真実 [単行本]

真実 [単行本] の 商品概要

• 目次（「BOOK」データベースより）

  はじめに―朝鮮半島における日本の植民地支配について
  第１章　許成完と朱得任
  第２章　父将吉の栄光と挫折
  第３章　母敬子の死
  第４章　信仰と自立
  第５章　結婚生活の光と影
  第６章　経営者の苦難と喜び
  第７章　暴かれてゆく秘密
  第８章　新たな試練と神の御恵

• 内容紹介

  在日コリアンとして戦後を生きぬいた男の
  数奇な運命、驚愕の〝真実〟
  
  朝鮮半島を出て日本へ渡ってきた父と母は、
  成功を目前にしながら、部下の裏切りによりすべてを失ってしまう。
  そんな父の酒乱と暴力と女好きに苦しめられた日々。
  それでも、様々な出会いと助けにより、
  父の得られなかった成功と幸せを手にした私だったが……
  分断と境界を超えて生きた男の激動の物語。
  
  「在日コリアンの生活状況だけでなく、この本全体を通して、私はこれまでの約75年間の人生で起こった様々な出来事を、ありのままに記しました。ドラマチックにするための脚色やフィクションは、いっさいありません。……原則的に私の家族や親族も含めて韓国名・朝鮮名・通名（日本名）それぞれに仮名を用いていますが、それによって私の家族や親族の立場を不明確にする意図は、まったくありません」（「あとがき」より）

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  許 昇浩(ホォ スンホ)
  １９４３年徳島県生まれ。翌４４年、岡山県に疎開し、以後同県にて暮らす。５７年、中学校二年生の時、在日大韓基督教水島教会に出席を始める（６１年、同教会で受洗）。５９年、中学校を卒業、翌６０年、就職する。６２年、一八歳の時、倉敷市立工業高等学校電気科（夜間高校）に入学（仕事との両立困難により６６年３月に卒業資格取得を断念する）。６５年、二一歳の時に電気関係修理業を起業し、事業を拡大しながら２００９年までの約四五年間、代表取締役を務める。この間、岡山県の在日韓国人系金融機関の理事や在日大韓民国民団岡山県倉敷支部支団長などを歴任。２００８年、６４歳で岡山理科大学附属高等学校に入学。翌０９年に卒業し、高等学校卒業の資格を取得する

• 著者について

  許昇浩 (ホォスンホ)
  1943年徳島県生まれ。翌44年、岡山県に疎開し、以後同県にて暮らす。57年、中学校２年生の時、在日大韓基督教水島教会に出席を始める（61年、同教会で受洗）。59年、中学校を卒業、翌60年、就職する。62年、18歳の時、倉敷市立倉敷工業高等学校電気科（夜間高校）に入学（仕事との両立困難により66年3月に卒業資格取得を断念する）。65年、21歳の時に電気関係修理業を起業し、事業を拡大しながら2009年までの約45年間、代表取締役を務める。この間、岡山県の在日韓国人系金融機関の理事や在日大韓民国民団岡山県倉敷支部支団長などを歴任。2008年、六四歳で岡山理科大学附属高等学校に入学。翌09年に卒業し、高等学校卒業の資格を取得する。

真実 [単行本] の商品スペック