒグマよりツキノワグマの方が事故を起こしやすい/ツキノワグマは〝ドキドキ〟している/それでもクマと遭ってしまったときの対処法/K市の人身事故から何を学ぶか/日本のクマを追いつめる前に

    3-3 あるオスグマの生涯 070
    クマに遭うのは宝くじ当選なみ/ルパン三世の発信器/夢の「衛星首輪」登場/新しいクマ研究が始まった夜/足尾のオスグマ〈MB69〉/養魚場の甘く危険な香り

    4 クマを追いかけどこまでも

    4-1 東京にもクマがいる 088
    高尾山を歩くクマ/かつて山肌はつるつるだった/クマの分布をどこまで認めるか

    4-2 九州のクマに遭いたくて 094
    クマの捕獲数は激減した/大分のクマはどこから来たか/九州グマの大調査を行なった/状況は非常に厳しい/かつてクマは神聖な動物だった/遭いたくても遭えない

    4-3 四国のクマは追いつめられている 106
    人が減り、クマも減った/絶滅へのカウントダウン/四国でがんばる〝クマの人たち〟/狭い尾根筋を行ったり来たり/クマを脅かす大規模風力発電/〝クマの人たち〟が四国に集ってきた/四国のクマを増やすには/クマをとりまく地域社会の本音

    4-4 韓国の山にクマを追う 126
    山を走るおじさん/危機的状況にある韓国のクマ/国外からクマを連れてくる/オオカミ、クマの再導入はむずかしい/韓国のクマ再導入に学ぶべきこと

    5 クマを知り、クマに学ぶ

    5-1 生け捕りにしてつきまとう 138
    知らないこと、分からないことだらけ/クマの生態と生理を解明したい/スカンジナビア・ヒグマ研究プロジェクトはすごい/ヨン・マーティンと二人の学生/国際色豊かになった足尾のステーション/「クマと目が合った!」/自分でロガーを取り出すクマ/8月のクマは飢えている/クマにも色々な都合があるのだろう

    5-2 ある日、クマをつかまえたら 158
    顔で識別するのは難しい/毎年20~30頭を捕獲する/深夜の研究室から山を目指す/クマのハンドリングの実際/吹き矢で麻酔を打つ、鼻をつねる/身体のすみずみまで調べる/採血、組織採取、首輪とロガーの取り付け/山から研究室へ、また山へ

    5-3 放射性物質とクマの暮らし 172
    2011年3月11日/心に残った大きなしこり/足尾のクマも放射能に汚染されていた/情報を開示したくない上層部/クマの汚染度が高い理由とは/放射能汚染は奥多摩までも/山の幸、川の幸はどうなるか/原発事故という人災を忘れない

    6 愛すべき〝クマの人たち〟

    6-1 奥多摩の猟師、国太郎さん 192
    国太郎さんとの出会い/猟師の黄金期/すべての獣肉は貴重品だった/「お父さんが元気なうちに」/「クマも悪ささえしなければいいんだが」/本当はどんな風に思っていたんだろう

    6-2 〝クマの女の人たち〟 202
    カレン、ガブリエラ、熊のKさん/豪快なメイシュウ・ワン/台湾のツキノワグマ事情/「研究者は保全のために何ができるか」とメイは言う

    6-3 『ベア・アタックス』のヘレロさん 214
    名著「ベア・アタックス」/奥多摩に来てくれたヘレロさん/そうして親子グマは表紙になった

    7 クマが教えてくれる私たちの未来

    7-1 社会の仕組みを変えるとき 224
    ダウンサイジングの日本へ/人口減のメリットもあるはず

    7-2 日本のクマ類管理の方向性 228
    クマを減らせばいいわけではない/鳥獣専門職員を採用した島根県/現場とマネジメント、研究の三位一体

    8 ロシア沿海州・クマ探検記 238

    ロシア人、やるなあ/ヒグマ、ツキノワグマ、トラ、ヒョウが同じ場所にいる/夢にまで見たシホテアリンの森/捕獲の準備だけで3年がかり/ついにクマがかかった!/9頭のクマの追跡が始まった/ヒグマとツキノワグマ、それぞれの暮らしぶり/変化しつつある沿海州の森で

    あとがき 256
    もっとクマを知りたい方への資料 260

    KUMA Column
    やっぱりクマが好き
     ─人はなぜクマに惹かれるのか
    山に入る装備、教えます
    クマに名前をつけないわけ
    私の知っていたクマたち
    クマは泳いで移動する
    クマをほいほい誘う餌
    クマ観察の革命、赤外線デジタルカメラ
    シカの呪い、クマの呪い
    野生動物の取り扱いと倫理
    研究費を確保せよ
    博物館へようこそ!
    間違って捕られたクマはどうなるか
    クマ引き取ります
    上空からクマを追う
  • 出版社からのコメント

    今や身近な動物になった日本のクマ。クマに遭ったらどうする? クマと人がお互い無理なく暮らすには? くま博士の最新クマの本。
  • 内容紹介

    森のあるところクマがいる。今や身近な動物になった日本のクマ。クマに遭ったらどうすればいい? クマと人とがお互い無理なく平和に暮らすには?
    東京、日光、東北、四国、九州、韓国、ロシア…、クマのためならどこまでも。現代クマ学の最前線と、クマを愛する〝クマの人たち〟の奮闘を、クマ博士の著者が分かりやすく語ります。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山〓 晃司(ヤマザキ コウジ)
    1961年東京都に生まれる。アマゾン川流域のオフロードバイクによる単独ツーリング&釣行、アフリカ・ザンビアでのライオン研究、東京都高尾自然科学博物館(廃館)学芸員、茨城県自然博物館首席学芸員などを経て、東京農業大学地域環境科学部教授。博士(農学)。動物生態学・保全生態学。日本クマネットワーク元代表・現在は国際交流委員会委員長。国際自然保護連合のアジアクロクマ専門部会委員。ミートハンター、フライフィッシャー
  • 著者について

    山崎晃司 (ヤマザキコウジ)
    山崎晃司 Koji Yamazaki  1961年東京都に生まれる。アマゾン川流域のオフロードバイクによる単独ツーリング&釣行、アフリカ・ザンビアでのライオン研究、東京都高尾自然科学博物館(廃館)学芸員、茨城県自然博物館首席学芸員などを経て、東京農業大学地域環境科学部教授。博士(農学)。動物生態学・保全生態学。日本クマネットワーク元代表・現在は国際交流委員会委員長。国際自然保護連合のアジアクロクマ専門部会委員。著書に『ツキノワグマ すぐそこにいる野生動物』東京大学出版会 2017年、『人を襲うクマ 遭遇事例とその生態』(分担執筆)山と渓谷社 2017年ほか多数。ミートハンター、フライフィッシャー。

ムーン・ベアも月を見ている―クマを知る、クマから学ぶ現代クマ学最前線 の商品スペック

発行年月日 2019/01/31
ISBN-10 4939003760
ISBN-13 9784939003769
ページ数 263ページ
19cm
13cm
発売社名 フライの雑誌社
判型 B6
NDCコード 489.57
Cコード 0095
対象 一般
発行形態 単行本
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内容 日本文学評論・随筆
分類 文芸
成年向け書籍マーク G
書店分類コード M540
発売情報解禁日 2018/12/11
書籍ジャンル 自然科学
再販商品 再販
書籍販売条件 買切
言語 日本語
厚さ 2cm
出版社名 フライの雑誌社 ※出版地:日野
著者名 山﨑 晃司

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