なぜ働き続けられない?―社会と自分の力学(岩波新書) [新書]
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なぜ働き続けられない?―社会と自分の力学(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2019/01/31
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なぜ働き続けられない?―社会と自分の力学(岩波新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    働く女性は雇用者全体の半数近くを占めるのに、本人が望んでも働き続けられないのはなぜなのか。なぜ非正規雇用が多いのか。「女は家に」という意識、育休のとりにくさ、介護の問題など課題は多い。男女共同参画社会の中での「軋轢」を描きながら、当事者の声とともに、未来に向けて提言する。
  • 目次

    はじめに


    Ⅰ いま,起きていること

    1 男女共同参画と女性活躍推進のはざまで
     部署名が変わる/経済政策と位置づける限界/変化の兆し/世界の共通目標「ジェンダーの平等」/社会に浸透したのか
    2 「参画」理念は息づいているか
     男女の個人の尊厳/固定的な性別役割分担
    3 データから見る働く女性の実情
     高い女性の非正規雇用比率/一人一人が個性と能力を発揮/どのようにして正規雇用になったのか/「男性と同等の雇用環境を」/一般職女性は「活躍」の対象外?/賃金に現れている格差/男性発信型の制度


    Ⅱ 男女雇用機会均等の時代

    1 「一九八五年」はターニングポイント
     ジョージ・オーウェル/男性に限定,男性と区別/使用者側と労働側の議論/採用,配置,昇進などが努力義務に/失望の声/男対女のせめぎあい
    2 コース別雇用管理制度の登場
     「平等」を使いわけ/総合職と一般職/コース別に名を借りた男女別管理/続く男性スタンダード
    3 均等法時代のシンボル,総合職女性
     総合職女性をめぐっての混乱/中間職の登場/残っている差別感覚/電話に出ると「男の人に替われ」
    4 “家庭”に
     結婚,出産で退職/「特別な人」でないと続かない/家事・育児は男性も巻き込んで,が未成熟


    Ⅲ 「家庭を維持するのは私」という生き方

    1 出産後
     「次代を担う者」を育てる/機が熟していなかった/「賛成反対」か,「同感するしない」か/第一子出産後はパート・派遣へ
    2 夫の育児参画
     夫は「午前」,妻は「午後」/負担が大きかった迎え担当の妻/保育所への送り迎え/世代間にバラツキ/“性別社員分離”の構図とは/「家事育児も半分半分に」
    3 新たな主婦論争の可能性
     「外さん」が出始めたころ/「主婦の自由」を謳歌?/リプロダクティブ・ヘルス/ライツ/女性の社会進出が少子化をうながす?/「適齢期」をどう受け止めるか/経済団体からの提言


    Ⅳ 女性が活躍できる社会か

    1 三〇年経ても男女間格差
     活躍できない/雇用管理区分ごとの平等/格差の原因/「女性活躍」は本気か?
    2 企業による女性社員の活躍推進
     企業が試みていること/中小企業が女性の活躍をうながすきっかけ
    3 女性は管理職になりたくない?
     重くのしかかる性別役割分担/管理職志向と職場環境/社会保険制度,配偶者控除が就労を抑制/管理職志向の低さは「作られたもの」か
    4 何が影響しているのか
     なぜ仕事を続けられないのか/女性も多様であることを重視/育児休業の取得と昇進/育児が昇進の妨げになる女性活躍推進とは?
    5 親の介護
     母を老人ホームへ/介護も妻の負担が大/女性への依存を前提にした男女平等社会


    Ⅴ 活躍推進時代の影

    1 男女間格差のルーツをたどる
     独立とは「経済的独立」/明治の経営者の証言/女性は「温順親切」「綿密丁寧」?/堤清二の証言
    2 女性の貧困
     困難に直面している人たちの暮らし/背景に非正規雇用問題/母子世帯の預貯金額/男性より低い女性の再婚率/困難の「複合化,固定化,連鎖」/「女性は経済的な自立を必要としない存在」?
    3 高齢者の貧困
     高齢社会は「女性社会」/ひとり暮らしの高齢者の経済不安/第2号被保険者への適用へ/求職者の事情に合わせて働ける社会になったが……


    Ⅵ 新たなステージに向けて

    1 「自らの意思」の大切さ
     「自らの意思」とは/「自らの意思」で選んだ生き方/労働力不足が解消したら,どうなる?
    2 古くて新しい課題「固定的な性別役割分担意識」の解消
     自分は専業主婦が夢?/「男性が主で女性が従」/末の子の年齢が低いほど,重い妻の負担/ヨーロッパでは/日本型男女共同参画/仕事,家庭「どちらも」/地方自治体の緊急課題
    3 「男女共同参画の視点」をあらゆる分野に
     被災地から学んだこと/避難所のあり方/固定的な性別役割分担の否定が前提/裁量労働は生活を侵食する?/男女ともに「親などの介護」/「男女」か「すべての人」か/男女二元論に限界?/パートナーシップ制度を採用/パートナーシップ関係にある場合/在日米国商工会議所の意見/プロセスとゴール


    おわりに
  • 出版社からのコメント

    出産,子育て,介護,そして非正規雇用……80年代からの日本の現実と,未来への提言
  • 内容紹介

    働く女性は雇用者全体の半数近くを占めるのに、本人が望んでも働き続けられないのはなぜなのか。なぜ非正規雇用が多いのか。「女は家に」という意識、育休のとりにくさ、介護の問題など課題は多い。男女共同参画社会の中での「軋轢」を描きながら、当事者の声とともに、未来に向けて提言する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    鹿嶋 敬(カシマ タカシ)
    1945年生まれ。63年、高校卒業と同時に日立製作所国分工場入社。64年7月同工場退社。65年千葉大学文理学部入学。69年卒業、日本経済新聞社入社。編集局生活家庭部長、編集局次長兼文化部長、編集委員、論説委員などを経て2005年から実践女子大学人間社会学部教授。15年から一般財団法人女性労働協会会長。2005年から17年まで政府の諮問機関、男女共同参画会議議員。第4次男女共同参画基本計画・計画策定専門調査会会長。監視専門調査会会長なども務めた
  • 著者について

    鹿嶋 敬 (カシマ タカシ)
    鹿嶋 敬(かしま たかし)
    1945年生まれ.63年,高校卒業と同時に日立製作所国分工場入社.64年7月同工場退社.65年千葉大学文理学部入学.69年卒業,日本経済新聞社入社.編集局生活家庭部長,編集局次長兼文化部長,編集委員,論説委員などを経て2005年から実践女子大学人間社会学部教授.15年から一般財団法人女性労働協会会長.
    2005年から17年まで政府の諮問機関,男女共同参画会議議員.第4次男女共同参画基本計画・計画策定専門調査会会長.監視専門調査会会長なども務めた.
    著書に『男と女変わる力学』『男の座標軸』『男女共同参画の時代』(以上,岩波新書),『男女摩擦』『雇用破壊 非正社員という生き方』(以上,岩波書店),『恵里子へ――結納式の10日後,ボリビアで爆死した最愛の娘への鎮魂歌』(日本経済新聞出版社),『男女平等は進化したか』(新曜社)などがある.

なぜ働き続けられない?―社会と自分の力学(岩波新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:鹿嶋 敬(著)
発行年月日:2019/01/29
ISBN-10:4004317568
ISBN-13:9784004317562
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:244ページ
縦:18cm
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