中高年期の夫婦関係-結婚コミットメントとジェネラティヴィティの視点から [単行本]

中高年期の夫婦関係-結婚コミットメントとジェネラティヴィティの視点から の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  どのようなあり方が、夫婦関係満足度や心理的健康を高めるか。

• 目次

  序　章　研究の目的と調査の概要（伊藤裕子）
  1節　本書が目指すもの
  2節　本書の調査概要
  
  第I部　中高年期と子育て期の結婚コミットメント
  
  第1章　結婚コミットメント尺度の作成：中高年期夫婦を対象に（伊藤裕子）
  1節　結婚コミットメント尺度の作成
  2節　結婚コミットメントと配偶者との関係性
  第2章　中高年期夫婦における結婚コミットメントと精神的健康におけるジェンダー差（伊藤裕子）
  第3章　結婚コミットメントからみた中高年期の夫婦関係（伊藤裕子）
  第4章　子育て期の子どもをもつ夫婦の結婚コミットメント：子の存在は離婚を思い止まらせるか（伊藤裕子）
  第5章　子育て期と中高年期の結婚コミットメント（伊藤裕子）
  1節　子育て期の結婚コミットメントと夫婦関係：意見の一致を中心に
  2節　子育て期と中高年期の結婚コミットメント
  
  第II部　中高年期におけるジェネラティヴィティ
  
  第6章　中高年期におけるジェネラティヴィティの構造とジェンダー差（相良順子）
  1節　中年期におけるジェネラティヴィティの構造とジェンダー差
  2節　ジェネラティヴィティの年代差とジェンダー差
  3節　中年期女性のジェネラティヴィティと達成動機：就業形態による差異
  第7章　中年期の結婚コミットメントがジェネラティヴィティと主観的幸福感に及ぼす影響（伊藤裕子）
  
  第III部　夫婦関係と心理的健康
  
  第8章　中高年期の夫婦関係における低勢力認知（相良順子）
  1節　低勢力認知尺度の作成とジェンダー差および世代差
  2節　中高年期の夫婦における低勢力認知と離婚願望：ペアデータの分析から
  第9章　中高年期の夫婦関係と精神的健康指標のジェンダー差（伊藤裕子）
  第10章 夫婦関係における親密性の様相（伊藤裕子）
  
  付　録
  （2008年調査）夫婦の関係と生活意識に関する調査
  （2013・2014年調査）夫婦の関係と生活意識に関する調査
  （2015年調査）家庭と家族に関する調査
  （2016年調査）夫婦の関係と生活意識に関する調査

• 出版社からのコメント

  中高年期に夫婦二人で過ごす期間が長期化するなかで、どのようなあり方が夫婦関係満足度や心理的健康をもたらすか。実証研究から迫る

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  伊藤 裕子(イトウ ユウコ)
  文京学院大学人間学部教授。博士（心理学）
  
  相良 順子(サガラ ジュンコ)
  聖徳大学児童学部教授。博士（人文科学）

• 著者について

  伊藤　裕子 (イトウ　ユウコ)
  文京学院大学人間学部教授。博士（心理学）。
  主著に，『夫と妻の生涯発達心理学』（分担執筆，福村出版，2016），『夫婦関係と心理的健康』（共著，ナカニシヤ出版，2014），『日本の夫婦』（分担執筆，金子書房，2014），『ジェンダー・アイデンティティ』（編著，至文堂『現代のエスプリ（別冊）』，2006），『ジェンダーの発達心理学』（編著，ミネルヴァ書房，2000）など。
  
  相良　順子 (サガラ　ジュンコ)
  聖徳大学児童学部教授。博士（人文科学）。
  主著に，『保育の心理学［第3版］』（共著，ナカニシヤ出版，2018），『保育の現場で役立つ心理学』（共編著，アイ・ケイコーポレーション，2018），『夫婦関係と心理的健康』（共著，ナカニシヤ出版，2014），『図で理解する発達』（共著，福村出版，2010），『子どもの性役割態度の形成と発達』（単著，風間書房，2002）など。

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