ゴムの補強-ナノフィラーの可視化による機構解析 [単行本]
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ゴムの補強-ナノフィラーの可視化による機構解析 [単行本]

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出版社:朝倉書店
販売開始日: 2019/02/15
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ゴムの補強-ナノフィラーの可視化による機構解析 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    第1部 ゴムのフィラー補強
     1 ソフトナノコンポジットとしてのゴム材料
      1.1 カーボンブラック充てん加硫天然ゴム:ポリマー系複合材料の先駆け
      1.2 ナノフィラー充てんゴム架橋体における補強
      1.3 ソフトナノコンポジットの展開
     2 ゴムの補強とフィラー
      2.1 ゴムにおける補強効果
      2.2 ゴム用非補強性フィラー
      2.3 補強性ナノフィラー
       2.3.1 カーボンブラック(CB)
       2.3.2 シリカ
       2.3.3 球状粒子以外のゴム補強材料
      2.4 補強因子:バウンドラバーとストラクチャー
       2.4.1 補強作用の考え方
       2.4.2 バウンドラバー
       2.4.3 フィラーにおけるストラクチャー
       2.4.4 フィラー添加の流体力学的効果
       2.4.5 ナノフィラーのストラクチャー形成:フィラーのネットワーク構造
      2.5 ゴム補強の考え方に関する補足
       2.5.1 ペイン効果とマリンス効果
       2.5.2 佐藤・古川の補強理論
       2.5.3 混練とナノフィラー凝集体
       2.5.4 流体力学的効果の現時点での評価
       2.5.5 フィラー補強のプロモーター

    第2部 ナノフィラーの分散解析とゴムの補強機構
     3 3次元透過電子顕微鏡(3D-TEM)の原理と実際
      3.1 透過電子顕微鏡(TEM)による像形成
      3.2 3D-TEMによる立体像の形成
       3.2.1 TEMとトモグラフィー
       3.2.2 トモグラフィーのTEMへの適用
       3.2.3 3D-TEM測定の注意点
     4 3D-TEMによるナノフィラー分散の可視化
      4.1 シリカ分散の3次元可視化
       4.1.1 硫黄加硫ゴムの測定前処理
       4.1.2 シリカ分散の3次元可視化像とその解析
       4.1.3 親水性および疎水性シリカの3次元可視化
      4.2 カーボンブラック分散の3次元可視化
       4.2.1 カーボンブラック分散の3次元可視化像とその解析
       4.2.2 カーボンブラックのネットワーク形成
      4.3 その他のフィラーの3次元可視化
     5 カーボンブラックによるゴムの補強機構
      5.1 前史(19世紀~20世紀前半)
      5.2 ゴム補強効果のモデルとその展開 I(20世紀後半~20世紀末)
      5.3 ゴム補強効果のモデルとその展開 II(21世紀初頭)
      5.4 放射光等を利用したフィラークラスターに関する最近の成果
      5.5 ゴムの補強機構と力学的レオロジーモデルについての試論

    第3部 ゴムの非カーボン補強
     6 シリカ補強ゴム
      6.1 ゴム用シリカ粒子利用の変遷
       6.1.1 ゴム用湿式法シリカ
       6.1.2 ゾル-ゲル法によるin situシリカ充てんの始まり
      6.2 in situシリカ補強
       6.2.1 ジエン系ゴム網目系で生成,分散されたシリカ粒子
       6.2.2 混練可能なin situシリカ含有ゴム
       6.2.3 ラテックス中でのin situシリカ生成とフィラーネットワーク化 
     7 リグニン補強ゴム
      7.1 リグニンへの期待
      7.2 ソフトプロセスによるゴムへのリグニンの混合
      7.3 ゴム用補強性フィラーとしてのリグニン
     8 天然ゴムにおける自己補強性:テンプレート結晶化
      8.1 天然ゴムの結晶化
       8.1.1 アモルファスと結晶
       8.1.2 核生成と天然ゴムの低温結晶化
      8.2 テンプレート結晶化:天然ゴムの伸長結晶化機構
       8.2.1 伸びきり網目鎖
       8.2.2 テンプレートの生成と結晶化の進行
       8.2.3 テンプレート結晶化の速度論的モデル
      8.3 天然ゴムの自己補強性
       8.3.1 引張り特性
       8.3.2 引裂き特性:き裂成長の防止
       8.3.3 疲労特性
       8.3.4 天然ゴムにおける新たな機能性の発現

    第4部 人類の持続的発展とゴムの補強
     9 ソフトマテリアルとしてのゴム系ナノコンポジットの将来
      9.1 グローバリゼーションと持続的発展:技術をめぐる歴史的背景
       9.1.1 グローバリゼーション:交通化と情報化
       9.1.2 交通化と情報化の相互作用と人類の持続的発展
      9.2 21世紀におけるソフトマテリアル
      9.3 21世紀におけるゴム系ナノコンポジット
       9.3.1 交通化とゴムの補強
       9.3.2 ゴム材料の将来
    索引
  • 出版社からのコメント

    ゴムの実用上,もっとも基本的かつ重要な技術のひとつである「補強」を体系的に解説.
  • 内容紹介

    ゴムの実用上もっとも基本的かつ重要な技術のひとつである「補強」に関する最新の知見を体系的に解説。〔内容〕ゴムにおける補強効果/3D-TEMによるナノフィラー分散の可視化/カーボンブラックによるゴムの補強機構/シリカ補強ゴム/他
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    〓谷 信三(コウジヤ シンゾウ)
    1942年大阪府に生まれる。1969年京都大学大学院工学研究科博士課程中退。現在、京都大学名誉教授。工学博士

    加藤 淳(カトウ アツシ)
    1954年山形県に生まれる。1985年東北大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、株式会社日産アークオートモーティブ解析部シニアエンジニア。理学博士

    池田 裕子(イケダ ユウコ)
    1956年京都府に生まれる。1988年名古屋大学大学院農学研究科後期博士課程中退。現在、京都工芸繊維大学分子化学系教授。工学博士
  • 著者について

    粷谷 信三 (コウジヤ シンゾウ)
    前京大

    加藤 淳 (カトウ アツシ)
    日産アーク

    池田 裕子 (イケダ ユウコ)
    京都工繊大

ゴムの補強-ナノフィラーの可視化による機構解析 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:朝倉書店
著者名:〓谷 信三(著)/加藤 淳(著)/池田 裕子(著)
発行年月日:2019/03/01
ISBN-10:4254252692
ISBN-13:9784254252699
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:その他工業
言語:日本語
ページ数:194ページ
縦:21cm
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