親を棄てる子どもたち―新しい「姨捨山」のかたちを求めて(平凡社新書) [新書]
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親を棄てる子どもたち―新しい「姨捨山」のかたちを求めて(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2019/02/18
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親を棄てる子どもたち―新しい「姨捨山」のかたちを求めて(平凡社新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    著者が開設した高齢者のためのサロンの周辺では、親の介護を無理やり行政に押しつけるなど、「子が親を棄てる」ケースが特に目立つという。もはや、血縁を頼りに安心の老後を送ることはできない。『遠野物語』に出てくる「デンデラ野」のように、高齢者同士が集住し、助け合いながら生きる共同体こそが必要なのだ。「子に棄てられる」いまを生き抜くためにも、相互扶助が可能な「姨捨山」づくりをはじめよう。
  • 目次

    はじめに
    第1章 実の子が親を棄てていく
    同じ話ばかりする要蔵さん/「お尻美人」が去ってから……/おカネの管理もままならない/夫婦揃って認知症と認定される/改めて部屋を訪ねてみると/15アンペアではブレーカーが持たない!/たとえ、身内がいたとしても/両親の悪口を延々という長男/ボランティアとは何か/大きく変わった親子の関係
    第2章 親を棄てた子の〝事件”簿
    一、詐欺の被害にあった親を罵倒する子
    「振り込め詐欺」に引っかかってしまったわたし/騙される側にも問題がある、といいたいのだが……/オレオレ詐欺が家族の崩壊を助長する/被害届をださない被害者
    二、子に棄てられた親の孤独死
    遺品整理屋がみる親と子の断絶/遺品整理士のまごころ/三年間も放置された孤独死〝事件〟
    三、遺骨の引き取りさえも拒否する子
    広がる無縁仏/遺骨すら引き取らない/葬儀屋なのになぜ、遺体を預かるのか/アンケートにみる親の本音/家族のふたりにひとりが親を看ない時代/葬儀の在りかたも大きく変わった/宅配便で送れる遺骨/大切なのは世間体?/チューブだらけの〝竹馬の友〟
    第3章 親を棄てられなかったわたし
    一、妻とわたしの母親介護日記
    母が脳梗塞で倒れた/介護のためにすべてを投げ打ってくれた妻/妻、母の介護に悪戦苦闘/ヘルパーさんから学ぶべきこと/年金こそ賢くつかえ
    二、母の介護でみえてきた問題点
    老人病棟の開設/いい看護婦、悪い看護婦/「退院勧告」vs.「退院拒否」/病院で過ごす「一日」というそれぞれの単位/〝金太郎飴〟のような老人病棟で/母に見守られた妻とわたし
    第4章「棄老」に至る要因の根底には……
    「ぐるり」に子ども食堂をオープンさせる/子どものために食事をつくる習慣がない/「キャラ弁」でなくてもいい/モザイクのような地域に住んで/わたしの住む地域で起きた子どもへの虐待/「共依存」、いずれ娘は母親を棄てることになるのか?
    第5章 認知症とすれ違う家族の思い
    「見返り美人」香川さんという女性が来亭/認知症の疑いあり/気丈に振舞った香川さん/行政のセーフティネットを利用せず、いきなり隔離とは……/親の離婚が子どもにおおきな影を落とす
    第6章 なぜ、子は親を棄てるようになったのか
    家の宗教であった「儒教」の衰退/日本の住宅事情はこう変わっていった/斬新だった同潤会アパートメント/大塚女子アパートメントの充実した施設/看取り合う精神も生まれる/「乙女ハウス」の再現を……
    第7章 持続可能な「高齢者扶助システム」を目指して
    伝説の地、遠野を訪ねる/高齢者相互扶助システムは江戸期からあった/「棄老伝説」はなかった?/棄てられる側の「自覚」と「知恵」こそ必要
    おわりに
    参考資料一覧
  • 出版社からのコメント

    著者が「高齢者のためのコミュニティサロン」を開設して10年。高齢者が抱える孤独や貧困、家族の崩壊などを見つめ直す体験的ルポ。
  • 内容紹介

    著者が開設した高齢者のためのサロンの周辺では、親の介護を無理やり行政に押しつけたりするなど、「子が親を棄てる」ケースが特に目立つという。もはや、血縁を頼りに安心の老後を送ることはできない。『遠野物語』に出てくる「デンデラ野」のように、高齢者同士が集住し、助け合いながら生きる共同体こそが必要なのだ。
    「子に棄てられる」いまを生き抜くためにも、相互扶助が可能な「姨捨山」づくりをはじめよう。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大山 眞人(オオヤマ マヒト)
    1944年山形市生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家
  • 著者について

    大山 眞人 (オオヤマ マヒト)
    1944年山形市生まれ。早稲田大学文学部卒業。
    出版社勤務を経て、ノンフィクション作家。おもな著書に『取締役宝くじ部長』『S病院老人病棟の仲間たち』(ともに文藝春秋)、『老いてこそ二人で生きたい』『夢のある「終の棲家」を作りたい』(ともに大和書房)、『悪徳商法』(文春新書)、『銀座木村屋あんパン物語』『昭和大相撲騒動記』『団地が死んでいく』(以上、平凡社新書)、『宝くじ戦争』『スタインウェイ戦争』共著、(ともに洋泉社新書y)などがある。

親を棄てる子どもたち―新しい「姨捨山」のかたちを求めて(平凡社新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:大山 眞人(著)
発行年月日:2019/02/15
ISBN-10:4582859046
ISBN-13:9784582859041
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:237ページ
縦:18cm
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